日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2015.09.12 Sat
9月5日(土)~6日(日)信州サイクリング(前篇)~妙高・飯綱高原・坂中峠・善光寺・西街道
妙高高原(新潟県)で二泊三日の(職務上の)合宿後、帰路は自転車で信州を南下してみることにした。

先に、一日目の実走経路地図を示しておこう。


(距離:73キロ、累積獲得標高:1012メートル)

信州(長野県)は、これまでにも何回も自転車で走り回ったことがあるが、その度に何とも広大な地域であることかと感心していたら、全国都道府県では、列島で4番目に面積が広い県であるという(因みに千葉県は28位)。

それだけでなく長野県は、平均標高では堂々日本一の889メートル!(因みに千葉県の平均標高は46メートル)。
何と「平均」標高からして、関東の名峰筑波山の標高(877m)を凌ぐ。
まさしく、業平橋の新電波塔(634m)なぞ、長野県民からすれば、足下に睥睨する対象でしかなかろう。

「そんな山奥に暮らすのは大変でしょうね」と関東の人は言うかもしれない。
しかし、さにあらず。

長野県は、旧石器時代から関東なぞより人口も多く(野尻湖人)、新石器時代(縄文)の遺跡もたくさんあって、同時期の関東に引けを取らないほど人煙豊かな地であった。
とりわけ、ヤマト政権期以来、古代・中世・近世を通じて、関東と関西をつなぐいくつかの幹線道は、事実上、長野をその要衝としていた。

IMG_5156.jpg
(約4万年前、旧石器時代人が集住して獲物を捕獲していた野尻湖畔)

IMG_5150.jpg
(野尻湖人によって捕獲解体されたナウマン象の骨)

長野の旧名を「信濃(しなの)」という。
古代の信濃国府は、北国街道(現国道18号)沿いの上田あたりにあったらしい。

古代には、「科野(しなの)」と表記することが多かった。
「シナ」とうのは、古代語では、段差のある崖のような地形を表す言葉である。

「科野(しなの)」。
山々が重層的に連なっている光景を思い浮かべる。
まさしく長野県の地形そのものと言える。
長野県内の埴科(はにしな)、更級(さらしな)、蓼科(たてしな)などの地名の「シナ」もこれと同様であろう。

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(典型的な長野県の風景・飯綱高原付近)

妙高の合宿所を、学生たちに見送られて9時半頃出発。

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(妙高の合宿所近くの、廃校になった学校グランド。正面の山は黒姫山)

長閑な山間の集落が連なる県道119号線から県道37号線を経て飯綱高原へ。
トンネルを迂回して、旧道の坂中峠を越える。

IMG_5190.jpg
(黒姫駅付近)

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(坂中峠への道)

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(坂中峠への道)

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(坂中峠。眺望なし。小さな祠があるのみ)

山奥で選挙の街宣カーの人員が、アナウンスの練習をしていたのには驚いた。
聞けば、街中で練習すると、選挙違反になってしまうとか。

至るところにリンゴ畑、蕎麦畑、そして稲田。
山道では、胡桃の樹が大きな実をつけていた。
房州の「千枚田」なぞ嘲笑うかのような壮大な棚田(稲刈りはこれから)。

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(リンゴ畑)

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(蕎麦畑)

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(棚田)

11時半頃、長野善光寺に到着。
土曜日なので、参拝客多し。
善光寺には、また来月に来る予定なので、簡単にお参りを済ませる。
善光寺参道では大道芸フェステバルをやっていた。

IMG_5204.jpg
(善光寺への道・下に見えるは県道37号線)

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(善光寺への道)

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(長野善光寺)

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(善光寺参道では、大道芸フェステバルをやっていた)

長野市内を抜けて、犀川の流れに沿って走る国道19号線(西街道)筋に出る。
のどかな旧道がよく残っている。

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(国道19号線の旧道・安茂里)

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(国道19号線の旧道・安茂里)

合宿所で朝飯を食べて以来、何も食べていないのでかなりの空腹なのだが、旧道ばかり走っているせいか、なかなかこれといった店が現れない。
仕方がないので、途中の産直販売所で買っておいたおやきを、犀川にかかる両郡橋の手前で頬張る。

IMG_5217_201509120454553ee.jpg
(補給食のおやき)

その後も、国道19号線の対岸を走る旧道を辿ったので、店は一軒も現れない。
このままではエネルギー切れになってしまうと心配していると、小笠橋を渡ると、旧道は一時的に新道(=国道)と合流。
国道筋のラーメン屋(「八珍」)なる看板が見えたので、大喜びで入店して、特製味噌ラーメンを食べる(ウマかった・長野市篠ノ井山布施)。

IMG_5218.jpg
(国道の対岸を走る旧道)

IMG_5220.jpg
(「八珍」の味噌ラーメン)

旧道は、クルマが来ないので快適だが、かなり起伏が厳しい。
山間の集落では、ご老人がのんびりと農作業をしている。
中世戦国期の城跡などを訪ねる。

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(旧道の風景)

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(旧道の風景・犀川)

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(戦国期の城跡)

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(その説明版)

所々、犀川の翠色の流れと随走する。

IMG_5223.jpg
(犀川)

国道沿いに「ふれあいセンター・さざなみ」(長野県大町市八坂)の看板。
もう17時を回っているので、ここに泊まることにした。
素泊まりで2700円(温泉あり)とは安い。
しかも、18畳敷きの巨大な部屋だった。

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(犀川の畔にある「ふれあいセンター・さざなみ」)

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(18畳の大きな部屋に私ひとり)

洗濯機があったので、3日分の洗濯を済ませ、風呂に入って、食堂で、瓶ビールと豚しょうが焼き定食。

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(共用だが、洗濯機と冷蔵庫完備)

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(風呂から上がって食堂でビール)

宿舎は、元々学校か公民館だったものを改修したもののようである。
120人ぐらいは収容できそうな大きな木造家屋だったが、泊まっているのは私一人だけ。
しかも、夜になるとスタッフも家に帰ってしまうので、広々とした廊下を渡って便所に行く際には、座敷童でも出てきそうでちょっとばかり怖かった。

IMG_5246.jpg
(怖かった板廊下)

走行距離 :73キロ(VIVALOロード)

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
旅(自転車)    Comment(2)   Top↑

Comment
Posted by kincyan
今回通られたみちも良いですね。私は逆方向から行ってみようかな。昨夏雨が心配で信州に電車で行ったのでしたが、自転車でトライしたい。大町から長野経由妙高。シナというのは段差という意味がありとのこと、勉強になりました。
2015.09.17 Thu 08:28 URL [ Edit ]
西街道 Posted by 断腸亭
均ちゃん、後篇がなかなか書けなくてごめんなさい。

西街道は、北上する方が、下り基調になるので多少楽だと思います。

沿線は、集落が少ないので、コンビニや食堂がほとんどありませんが、道の駅が二つあります。

国道は走りやすくはありませんが、旧道は最高です。

是非、走ってみてください。

後半の経路図;
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=45be7ffdc3b12003f09f48a8a945ec66
2015.09.18 Fri 07:02 URL [ Edit ]

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