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断腸亭日録~自転車日記
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2015.02.19 Thu
迎春~謹賀新年
迎春~謹賀新年。

昨日、ニュース番組で、中国の正月風景について、まるで珍奇な風習のように伝えられているのを見て、思わず笑ってしまった。

おかしかったのは、およそ23億人もの民が正月に大移動(里帰り)をするとか、正月休みで日本に旅行に来て「爆買」をするということではない。

大量消費社会で、せかせかした生活に慣れているわれわれ日本人には、生活物資の買いだめや、忙しい旅行のありようなぞ、何ら珍しいことではないどころか、まるで、中国人が、今さら日本人の真似をしているとしか思えないのではなかろうか。

それよりも、私がおかしかったのは、番組中で「中国の正月(春節)」と称するものが、かつては日本列島の正統な正月であったことを、番組制作者たちがどうも知らないらしいということであった。

現在の歴(グレゴリオ歴)が導入されたのは、つい最近(明治5年)のことで、それまではずっと、われわれ列島人は旧暦(つまりは、中国の歴と同じ)で生活してきたのである。

和歌に描かれている季節感と微妙に誤差があるのも、「迎春」という表現に違和感を感じるのも、それが原因である。

昔から行われていた風習だと思っていることの多くが、案外、明治(近代)から始まっていることが多いものである。
既に戦前、柳田国男が、どこかでそう指摘していた。

つまりは、そういう勘違いは、今に始まったことではなく、既にかなり昔から始まっていたということである。

奇しくも、本日2月19日(年によって違う)が、旧暦の正月である。

これをもって、謹んで、新年のご挨拶としたいと思う。

因みに、アジアにおいて、新暦(西欧歴)で正月を祝っているのは日本だけではなかろうか。
これを誇らしいことと思うか、恥ずかしいことと思うかは、無論、その人の自由であるが、伝統を重んじない日本近代を正確に映し出しているとは言えよう。

歌川広重 「霞ヶ関正月風景」

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