日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2012.03.01 Thu
WレバーのFUNAKUBOに乗って~都心初走行(湯島天神の梅花など)
クロモリロードのFUNAKUBOは、まだ、100キロそこそこしか乗ってない。
水元公園の周辺を試乗がてらちょろちょろと走っただけ。
というのも、Wレバーで都心を走るのがちょっと怖かったからである。
それでも、自分としては、一応、練走も済んだので、いよいよ、この自転車で通勤してみることにした。

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(クロモリロードのFUNAKUBO

私は、月平均約1000キロ(プラスマイナス100キロ)ぐらい走るが、その7~8割は通勤である。
なので、通勤で使えない自転車は、私にとって、それこそ、無用の長物になってしまう。
だからといって、Wレバー仕様であることを、通勤に使えない理由にはできない。
というのも、25年ぐらい前までは、ツール・ド・フランスだって、ジロ・デ・イタリアだって、日本一周だって、通勤通学だって、ロードやスポルティフやランドナーなら、全員が、おしなべてWレバーで走り回っていたわけで、「使えない」とすれば、それは自転車側のせいではなく、明らかに、乗り手側のせいだからである。

今日は、暖かかった。
自転車に乗っていても、居眠りをしていまいそうな陽気である。

久しぶりに、隅田川堤にて、激安250円弁当を食べる。
久々に食べると、大変美味しいような気がする。

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(長らく、寒くて食べられなかった「野外」弁当を、隅田川堤で食べる。焼肉弁当250円!)

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(枕橋近くで、食後のコーヒータイム)

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(北十間川の舟だまり。枕橋より)

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(蔦の絡まる東武線高架。風景壊しの新電波塔も写ってしまった)

駿河台の職場に到着。
往路では、Wレバーの使い心地、未だしっくり来ず・・・。

職場では、年度末〆のいくつかの書類を提出して、いくつかの野暮用をこなして退散。

Wレバーの変速は、当然のことながら、眼で確認しないでもできなければならないので、自転車に跨って、ハンドルとレバーとの距離を手に覚えさせる。
ブラケット位置からレバーまでを手を行ったり来たりさせ、その後、下ハンからレバーまでも同じことを30回ぐらい繰り返す。
まず、右手で右レバー、次いで、左手で左レバー。
この練習で分かったことは、レバーは、指で操作するのではなく、レバーの支点を含めて手全体で包み込むように操作するような意識で動かすとうまくいくということ。
そんな意識を持ちつつ、駿河台を下って、不忍通りを走る。

とにかく、指ではなく、手で
この意識があると、比較的円滑に変速行為を行うことができる。

走りながら変速するのにちょっと難しいのは、ペダルを漕ぐ足とのタイミングである。
変速するためにダウンチューブに降りる手と、ペダルを漕ぐ足がぶつかりそうになってしまう。
ぶつかりそうになると、足が不自然に開くので、体勢がふらつく。
なるほど、これは、縄跳びのタイミングなんだと思う。
足を下に踏み込んで、下死点に至る途中で、手を延ばすようにすればいいんだ!

湯島天神の手前まで来たとき、不思議なことに、高校生の頃の感覚が不意に蘇ってきた。
そうか、こうすればいいんだ。
私の手が、40年前の記憶を呼び覚ます。

私は、有頂天になって、湯島天神への坂を登る。
左手で39tに降ろして、右手で27tに降ろす・・・。

そして到着した湯島天神。

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(湯島天神前のガードレールに自転車を駐輪)

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(梅祭りたけなわの湯島天神)

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(湯島天神の白梅)

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(湯島天神の紅梅)

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(湯島天神名物の合格祈願の絵馬)

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(湯島天神男坂)

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(湯島天神境内では、猿回しも行われていた)

昼飯を食べていなかった私は、突然、空腹感に襲われて、引きつけられるようにタコ焼きの露店へ。
境内のベンチに腰掛け、余り咲いていない梅の花を見ながら、タコ焼きをハフハフする。

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(タコ焼きを食べる)

タコ焼きを食べながら、梅花のことを考える。
梅と桜と。
この春を代表する二つの花は、どこか雰囲気が違う。

永井荷風は、梅花を愛でるには、中国古典の素養が必須だと説いていたが、私には、そんな教養は皆無。
ただ、梅と桜をめぐるイメージの差異は、私にも、何となく分かる。
かつてニーチェは、『悲劇の誕生』の中で、アポローン的なるものとディオニューソス的なるものとの対立構造を図式化して論じたが、差詰め、梅=アポローン的桜=ディオニューソス的なのではないかと夢想する。
梅は静的で、桜は動的。
梅は観念で、桜は情念。
梅は禅的な集中で、桜はスサノオ的な錯乱・・・。
そんなことを考えながら、あまりうまくなかったタコ焼きを食す。
急いで食べたので、唇にちょっと火傷しちゃった。

再び自転車に跨り、湯島の台地を馳せ下って、不忍池に降り立つ。
坂を下る際は、Wレバーを何段も上げる。
そうなのだ。
Wレバーは、一挙に何段も上げたり下ろしたりできるのが、STIレバーよりも優れているのである。

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(一面の蓮が冬枯れている不忍池)

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(上野水上音楽堂脇の滝)

上野の山に登る。
39t×23t。

坂を登っている途中に、新たなることに気づく。
Wレバーの場合、コンパクトクランク(50t-34t)よりも、ノーマルクランク(50~53t-39t)の方が使いやすいということに。

私が所有している他の2台のロードは、いずれも、STIレバーのコンパクトクランク仕様である。
コンパクトクランクは、アウター/インナーの歯数差が16tである。
他方、FUNAKUBOのクランクセットの場合は、50t-39tで、歯数差11t。
ノーマルクランクからコンパクトクランクに換えたことのある人は、アウターとインナーの差が大きくなって、使いにくいと感じたことはないだろうか。
私も、そうだった。
34tは、坂を登る際は大変にありがたいのだが、いきなり16t差もあるインナーに落とすと、ペダルが空回りするような、一種の断絶感を覚えたものである。

そこで、STIレバーでコンパクトクランクの場合、皆さんがやっていることとして、前後の変速機を同時に操作するという技法。
たとえば、スプロケ12-25tだとして、だらだら坂を登ってきて、アウター×23tからさらにギアを軽くしたい時、そのままインナー34tに落とすのではなく、左右のSTIレバーを同時に操作して、右は21tに上げるのである。
こうすれば、フロント16tの落差をやや解消できるというわけである。
アウターにシフトアップするときも同様で、右レバーでアウターへの変速をしながら、同時に後ろは1段ロー側に落とす。

ところが、Wレバーの場合、この左右同時の変速が、レバーの動く方向が逆なので、不可能ではないにしても、非常に困難である。
なので、Wレバーの場合は、ノーマルクランクか、あるいは、コンパクトクランク(110ミリ仕様)だとしても、アウターとインナーの歯数差が小さな46t-34tのクランクセットを使う方が適っているように思う。

不忍池から上野の山へ登ってみる。
39t×27tでも、山岳地帯は私には無理だが、武蔵野台地や下総台地ならどうにかなりそうである。
また、都心を走るなら、ノーマルクランクの方が使いやすいのではないかと感じた。
商店街や路地を走るときは、39t。
幹線道路では、50t。
信号でのストップ&ゴーでは、フロント変速を使うことにする。
このようにすれば、走りやすい。

上野山では、大道芸をやっていた。
いきなり、石膏男現る!

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(石膏男の大道芸)

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(石膏男の大道芸。背後の子供の、びっくりしたような顔が面白い)

こうして私は、上野の山を下って、金杉通りを北上。
Wレバーの操作にも大分慣れてきたぞ。
根岸5丁目あたりから、三ノ輪の路地に潜り込む。

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(都電「三ノ輪橋駅」)

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(三ノ輪の商店街)

その後、千住大橋→国道4号(千住新橋)→千住→綾瀬→飯塚橋で帰宅。

Wレバーの感覚が掴めたような気がして、大変に嬉しい一日だった。

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(荒川堤にて)

走行距離:38キロ(FUNAKUBO)

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
小さな旅(自転車)    Comment(14)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
Posted by kincyan
さすが断腸亭さん、1000kmも走られるんですね。あれだけ呑んでも、痩せているわけだ。私は平日通勤で一時間歩くんですが、痩せません。食べ過ぎなのか運動強度が足らないのか…。
2012.03.01 Thu 19:10 URL [ Edit ]
私も同じです Posted by bunaibu
記事を拝見して気がついたのですが、私も手全体で変速レバーを操作しています。
三年前、三十数年振りにWレバーを操作した時も、レバーまで手を延ばすことには慣れが必要でしたが、操作には抵抗がありませんでした。まだ、昔の感覚が残っていたようです。
ただ、未だにガリガリと音を立てることもあります(笑)
断腸亭さんも直ぐに慣れると思っています。
2012.03.01 Thu 21:18 URL [ Edit ]
変速行為 Posted by しゃあ あずなぶる
別の事を思い浮かべてしまった。

梅は、自分の気持ちに余裕がないと、「かわいい」と感じられない。
桜は無条件で綺麗だと思います。
どちらも「感じるまま」で、ボクには深い考えはないなぁ・・・・(^_^;)
2012.03.02 Fri 04:52 URL [ Edit ]
一日の歩数 Posted by 断腸亭
kincyanさん

自転車通勤ができないと、私は死んでしまうかもしれません。
それほどまでに、今や、私の生活の中心になっています。

先日、小中高の子供たちが一日何歩歩いているかという厚生省の調査結果を報じていました。
以前より歩かなくなっているそうです。
高校生は、最低でも、一日1万5千歩は歩くことを推奨してました。
因みに、平均的なサラリーマンの一日の歩数は、7~8千歩。
これも、全然足りないそうです。
65歳以上の老人でも、最低、1日1万歩以上歩くのが基本とされているからです。

かつて、福沢諭吉は、早朝に三田の自宅を出て横浜まで徒歩で行って帰り、夜は、塾で授業をしていたといいます。
昔の人は、よく歩いたものですねえ。
2012.03.02 Fri 06:11 URL [ Edit ]
Wレバーは楽しい! Posted by 断腸亭
bunaibuさん

やはり、bunaibuさんもそうですか。
私も、だんだん、高校生の頃の感覚が戻ってきました。
記憶は、頭からではなくて、手から蘇ってくることもあるんですね。
これから少しずつ、左右のレバーを同時操作する練習をしてみます。
それにしても、Wレバーは楽しいです。
2012.03.02 Fri 06:20 URL [ Edit ]
感じるまま Posted by 断腸亭
しゃあさん

しゃあさんの言われる「気持ちの余裕」というのは、たぶん、安心立命みたいなもので、梅を鑑賞するには、静かな安定を要求されるのかもしれませんね。
もちろん、たかが花ですから、「感じるまま」でいいのではないでしょうか。
2012.03.02 Fri 06:24 URL [ Edit ]
Posted by NOB
どうもです~!
もう、レバー操作は完璧のようで何よりです。
Wレバー、むつかしそうですけど、お気に入りの人、慣れてる人には普通なんでしょうね
それにしても、通勤の往復が楽しそうですね! くれぐれもおきをつけてくださいませ
2012.03.02 Fri 09:04 URL [ Edit ]
たこやき Posted by kincyan
18日土曜日に私も湯島天神に(歩いて)行きました。梅は、まだまだでした。申し訳ない表現ですは、ここの「たこやき」はひどい味でした。大阪生まれの私には耐えられないですが、寒かったのとお腹が空いていたので平らげましたが^^。

ノーマルクランクとコンパクトクランクの件、同感です。53-39と50-34が、こんなに違うものかと痛感してます。ノーマルの時は「カチッ」という音で切り替わりますが、コンパクトは「カチャーン」という音ですね。しかし都内では、ほとんどアウターで走っているので問題ないですけど。こういうことは、実際に乗ってみないと分からないものですね。
2012.03.02 Fri 09:39 URL [ Edit ]
石膏男 Posted by しゃあ あずなぶる
結婚披露宴の余興には使えませんね。
「白」は、新郎新婦の色ですから。
2012.03.02 Fri 16:15 URL [ Edit ]
せめて、通勤だけでも楽しく・・・ Posted by 断腸亭
NOBさん

STIレバーにも、操作する楽しみがあるのですが、ブラックボックス化した機構(メカニズム)を経由しているので、今一つ、ダイレクト感がないですね。
ところが、Wレバーは、要するにテコ式レバーでワイヤーを引っ張っているだけなんだという、妙に単純なダイレクト感があります。
Wレバーの扱いは、まだまだ練習を重ねなければなりませんが、どうにかなりそうな気配です。
2012.03.03 Sat 05:36 URL [ Edit ]
東京のタコ焼きにはご用心! Posted by 断腸亭
kincyanさん

湯島天神のタコ焼き、銚子生まれの私にも、美味しくはなかったです(というか、不味かったです)。
夕べ、ハンナリに行ったら、大阪からわざわざいらしたお客さんがいたので、東京では、タコ焼きだけは食べないようにという「有意義」なアドバイスをしておきました。

以前のブログにも書きましたが、ロード系のクランクなら、46-34tが一番良いような気がします。
http://danchotei.blog75.fc2.com/blog-entry-690.html
スプロケは、12tトップでローは27~28tぐらい。
これなら、街中でも、山岳地帯でもOKですね。
2012.03.03 Sat 05:45 URL [ Edit ]
仕込みが大変 Posted by 断腸亭
しゃあさん

石膏男は、仕込みが大変だと思いました。
2012.03.03 Sat 05:47 URL [ Edit ]
ダブルレバー! Posted by Takeshi
楽しく読ませていただきました。自分もダブルレバー好きで70年代のマルイシに乗っています。『レバー操作を指ではなく手で』なるほどですね!早速試してみます。
2012.12.02 Sun 11:42 URL [ Edit ]
自転車の原点 Posted by 断腸亭
Takeshiさん

初めまして。
書き込み、ありがとうございます。

70年代のマルイシとはまた、粋ですねえ~。

STIのが便利なので、どうしても、普段はSTI仕様に乗ることが多いのですが、たまにWレバー仕様に乗ると、自転車の原点を感じますね。
2012.12.02 Sun 15:16 URL [ Edit ]

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