日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2011.09.03 Sat
単速ママチャリのクランクセットをロード仕様に交換~自転車部品の互換性~マレー作戦の「銀輪部隊」
自転車がなぜかくのごとく安価で、かくのごとく広汎に普及するようになったかということを考える場合、その要(かなめ)となるのは、部品類の豊かな互換性ではないかと思う。

たとえば、ここに2台の自転車があるとする。

1.ホームセンターで購入したごく普通の27インチママチャリ(価格:8000円)
2.シマノのロード系最高峰の部品セット、デュラエースを装備したロードバイク(価格:30万円)

まさに、対極に位置するような2台の自転車だが、案外、互換性は高いのである。
何の工夫もせずに、そのままポン着けで互換性があるのは・・・、

・ペダル
・ブレーキシュー
・ブレーキワイヤー
・サドル
・クランクセット及びBB(ほぼ無条件で交換可であるが、チェーンの長さと太さは適合したものに要交換)

規格などに僅かな差違があるものの、やや工夫をすれば互換性があるものは・・・、

・ハンドル(ロードのステムが、オーバーサイズではなく、従来の1インチであるのが条件)
・シートポスト(ロードのシートチューブ内径が、オーバーサイズではなく、従来の1インチであるのが条件)
・前輪(ママチャリが27インチならば、ほぼ700Cと互換)
・ブレーキレバー(引き量はほぼ同一だが、ハンドルに取り付けるのに要工夫)
・ブレーキ本体(前輪に関しては、ママチャリが27インチならば、ボルト式と枕頭式の違いを克服すれば可)
・チェーン(太さは違えど、ピッチは同一)

後輪周り(変速機などを含む)は、リアエンド幅の違いや、単速と複速の違いによる機構の差違などがあるため、互換性を持たせるのは不可能ないしは、かなりの加工や工夫を要することになるだろう。

逆に、互換性が絶望的なのは、それぞれの車輪(ホイール)のタイヤとチューブで、これはむしろサイズの問題なので致し方ない。

たとえば、1941年暮れのマレー作戦において、帝国陸軍をして1万2千台の自転車部隊(「銀輪部隊」)をもって迅速な侵攻を可能(約1100キロ)にしたのも、この部品の互換性なしには考えにくい。
日本軍は、その自転車のほとんどを現地徴発したが、侵攻地が英領であったためと、現地徴発した自転車のほとんどが日本製であったため、英規格で同一の部品は現地でも容易に入手可能であったわけである・・・。

自転車部隊
(日本軍の「銀輪部隊」。自転車の車重は20キロ弱、その他装備類の重量は約36キロだったという)

さて、この私も、自転車部品の互換性のお陰で、楽しい自転車生活を楽しんでいる一人である。

その一例として、春先のことだが、ママチャリのクランクセットをロードのそれに交換してみた。

ママチャリのクランクセット交換の際、一番骨が折れるのは、付いているものを外す工程である。
まず、チェーンカバーを外すにも、BBにねじ込まれているので、大変である。
また、今回のBBの右ワンは、専用工具もなかったので、このブログの記事の方法を参考にして、やっとのことで外した。

コッタレス抜きでクランクを外す。

IMG_0024_20110613031859.jpg
(コッタレス抜きで外されたクランク。重厚な鉄製で、クランク長は160ミリだった)

IMG_0023 (79)
(悪戦苦闘の末に外れたBB)

シマノのソラのBBとクランクセット(ダブル仕様・110ミリ)を装着(装着は簡単)。
このママチャリのギアは、32tだったので、新たなクランクには34tギア(新105)を付ける。
ただし、ファイブピンがダブル用で長すぎるので、外側にもう一枚34t(ティアグラ)を装着。

画像 040
(ロード用のダブルのクランクだと、内側のギアでチェーンラインが合う)

画像 041
(上から見たところ。チェーンはシングル用に交換)

画像 042
(全姿)

画像 044
(外した左クランクは、ベランダの発泡スチロールケースの蓋が飛ばされないための文鎮として転用。右クランクは廃棄)

こうして、ロード用クランクセットを装備したママチャリが完成。
断然、走り心地が良くなって、ご満悦の私であった・・・。

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
自転車    Comment(9)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
すごい Posted by kincyan
すごいですね。自転車を骨の髄まで楽しまれていますね。わたしは、自転車に乗るのは好きなのですが、いじるほうは得意ではありません(バーテープですら自転車屋さんまかせ)。父が現役の自転車屋ですのに、恥ずかしいことです^^;。
2011.09.03 Sat 16:58 URL [ Edit ]
自転車に潜在する融通性 Posted by 断腸亭
kincyanさん

それだけ自転車の奥が深いということでしょうか。
自転車に潜在する融通性は、たとえば、グアテマラでは、こんな世界へも発展しています。
http://www.mayapedal.org/
御父様が自転車屋さんなんて、私には羨ましいことですが、でも実際そうだったら、また、話は違うのかもしれません。
2011.09.04 Sun 06:32 URL [ Edit ]
部品は分かりませんが Posted by 相子
お髭先生  自転車のお話 いろいろと拝見して少しだけ知識が増えました。銀輪部隊の自転車の調達も分かりました。子ども心にどのような方法で持って行ったのか不思議に思っていました。
自転車のチューブの修理は子どもの頃経験しました。思い出して見ました。こんなことです。パンクした場所に、切ったゴム切れの端を紙やすりで縁を擦り薄くしてニカワ糊で貼り付けます。そして空気を入れて、バケツの中の水につけて、空気漏れが無いことを確認しました。
先日お宝拝見という番組で前輪が大きく、後輪が小さな自転車2台が出て来ました。
グアテマラの自転車の様子はとても楽しく、そして生活に感心しました。自転車の動力を生活の中で使うってこと、素晴らしいですね。
2011.09.04 Sun 07:54 URL [ Edit ]
可能性を秘めた存在 Posted by 断腸亭
相子さん

マレー作戦の頃は、まだ日本軍にも余裕があったので、自転車に乗れない兵隊も、事前に中国や内地で特訓を受けたそうです。
将校用の自転車(宮田工業製)は日本から持って行ったようですが、敵前上陸の際に、1万台以上の自転車を揚陸するのは大変なので、事前に調査して、現地で徴発することにしたようです。

パンクの修理法は、現在でもまったく同じです。
ただ、チューブの切れ端に当たる物は、シール式の製品が売られています(パンク修理セットは100円ショップでも買えます)。

自転車は、産業革命によってもたらされた最も優れた機械で、今後ともかなりの可能性を秘めた存在だと思います。
2011.09.04 Sun 13:56 URL [ Edit ]
ウロコが落ちました Posted by emo
こんばんは。目ん玉のウロコを落としていただきありがとうございます。
全然調べもせずにロードとママチャリのチェーンピッチは違うものだと思い込んでいました。同じだったんスね。早速、買い物用マリポーサ・カルバ(内装8速)のクランクを交換しました。
2011.09.14 Wed 01:34 URL [ Edit ]
よかったです! Posted by 断腸亭
emoさん

おやりになりましたか。
自転車のチェーンは、太さは規格によって違いますが、シマノであれ、カンパであれ、何速であれ、ピッチはすべて同一です。
従って、ギアのピッチも同一ということになります。
ママチャリ系は、特にクランクがしょぼいので、ロード用に交換すると、剛性が確保されて漕ぎやすいですよね。
2011.09.14 Wed 07:14 URL [ Edit ]
Posted by
そうなんですね。早速ヤフオクでクランク買いました。ままちゃりにつけます。カッコイイ。
2011.09.30 Fri 23:26 URL [ Edit ]
BBシェル内を十分に洗浄のこと Posted by 断腸亭
名無し様

そうですか。
わざわざクランクをお買いになったのでは、失敗できませんね。
BBシェルをよく洗浄してから、新BBを取り付けて下さい。
曲がって入ると、フレーム自体がお陀仏になりかねませんから・・・。
結果をご報告下さると、楽しいです。
2011.10.01 Sat 07:12 URL [ Edit ]
管理人のみ閲覧できます Posted by
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2013.05.06 Mon 23:35 [ Edit ]

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