日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2011.06.20 Mon
新ティアグラ4600シリーズの正体やいかに~RDとクランクセットに注目!
(荷風「寺じまの記」についての続編は、この先を書くのにどうしても必要な資料が、ずいぶん前に注文してあるのだが、なかなか届かないので、しばらく休載とします。資料が届き次第、書き継ぎます。)

3月頃から話題になり始めたシマノ社のロードコンポ(英語では「グループセット」と言う)新ティアグラが密かに発売されていた。
先行する各種の記事では、来年2012年の発売予定と書かれていたので、しばらくは「安心」だと思っていたのだが、気がついてみたら既に発売されていて、ちょっとびっくりした。

Shimano Tiagra 10-spd drivetrain
(新ティアグラを装備した試作車)

デュラエイスやアルテグラや105の時のように大騒ぎせずに、発売はあくまでも来年ですよと言っておいて、できるだけ後ろに引っ張るような形で、その間、上位機種の105を買わせておいて、あたかも、Uボートのように深く潜行した挙げ句に突然浮上して魚雷攻撃を受けたような格好である。

ただ、3月頃の記事でも既に分かっていたことだが、新ティアグラ(4600シリーズ)は、私の予想に反して、何と、10速化されてしまったのだ。
私は、9速派なので、非常に落胆すると同時に、仕方がないので、旧ティアグラ(4500シリーズ・9速仕様)のSTIとスプロケ、及び、9速仕様の旧アルテグラのスプロケを数セットを急いで入手したものである。

新ティアグラは、10速になってしまったために、ブレーキなども含めて、上位グループとの互換性は完全に保証されたが、旧ティアグラと互換性があるのは、(特別な改造を施さない限りは)リア・ディレーラーのみとなってしまった(但し、旧10速シリーズとはブレーキやフロント周りは互換性なし)。

新ティアグラの一番注目すべき点は、リア・ディレーラーではないだろうか。

105までは、最大スプロケットが28tであったが、今回、30tに拡大された。
リア・ディレーラーは、シマノは認めていないが、事実上、何の問題もなく6~10速まですべて互換性があるので、たとえば、30tまでのスプロケなら、何速仕様であろうと、マウンテンのスプロケでも使用できるし、しかも、マウンテンのリアメカよりも軽量だという利点もある(但し、近く、105RDの30tバージョンが発売されるという噂もある)。

もちろん、それに合わせて、多くの人が待ちかねていたであろう歯数の、まるでマウンテンバイクのようなワイドレイシオのスプロケが安価(定価:¥2,989)で入手可能となったこと(但し、「9速主義者」の私にはカンケーないが!)。

12-30T:12,13,14,15,17,19,21,24,27,30T

RD
(新ティアグラのRDとスプロケ)

重量的にも、なかなか良い線を行っていると言わざるを得ない。

ティアグラ4600とティアグラ4500の重量比較・括弧内にその差(グラム)を示す。

rear derailleur RD-4600-SS: 256 (-1)
rear derailleur RD-4600-GS: 266 (-8)
front derailleur double FD-4600-B: 105 (-10)
front derailleur double FD-4600-F: 89 (-12)
front derailleur triple FD-4603-B: 132 (-8)
front derailleur triple FD-4603-F: 114 (-13)
crankset FC-4600 double: 943 (-47)
crankset FC-4650 compact: 903 (-66)
crankset FC-4603 triple: 1105 (-24)
Rapidfire Plus shifter SL-4600-R right: 137 (0)
Rapidfire Plus shifter SL-4600-L left: 137 (0)
Dual Control Lever ST-4600-L left: 251 (+7)
Dual Control Lever ST-4600-R right: 258 (+6)
Dual Control Lever Triple ST-4603-L left: 250 (+7)
cassette sprockets CS-4600 11-25T: 261 (0)
cassette sprockets CS-4600 12-28T: 310 (0)
cassette sprockets CS-4600 12-30T: 329
chain CN-4601 114 links: 277
brake lever BL-4600 front and rear: 375 (0)
brakee caliper BR-4600 set: 375 (0)
freehub FH-4600: 357 (0)
front hub HB-4600: 155 (0)

一見、ほとんど変わらないようだが、新クランクセットのダブル(52-39t)とコンパクト(50ー34t)は、旧ティアグラのそれより、それぞれ47グラム、66グラム軽量だというのは実に注目に値する。
なぜならば、これは、ほとんど105に迫るような重量であるからだ。

これなら、105を買うよりも、新ティアグラを買った方が得であるに決まっている。
たぶん、性能はまったく同じなので、私だったら、迷わずにティアグラを選ぶであろう。

・・・と、そう思わせておいて、ちょこっとだけ「差異」を設けて、資本主義下の消費者根性(高い物を買うと自分が偉くなったような錯覚を抱く精神構造)をくすぐるというのが、シマノ商法!

実は、上位グループと大きく(?)異なる点があるあるのだ。

STIが違うのだ。
デュラから105までは、カンパと同様、シフトケーブルをバーテープの下に巻き込める仕様なのだが、新ティアグラは、従来型で、シフトケーブルが外部に飛び出している。

STI
(シフトケーブルの取り回しは従来型)

但し、STIのケーブルの付け根にワイヤー調整つまみが付いたのは、ありがたいことであろう。
この部品だけ注文すれば、従来型のSTIに取り付けることができるかもしれない。

しかも、オプティカル・ギア・ディスプレイ(何段に入っているかを示す目盛り)は、旧ティアグラをきちんと受け継いでいる。
オプティカル・ギア・ディスプレイを嫌う人がいるようだが、これが着いていたからと言って、何ら走行性能にとってマイナスになるものではないので、ご心配なく。

新ティアグラは、総じて、コストパフォーマンスも高く、自転車の需要がいや増しに高まりつつある現在、特にロードバイクの部品セットとして、かなり注目を集めるに違いない。

また、9速チェーン+9速フロントシフター+9速フロントディレーラーでも、ちょっと改造すれば、10速のクランクセットを問題なく使用できることを考えれば、9速使用者でも、とりわけ、新ティアグラのクランクセットは購入するに値すると思う(「新105のクランクセット改造~9速でも使用可能」を参照のこと)。

次回は、やはり近く発売予定のシマノ社のシクロクロス用コンポーネントCXについて、ご報告しよう。
実は、私には、こちらの方が大事件のように思われるのである。

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
自転車文学    Comment(9)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
元気いっぱい。 Posted by しゃあ あずなぶる
断腸さん。
自転車博士っぷり。全開ですね!
2011.06.21 Tue 05:51 URL [ Edit ]
Posted by フリー
9速、10速の自転車改造ってそれなりの知識が不可欠で
、私などにはお手上げです(苦笑)。もっともひとつずつ知識を身につけていく過程に喜びがあるのでしょうね。

最近、BBをセラミック化するために、105のクランクセットを2個購入しました。ダホンとブロンプトン用です。ダホンはシングルギア、ブロンプトンは内装ギアなのでシングルと同じ、チェーンラインさえ出ればホローテックⅡへの換装は簡単です。ブロはこれからですが、ダホンは全体で約1kgの軽量化もあって見違えるほど、ペダルが軽くなりました。

新ティアグラもホローテックⅡタイプなのかしら。だと
したら、これからはティアグラにしようかな?
2011.06.21 Tue 10:07 URL [ Edit ]
Posted by フリー
あらら、新ティアグ。、ホローテックⅡじゃないみたいですねえ。ホローテックⅡだったら、低予算でセラミック化できるのに。
2011.06.21 Tue 10:36 URL [ Edit ]
地に着いた Posted by 断腸亭
しゃあさん

とにかく、四六時中、自転車のことばかり考えています。
それが、地に着いたようです。
2011.06.21 Tue 20:19 URL [ Edit ]
「ホローテック2」について Posted by 断腸亭
フリーさん

シマノの「ホローテック2」という曖昧な名称に問題があるのですが、ホローテック2であろうとキャップレスデザインであろうと2ピースであろうと、デュラ78以降の、デュラからソラまでのすべてのグレードのクランクセットは、デュラからソラまでのすべてのグレードのBBとどんな組み合わせであれ、互換性があります。
シマノカタログで、ホローテック2と2ピースと呼び分けているのは、クランクアームが中空かどうかの区別であって、BBとは無関係です。
つまりは、新ティアグラのクランクセットに、105(56でも57でも)のBBを利用することも、もちろん可能です。

ブロンプトンに、現行シマノのロードのクランクセットは、たぶん、どれでも装着可能だと思います。ただし、おっしゃるように、チェーンラインが合うかどうかですが、場合に寄っては、アウターギアを内側に付けて、1ミリのスペーサーで調整したりすれば大丈夫だと思います。
楽しみですね。

近く、向島サイクリングなぞ、如何ですか?
2011.06.21 Tue 20:30 URL [ Edit ]
Posted by フリー
断腸亭さん、ありがとうございます。シマノのロード用BBはそこまで交換性があるのですか。

向島サイクリング、いいですね。下町だったらDAHONのシングルギア(MU UNO)だな。ただ、スケジュールガが微妙です。空いていたら喜んで!
2011.06.22 Wed 10:44 URL [ Edit ]
中空の謎 Posted by 断腸亭
フリーさん

クランクアームが中空(hollow)なのか、BBが中空なのかわかりにくいところですね。

最近、ママチャリに、ソラのクランクセット+BBを装着してみました。
内側に34tを付けました。
なかなか良いです。
いずれ、ブログに書きますね。

今、仕事が終わって、これから自転車で帰るところ。
今日は、暑そうだなあ・・・。

私も土日出勤が多くて、なかなか予定が立ちませんが、7月の初旬ぐらいを考えています。
実現できるかどうか・・・。
2011.06.22 Wed 13:54 URL [ Edit ]
Posted by フリー
ソラやティアグラもホロ―ティックⅡで、デュラエースなどのBBと交換性があるとは知りませんでした。

あと一つ、断腸亭さんの最新記事を見たら、シクロクロスCXシリーズ46-36のチェーリングも興味深いですね。あれをランドナーに使いたいのです(笑)。今のランドナーはソラの48-34Tなのでインナーだけ歯数の少ないものに交換かな。いずれにしろ、実用旅自転車のランドナーにあってノスタルジックな様式美なんてくそくらえと思っていますので。
2011.06.22 Wed 14:54 URL [ Edit ]
BBとクランクの相性 Posted by 断腸亭
フリーさん

基本的には、BBとクランクの嵌合形式さえ一致していれば、ほぼ、どんな自転車にも装着することはできます(但し、JISとITAに注意)。
クランクがソラで、BBがデュラでもOKです(逆も真なり)。

ソラは、標準で50-34tではなかったでしょうか。
同じ、PCD110ミリなので、チェーンリングだけCXのものに交換可能です。
ただ、現状のFD(50t対応仕様)との相性は、やってみなければ分かりません(たぶん、大丈夫だとは思いますが)。

FDも、CXのものを買うという手もありますが、その場合、たぶん、9速チェーンのままだと、変速の組み合わせによっては、FDのプレートにあたるかもしれません。
10速チェーンなら、もちろん大丈夫でしょうが、私は、この選択はしません。
2011.06.22 Wed 20:43 URL [ Edit ]

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