日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2011.02.17 Thu
放浪の二日間~湯島天神など
快晴である。
口笛を吹きながら、フジクロスに乗ってかなり早めに出発。

途中、隅田川畔の水戸藩下屋敷跡公園に寄ってみる。
水戸藩縁(ゆかり)の地なので、梅の樹の一本や二本はあるだろうと思ったからである。、

IMG_0185_20110218074449.jpg
水戸藩下屋敷跡公園の梅)

ところがこの公園、桜の樹はたくさんあるのだが、梅の樹はそれこそ数本しかない。
それでも、見事な花を付けている。

IMG_0186.jpg
水戸藩下屋敷跡公園の梅。五分咲きぐらいかな)

何だか煮え切らなような不満足感が残ったので、江戸期以来の梅の名所で、折から梅祭り開催中の「湯島天神」に行ってみることにした。

浅草通りで上野に出て、不忍池沿い湯島に出る。
自転車なので階段が登れないので、湯島中坂から上がって、神社の正面から入る。

IMG_0189_20110218085059.jpg
(湯島天神。見上げるような大銀杏が聳えたっている)

IMG_0193_20110218105412.jpg
(湯島天神は、白梅が有名だという)

IMG_0194_20110218112354.jpg
(平日だが、梅祭りと合格祈願が重なって、結構な人出である)

因みに、広重も、湯島天神からの眺望を描いている。

湯しま天神坂上眺望
(広重「湯しま天神坂上眺望」)

湯島天神の女坂の上から北の方角を見た、素晴らしい雪景色である。
下に見えるのは、もちろん、不忍池。

例によって、これと同じアングルから写真を撮ってみた。

IMG_0199_20110218212122.jpg
(断腸亭「湯しま天神坂上眺望」。白いビルが完全に眺望を封殺してしまっている)

あまりの違いに愕然とする思いである。
広重の絵と、私が撮影した写真。
両者の違いこそが、日本の「近代」とは何であったかを、恨めしくも物悲しいほどに表現しているように私には思えてならない・・・。

さて、湯島天神でゆっくりし過ぎた私は、不忍通りをぶっ飛ばして、駿河台の職場に到着。
そして、会議、会議、会議の後、年度末の懇親会、二次会、三次会・・・。
へべれけになってしまった私は、自転車で帰るのが無理になって、同僚に拉致されるようにしてタクシーに押し込まれた。

ところが、私が乗せられたタクシーが辿り着いた先は、何と同僚のマンション(杉並区)だった。
私は、てっきり、葛飾の自宅に向かっているものと思っていたので、その成り行きにいささかびっくりしたが、もう夜も遅くて鉄道は動いていなかったので、観念して、その同僚の家に泊めてもらうことにした。
駿河台に置きっぱなしにした自転車のことが気掛かりだったが、まあ、一晩ぐらいなら大丈夫だろうと思った。
その同僚の家で、風呂に入ったり、再びビールや酒を飲んだりして、バタンキューで夢の中・・・。

翌朝、同僚宅で目を覚ます。
泊めてもらった同僚宅のマンションは、非常にデザインが個性的なのであちこちを見せてもらう。

全体としては、スペイン風かつガウディ風で、豪奢な造りである。

IMG_0205.jpg
(同僚宅マンションのエントランス)

IMG_0207_20110219062557.jpg
(同僚宅マンションの中庭)

けっして安ピカではなく、材質もデザインも悪くはないのだが、住居としては、ちょっとごてごてした感じがして、好みが別れるところだろう。
同僚が言うには、近隣の人の中には、ラブホテルと勘違いしている人もいるという・・・(さもあらん)。

コーヒーを飲みながら世間話をして、玄米ご飯と納豆と野菜炒めの朝食をご馳走になって、昼前にお暇する。

今日は、別の同僚の新築完成パーティに招待されているので、しばらく暇を潰した後で、京王電鉄に乗る。
お茶の水まで戻って自転車で行く手もないではないが、また、酒を飲むことになるので、やはり鉄道のがよいと考えたのである。
明大前駅から京王線に乗って、調布駅で相模線に乗り換えて、南大沢駅(八王子市)で降りる。

南大沢駅に来たのは初めてだが、駅の改札を抜けて、地上に出てみてびっくりした。
何という広々とした駅前であろうか。

IMG_0212_20110220060403.jpg
(南大沢駅)

計画的に交差する大通りを仕切るように、いくつかの巨大総合店舗が鎮座している。
バス停も組織的に配置されて、道行く人々までが、事前にインプットされたかのように整然と歩いている(雑踏の不在)。
駅前の絵地図を見て、さらに、びっくり。
まさに完全計画都市である。

IMG_0213_20110220061544.jpg
(駅前の絵地図)

歴史を感じさせるようなものは何もなく、ごみごみした路地などはまったく存在しない。
息ができないほどに、隙間なく計画され尽くした街並がただ広がっているばかりで、まるでプラモデルで造られた未来都市のようである。

オレは、こういう街にはとても住めないなぁ・・・などと思いながら煙草を吸っていると、待ち合わせていた同僚たちも駅に到着。
駅前の巨大スーパーで、差し入れのビールや焼酎を買って、タクシーに乗り込む。

IMG_0214_20110220063755.jpg
(駅前を縦貫する多摩センター通り)

多摩丘陵を登り詰めたような一角に、その同僚の新居はあった。

IMG_0216_20110220063911.jpg
(この度、新築された同僚の新居)

新築なので、まだ周りの風景と馴染んでおらず、まるで、別の場所で拵えておいたものを、ヘリコプターか何かで宙づりにして、今さきほど持ってきたかのようだ。

さっそく家に上がり込む。
落ち着いた内装で、かすかに南欧風。

新居祝いに集まったのは、職場の同僚10名ほど、学生2名、何かの研究のために在日中の身長2メートル以上のハンガリー人1名、終盤になって、さらに、私の知らない外国人の家族2世帯など。
トルコやハンガリーやイタリアの酒をいただきながら、お手製のグリーンカレー、トルコ風トマトシチュー、クスクス、シシカバブ、地中海風サラダなどをご馳走になる(鞄をどこに置いたのか分からなくなったのと、酔っぱらっていたので、この間の写真なし)。

夜も更けて、大分盛り上がって来たものの、帰りの列車がなくなってしまうと困るので、同僚たちとタクシーに分乗して京王電鉄の駅に向かった。

新宿駅で、都営新宿線の最終列車に乗り込んで、ようやくお茶の水に到着。
しかし、外に出てみると、ものすごい雨である。
参ったなあ・・・。

しかし、これ以上、自転車を置きっぱなしにするわけにはいかないので、自転車に乗って帰ることにする。
合羽がないので(お茶の水のコンビニ数軒に寄るも売っていない)、防風衣を着込んで、両国から雨の日通勤ルートを追いかけるが、風雨が激しくて向島あたりで既に全身ずぶぬれになって、身体が冷え切ってしまう。

IMG_0217_20110220074635.jpg
(雨の枕橋)

仕方がないので、立石の100円ローソンで簡易合羽を買って、ずぶぬれの衣服の上から着込むが既に遅し。
身体ががくがくと震えだす。
どうにか、我慢しながら、やっと帰宅。

すべての衣服を着替えても、しばらくは、身体の震えが収まらなかった。

東京を東西に行ったり来たりした二日間だったが、東京は、何と広いことかというのが、正直な感想である。

二日間の走行距離:35キロ(フジクロス)

テーマ:関東地域情報(東京 神奈川 埼玉 千葉 茨城 栃木 群馬 山梨) - ジャンル:地域情報
小さな旅(自転車)    Comment(6)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
おほほ!かワハッハか? Posted by 相子
解放されて拉致されて、珍しいエントランスを眺め、面白かったのか、楽しかったのか。悩んだのか?
続きを期待しております。
2011.02.19 Sat 12:24 URL [ Edit ]
悲喜こもごも・・・ Posted by 断腸亭
相子さん

飲み歩いてばかりいて、なかなか続きが書けません。
ガウディ風マンションの同僚は、さすがに、風変わりな住居での街中の生活が嫌になったのか、近く、海の見える郊外の家に引っ越すそうです。

戸建てを新築した同僚は、現段階で資金が尽きて、内装の一部と庭造りはこれから全部、自分の手でやるそうです。
2011.02.20 Sun 06:32 URL [ Edit ]
東京は広く人さまざま Posted by 相子
お髭先生 本当に東京は広いなーと思います。
久し振りに自由人に近い方々の姿に大笑いしております。学問以外はどこかバランスが上手く取れない人間は面白く大好きです。
2011.02.20 Sun 09:23 URL [ Edit ]
湯島~♪ Posted by 103
湯島徘徊中とのこと(笑)広重の絵と断腸亭写真の差はたしかに愕然としますね。しかし、この白ビルも現在の湯島。その裏の池之端文化センターがなくなったようにいつかは消えてなくなるのでしょう。
実はワタクシ、その文化センターで挙式を挙げまして、時代の流れを感じています。

ところで、ガウディ風マンション、たしかに連れ込みホテルに間違われそうですね。でも、やはりこちらも湯島の由緒正しき「連れ込み」のほうが情緒があるようなないような・・・(笑)

湯島天神の梅祭りはまだ2週間は楽しめますね。
2011.02.20 Sun 16:05 URL [ Edit ]
気になる八王子 Posted by 断腸亭
相子さん

私が知っている東京は、実に狭い地域にすぎないことを痛感しました。
江戸幕府が開かれる前まで、東京で一番大きな街は八王子だったそうです。
葛飾からは、ちょっと遠いので大変ですが、できるだけ時間を作って、八王子のことも調べてみようかと思っているところです。
今回集まったメンバーは、酒を飲み出すと、「職場」の話をほとんどしない人たちなので助かりました。
2011.02.21 Mon 07:17 URL [ Edit ]
湯島の魅力 Posted by 断腸亭
103さん

池之端文化センターで婚礼とは、素晴らしいですね。

以前、103さんのブログで、燃え立つような大銀杏の樹の写真を見て以来、意図的に湯島経由で走ることが多くなりました。
谷中→根津→上野→湯島→本郷→駿河台のあたりは、高低もあって面白い地形をしている所で、江戸時代以来の景勝の地が多い一帯です。
最近そのことが、実感としてやっとわかり始めてきました。
キーワードは、「坂」だと思っています。

湯島のラブホテル街は、以前ほどではないにしても、今なお健在のようですね。
あそこに通うカップルも、少なくとも一つは坂を登らなければなりません・・・。
2011.02.21 Mon 07:29 URL [ Edit ]

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