日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2010.09.07 Tue
会津・越後・信濃の旅1~総論としての「自転車旅行要諦」(私家版)~走行術
6.走行術

一日に走れる距離

自転車旅行の場合、一日にどのぐらいの距離を走るのが適当であろうか。
これこそ、個人差があるが、ここでは、一つの「指標」を表現したいので、普段の週末サイクリングなどで100キロ(低地基調)走れることを前提に話を進めよう。

自転車旅行の場合、競走やブルぺと違って、名所旧跡や美味しい食堂などを訪れるのも重要な目的なので、走行時間以外にも結構時間を要するため、普段は100キロという人も、この分、10%差し引いて90キロぐらいになるだろうか。

IMG_0471.jpg
(自転車で名所旧跡をゆっくり訪ねるのは楽しい。川中島古戦場跡にて)

さらに、自転車旅行の場合、未知の道ばかりを走るのが必定なので、必ず道に迷うことがあるし、さらに、普段よりも重い荷物を携行しているので、この分で、さらに5%差し引いて85キロになる。

加えて、予想走行距離を大きく狂わせるのは峠や山岳地帯で、その日の経路上にこうした本格的な坂道を含む場合は、さらに15%ぐらいを差し引いて、70キロぐらいになるだろう。

普段は100キロ走れるという人も、自転車旅行の場合、一日に走る距離を以上のように控えめに想定する方がよい。

もちろん、普段100キロ走れる人は、多少無理をすれば、120キロぐらいは走ることができるだろうが、自転車旅行中は、連日走らなければならないので、前日の疲労を引きずってしまうと、翌日走れなくなってしまうし、第一、旅の楽しみを減じてしまう。

また、その日の宿が決まっていない場合は、さらに宿探しもしなければならないので、その点も勘案する必要がある。

道の選択

自転車旅行の場合、すべて土地勘がない場所を走ることになるので、どういう経路を走るかというのはきわめて重要かつ悩ましい問題である。
普段走っているような地域では、われわれは、抜け道や裏道などのいくつかの選択肢を持っていて、時と場合によって、それらをうまく利用しながら走っているわけだが、自転車旅行ではそれができないからである。

つまり、煎じ詰めれば、その場所に行ってみないことには、道の状態などが分からないわけである。
しかしながら、行ってみなければわからないとばかりは言ってられないので、事前に大まかな経路を考えておかなくてはならない。

2~3泊以内の旅行の場合は、家で、インターネットや紙資料などを駆使して、あらかじめ経路を確定することができるが、長い旅行の場合は、なにしろ、途中で気が変わってしまったりするので、道の選択は、原則として、その都度行うほかはない。

私の場合、前述の如く、14万分の1の地図(『ツーリングマップル』)しか携帯していないので、先ずは、国道・県道・地方道クラスの道筋で、その最短距離の大まかな経路を考えてみる。
たぶん、その経路は、クルマのナビが指し示してくるようなものなので、自転車にとっては走りにくい道が多い。

次は、その経路沿い、もしくは、ほぼ同方向に河川か鉄道が通っているかどうかに着目して、再度地図を見直す。
大抵の場合、河川か鉄道と寄り添うように、もしくは、平行して通っている道は、比較的平坦で、自転車にとって走り安く、道に迷いにくい経路である場合が多いからである。
こんな風に大雑把な経路を思い描いておいて、走り始めるのが良い。

IMG_0360.jpg
(信濃川堤防上の道路。越後長岡付近。これは、いわゆるサイクリングロードではなく、「堤防管理用道路」だと表示されていた)

しかしながら、実際にその道に来てみると、えらく交通量が多かったり、途中で道が途切れていたり、無用に坂を登らせられたりする道である場合は、その場で周りの地形なり、地元で入手した地図なりを参考に経路を修正するしかない。

自転車旅行で道を辿ることは、結局は、予想を立てて、現場に行って、修正するということの繰り返しなのである(これが楽しいのだが・・・)。

様々なケースがあるが、道を選択する場合、私が指標にしているいくつかの法則があるので、ここに列挙してみよう。

・河川や鉄道沿いの、あるいは、河川や鉄道に平行して走る道は、自転車には走りやすい。
・新道と旧道がある場合は、旧道のが走りやすい場合が多い。
・21世紀になってから建設されたバイパス(新国道)は、走っていてつまらないが、広い歩道を備えていて、自転車でも走りやすい場合が多い。
・国道に対して、平行に走っていて、時として斜めに交差するような旧道(旧国道で、現在は県道である場合が多い)は、走りやすい場合が多い。
・比較的大きな河川の堤防上には、多くの場合、走りやすい一般道が通っている。
・当然だが、サイクリングロードが見つかれば、そこを走るのが、結局は疲れない。

IMG_0476.jpg
(千曲川サイクリングロード。長野市付近)

道というのは、歴史と地理と文化の織りなす複雑きわまりない集積体なので、道の秘密を完全に解き明かすことは不可能なのだが、たくさん走っている内に、だんだんと道の生理のようなものが直感できるようになってくる。
この感覚がまた、楽しい。

IMG_0212.jpg
(江戸時代以来の旧道。会津)

歴史的に言えば、大体、以下のような道に分別できる。

1.古代から江戸時代までに整備された街道
2.江戸時代に整備された街道(5街道など)
3.明治から戦前までに整備された街道(旧国道など)
4.戦後の高度成長期から現代までに整備された街道(新国道やバイパスなど)

この中で一番走りやすいのは、実は、2である。
もちろん、江戸時代のままの道が残っているはずはないので、現在もなお、江戸時代と同じ経路をとっている道という意味である。
大八車でも通えるように、台地などをうまく回り込むような道筋の選択がなされていて、自転車にとっては走りやすい場合が多いと思う。

1は、余り残っていないが、山でも峠でも、強引に一直線に通してあるので、自転車にとっては走りにくいだろう。
3は、いわゆる7間(12.7メートル)道路で、大抵は、非常に走りにくい。
4は、新しいものほど走りやすい場合が多い。

IMG_0366.jpg
(走りにくい道。小千谷付近の国道)


午前中が勝負

自転車旅行は、とにかく午前中が勝負である。
これは、昔の旅人が、日の出と同時に出発した理由と同じで、陽があるうちに旅程を進めたいからである。

真夏の自転車旅行ならなおさらで、涼しくて空気も清涼で交通量が少ない朝の内が、走っていても爽快である。
一日100キロの旅程だとして、昼食前に70キロぐらい走ってしまえたら、かなり時間的な余裕ができる。
午後4時前には、大方の旅程を消化できて、宿探しに時間を割くことができるし、早めに宿に入れれば、早々とチェックインできる。
場所によっては、早めにチェックインしてから、宿に荷物を預けて、身軽な状態でさらに周辺を訪れることだってできる。

しかしながら、宿が朝食付きの場合、ちょっと困ることがある。
本当は、6時には出発したいのだが、宿の朝食時間は、大抵が7時半以降だからである。
もちろん、朝食を食べずに出発してしまってもよいわけだが、それももったいない。
朝食は要らないから、代わりに簡単な弁当(おにぎりなど)を頼むこともできるが、やっぱりちゃんとした朝食を食べたい。
仕方がないので、朝食までに、すべての準備を済ませておくことにする。
トイレを済ませておく。
その日の想定旅程を地図上でできるだけ調査しておく。
荷物をパッキングしておく。
バラした自転車を組み立ててすぐに走れる状態にしておく。
精算を済ませておく。


旅行中に必要な整備
・チューブの交換
・パンクの修理

・変速調整


着衣

ライト(前照灯・後照灯)
トンネル(夜)
反射板/テープ


(この項、続く)

テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ
旅(自転車)    Comment(2)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
同感です。 Posted by しゃあ あずなぶる
「午前中が勝負」は、ボクの仕事でも同様です。
午後は、翌日への準備と午前中に出来なかったコトへの修正です。

宿泊先に荷物を置いて、周辺探索に行く。
その為に、行動範囲は小さめにする。・・・っていうのは、アリだと思います。
実際、ボクのジーピングはそうでした。

この辺の話は楽しいので、次回v-275の時に語り合いましょう。
2010.10.08 Fri 20:07 URL [ Edit ]
老年性早起症 Posted by 断腸亭
しゃあさん

若い頃は朝が苦手でしたが、今は夜が苦手になりました。
これをば、老年性早起症と言う。

先日、愚兵衛さんのご案内で、印旛周辺を走りました。
車載で行って、あちこちをゆっくりと回ってみるというのもいいですねえ。
2010.10.26 Tue 06:22 URL [ Edit ]

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