日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2009.12.28 Mon
年末の銚子行2~銚子半島廻り・粟島台遺跡・円福寺五重塔・犬吠埼怒濤巡り
夕べは、疲れてしまって、「坂の上の雲」も見ずに寝てしまったので、夜明け前に目が覚める。
銚子名物の強風に、雨が混ざっているようで、鎧戸を打ちつける雨音が何とも寒々しい。

昼近くになって雨が小降りになったので、(お袋の)24インチママチャリで買い物に出かける。
自転車で家から10分ほどのところにある大型スーパーに行って、餃子の具材(お袋が食べたいというので私が作ることにした)やトイレットペーパーなどを買い込む。

この大型スーパーがあるあたりは、私が銚子にいた頃(30年以上前)は、あたり一面が湿地帯(谷津)だったところである。
最近になって、そこを埋め立てて、この大型スーパーが建てられたわけである。

IMG_3586.jpg
(湿地帯を埋め立てて出来たスーパー)

この湿地帯を包み込むように、微高台地が取り巻いているのだが、その台地のことを「粟島台」と呼んでいて、昔から、この台地一帯には、縄文時代の遺跡があることが知られている。

IMG_3587.jpg
(「粟島台遺跡」・現在は、銚子名物のキャベツ畑になっている)

「粟島台遺跡」については先達による、次のサイトで、私の書きたいことは、ほぼ言い尽くされているので、そちらをご覧いただきたい。

http://www.hi-ho.ne.jp/mizuno/isekivisit/awashimadai.html

この遺跡からの出土品で注目に値するのは、琥珀と漆塗土器であろう。
漆塗土器は、東北の縄文遺跡からよく出土するもので、意外にも、縄文期の銚子は、東北とのつながりが深かったことが想像される。
また、知る人は少ないが、古代の銚子は、琥珀の産出地だったのである。

実は、高校生の頃、この遺跡の発掘を見学しに行ったことがある。
私の高校の考古学部が、かなり大がかりなその発掘にかり出されたので、まあ、陣中見舞いに行ったという程度ではあったが。
このあたりは、何と地中から3メートルぐらい掘り下げられて、考古学部の私の友人は、穴の下で、泥だらけになりながら作業をしていたのを、考古学少年だった私は、興奮しながら観察していたのをよく覚えている・・・。

ここに縄文人が暮らしていた頃の銚子の姿(地形)は、現在とはかなり違う。

縄文関東
(約6千年前の関東地方・霞ヶ浦河川事務所作成)

以前にも書いたように、当時は、利根川・霞ヶ浦・印旛沼・手賀沼は一続きになって、東京湾に匹敵するほどの、広大な内海(「香取海」)を形成していた。
現在、自転車乗りが、サイクリングロードだなんだと嬉しがって走っている低地のほとんどは、当時は、「海中」にあったことになる。

たとえば、現在の利根川河口付近の川幅は、約1キロであるが、当時は、10キロ弱ほどもあって、これはもはや「川」ではなく、「湾」というに相応しいものである(当然、海水もしくは汽水であったにちがいない)。

利根川河口域は、江戸時代以降こそ「難所」であったものの、上代ぐらいまでは、船が航行するのにきわめて適していたと思われる。
そう考えないと、畿内の勢力が、かくもやすやすと利根川筋から関東に流入してきたこと(たとえば「龍角寺古墳群」・鹿島神宮・香取神宮など)の説明にはならないかもしれない。

今夜は、近くに住んでいる叔母たちも招いて、餃子大会をやらかすことにする。
私は、葱やキャベツを刻んで、餃子の下拵えをする。

昼時になったので、お袋がお薦めのイタリアン・レストラン「ワイズキッチン」(Y’sキッチン)に行くことにする。
その店は、家からだと、ヤマサ醤油工場裏手の公園の側(そば)にある。
歩いても、20分ぐらいだが、お袋と自転車で行くことにする。
図らずも、これが、生まれて初めてのお袋とのポタリング(のんびりサイクリング)になった。

IMG_3591.jpg
(お袋の電動自転車と24インチママチャリ)

この秋に購入したお袋の電動自転車(24インチ)だが、私が物置から出そうと持ち上げると、信じられないぐらい重い!
25キロぐらいはありそうである。

お袋に「重いなあ、この自転車」と言うと、お袋は「え~、全然重くないよ」と言う。
どうして重くないとお袋が言うかと言えば、この春までずっと原付バイクに乗っていたお袋からすれば、「軽くて驚いた」そうなのである(なるほど)。

二台連なって、出かけるが、お袋の電動自転車、早いのなんのって・・・。
坂でも、びゅ~っと上がってしまうし、バイクに乗り慣れているせいか、お袋は、車道の左側を軽快に走り抜けてゆく。
私は、ぜいぜいしながら、漕いでも漕いでも進まない24インチママチャリで、懸命に追跡した。
いや~、電動自転車というのはすごいものである。

レストランでは、1500円ぐらいのランチセットを食べる。
かなりうまい(特に魚介系)。

IMG_3593.jpg
(ペスカトーレ・スパゲッティ)

自転車で銚子にツーリングに来る人にも、ここは、お薦めである。
分かりやすい所にあるし、自転車も止めやすいし、大人数でも大丈夫。

IMG_3589.jpg
(広々とした店内)

美味しいお昼ご飯をいただいて、家に戻る。
お袋は、昼寝をするというので、私は、ロードバイクで出かけることにする。
夜は、私が餃子を拵えなければならないので、あまり時間がない。

利根川から、銚子半島を時計回りに一周することにする。
さっきまで24インチママチャリ乗っていたので、ロードバイクで走ると、まるで、自転車に羽が生えたのではないかと思われるほどに軽快である。

まず、最近出来たという「円福寺」(8世紀創建)の五重塔を見に行ってみることに。
「円福寺」は、銚子の人からは「観音様」と呼ばれて親しまれている場所で、現在こそ寂れてしまったが、私が子どもの頃は、お祭りや縁日の時は、露店や見世物小屋が並び建って、大変な賑わいをみせたものだ。
そもそも銚子港を本格的に開いたのは、江戸期の紀州の人々だったが、その際の中心地が、この円福寺周辺である。
中世以来の寺院の建築物は、米軍の空爆によりほぼ全焼したので、古いものは残っていない。

IMG_3622.jpg
(銚子・円福寺山門)

IMG_3619.jpg
(大仏と鐘楼)

さて、その五重塔だが、予想していたよりも素晴らしい物だった。
ちゃんと(鉄製ながら)心柱を再現した柔構造の塔である。

IMG_3621.jpg
(本堂から五重塔を眺める・利根川方向・地平線に見える街並みは茨城県の波崎町)

再び、利根川筋に戻って、ペダルを漕ぐ。

IMG_3595.jpg
(利根川河口付近)

IMG_3598.jpg
(「安い店」・ここ本当に安くてウマイです)

IMG_3599.jpg
(堤防には、無数のウミネコが)

IMG_3604.jpg
(君ヶ浜から灯台を見上げる)

そして、犬吠埼灯台に到着。

IMG_3611.jpg
(犬吠埼灯台)

今日は、犬吠埼の下を巡ってついている遊歩道に降りてみることにする。
この遊歩道は、かつて「怒濤めぐり」という名が付いていて、灯台の下を一周できたのだが、現在は、波の力でその一部が壊れてしまい通行不能になっている。

普通は階段で降りるのだが、私は、中学生の頃から、ある土産物屋の駐車場から自転車で入れることを知っていたので、そこから、こっそり自転車に乗ったまま降りてみる。

IMG_3609.jpg
(自転車で「怒濤めぐり」をする・本当は自転車は入ってはいけません)

月並みな言い方だが、ここに来ると、いつも本当に感動する。

IMG_3607.jpg
(「怒濤めぐり」から南の海を眺める)

IMG_3605.jpg
(「怒濤めぐり」から東の海を眺める)

犬吠埼からさらに海岸沿いを回って、外川港から飯沼港をめぐって帰宅。

IMG_3613.jpg
(外川港)

私は、約50個の餃子を拵える。
二人の叔母もやってきて、賑やかな「餃子大会」となった。
叔母さんたちは、私の餃子にえらく感心して、こんなウマイ餃子を食べたのは久しぶりだと褒めてくれた(餃子作りに忙しくて写真無し)。
こんなもので良かったら、何回でも作りまっせ・・・。

走行距離:37キロ(24インチママチャリ+ロードバイク)

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Comment
勉強させて頂きました Posted by 相子
断腸亭さまのブログに出会い沢山のことを勉強させて頂きました。
数年前に鹿島コンビナートの見学に行き、OBの方からキャベツの差し入れがありました。分かりましたね。遺跡の上の台地に植えられているのですね。
2010.01.01 Fri 19:09 URL [ Edit ]
年が明けましたね Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

年が明けましたね。

銚子のキャベツは案外、有名なんです。
以前は、スイカもたくさん作られていましたが、最近は、メロンを作っているそうです。

こちらこそ、いろいろと学ばせていただいて、感謝しております。
2010.01.02 Sat 03:46 URL [ Edit ]

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