日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2009.10.22 Thu
秋高馬肥~珍味三品
「天高く馬肥ゆる秋」とは、この時節にはよく言われる言い回しである。

しかしこの成語については、以前から不思議に思っていた。
「天高く」は、雲もなくてぱあ~っと晴れ渡った秋空という意味で解釈可能だが、「馬肥ゆる」がどうも分からない。
いや、「分からない」というほどではなくて、ピンと来ないという感じかなあ・・・。

第一、四季を通じて、われわれは、競馬場にでも行かないことには、周囲に馬を見ることがないので、こんなところで、急に「馬」に登場されても困ってしまうのかもしれない。

また、「肥ゆる」という言葉も、ちょっと近づきにくい表現である。

「肥ゆる」は文語で、口語では「肥える」。

5年ほど前のこと。
大阪の友だちと会うために、鶴橋駅(大阪で私が一番好きな街)で待ち合わせた。
その友人は、私を見るなり「断腸さん、こえたんとちゃいますか」と言った。
私はその意味が分からなかったので、えっ、と聞き返すと、「ちょっと太ったんじゃないんですか」と彼は言い直した。

なるほど。
「肥える」という言葉は、今でも大阪では、太るという意味で日常語として使っているわけだ。

しかし、依然、「馬」がよく分からない。
たとえば、天高く「稲実る」(あるいは、「穀実る」)秋ならば、バッチリなのだが、どうも、馬が引っかかる。

そこで、インターネットで、この成語を調べてみることにした。

すると、驚くべきことが判明したのである。

この成語は、(案の定)中国からきたもので、「馬肥ゆる」というのは、秋になると、大平原の夏草をはんで身体を「肥らせた」(強くした)馬に乗って、北方騎馬民族が村を襲いに来る季節なので、外敵に備えるべく兜の緒を締めよという意味なのだそうだ。

つまり、元来のポイントは、豊饒の秋を愛でているのではなく、危険な季節の到来としての秋を警告しているということだったのである。

たとえば、8世紀の大詩人・杜甫に、以下のようなフレーズがある。

高秋 馬肥健なり
矢を挟みて漢 月を射る
(「月(ゲツ)」とは、たぶん、西域騎馬民族のこと)

閑話休題。

それはそうとして、食欲の秋なので、先週末、いくつかの珍味を食べた。

1.水元公園で行われていたお祭りで、「ドングリ」を食べる。

ドングリは、縄文期の主食格なので、食べられることは知っていたが、フライパンで炙るだけで良いとは知らなかった(あく抜きが必要かと思っていた)。

IMG_3229.jpg
(こんな風に、フライパンでドングリを炙[い]る)

それを金槌で割って食べると、これがほんのり甘くて、香ばしくて美味しい。

IMG_3230.jpg

ドングリには、いろんな種類があるけど、マテバシイが一番美味しかった。

IMG_3231.jpg
(食用ドングリの種類)

来年は、ドングリを大量に拾って、食費を節約することにしよう。

2.手賀沼で、「アメリカザリガニ」を食べる。

しゃあさんがクルマを出してくれるというので、買い出しがてら、手賀沼にドライブに行く。
フィッシングセンター」で昼食をとることに。

入店するなり、「ザリガニ入荷しました」という札が貼ってある。
何と、ザリガニを食べさせるとは!

興味津々で、さっそく頼んでみる。

深紅の茹で海老が10匹ほど出てきた(500円)。

IMG_3235.jpg
(食卓に上ったアメリカザリガニ)

皮を剥くのが多少面倒だが、まあ、美味しい。
コクがなくて、さっぱりした感じ。
頭の所には、ちゃんと黄色いミソもある。
たぶん、油を使って、イタリアン風か中華風に炒めれば、もっと美味しいのではないかと思った。

来年は、水元公園で、ドングリとザリガニで、バーベキューだぁ~。

3.赤羽で、「鶏の足」を食べる。

赤羽に住んでいるSさんが、めでたく転職したというので、そのお祝いのため、酒席を開く。
赤羽の路地は、私のような者にとっては、憧れの地である。

IMG_3232.jpg
(美しい赤羽の路地)

われわれは、Sさんお薦めの中華「同心房」に入る。

小皿料理(各210円)が主体の中華料理店で、びっくりするほどメニュー数が多い。

その中に、「鶏の足」があったので、頼んでみることにする。
鶏の足は、鶏の首と並んで、ラーメンのスープをとる際によく使われるのだが、そのものを食べたことがないので楽しみである。

そして、出てきた。

IMG_3233.jpg
(鶏の足)

鶏の足は、まるで「求めよ、さらば、与えられん」と言うかの如く、皿の上でその三指を広げていた。
さっそくむしゃぶりついてみると、これはウマイ!
ゼラチンの美味しさで、豚足をさっぱりさせたような味である。

鶏の足は、原価はすごく安いので、今度は、ハナマサあたりでごっそり買ってこよう。

来年は、鶏足(ケイソク)とドングリとザリガニで、緊縮財政を。
みなさんも、一緒にいかがですか?

IMG_3239.jpg
(久々の手賀沼に、我涙す)

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Comment
珍味でしたね。 Posted by しゃあ あずなぶる
ザリ・・・51歳にして衝撃の初体験でした。
手賀沼の市場(?)
ああいった「活気」も久しぶりで良かったなぁ。
2009.10.23 Fri 14:00 URL [ Edit ]
思い出させて呉れますね Posted by 相子
戦後の数年は最悪の食糧難。ドングリは勿論椎の実も炒って食べました。椎のほうが美味しいですね。手賀沼でアメリカザリガニが食べられるとは知りませんでした。
ザリガニは食べたことはありますが、遠い遠い昔のことです。
鶏のもみじはスープでは知っておりますが、それだけを食べたことはありません。
豚足よりさっぱりとしているとは、きっと美味しいだろうと想像しております。
それにしても匈奴というのは凄いですね。
2009.10.23 Fri 17:12 URL [ Edit ]
鶏の足! Posted by たすけ
こ、これです!これです!まさにこれ!!
先日TVで大分県の一部地域ではこれを常食していてスーパーにも並んでいるを見聞きし...
これ絶対食いたい!!と思っていたやつです。

いや~ 九州に行かずとも赤羽で食えますかー!ナイスな情報ありがとうございました!!

シイの実は私もガキの頃に毎年食べてましたよー!いつも神社の決まったシイの木でした♪そこで銀杏も拾ったな~♪

ガキの頃に近所のお兄さんたちがザリガニ茹でて食ってましたが、私はハチの子は食えましたが、ザリガニは駄目でした^^;
2009.10.23 Fri 23:34 URL [ Edit ]
馬肥ゆる Posted by 樽
先週、文化放送で「…馬肥ゆる…」の由来を知ったばかり。
それ以来、「おめえ 馬肥ゆるってホントの意味知ってっかよ」と自分ネタにしちょりました(笑)。

鶏の足…うう~、台湾の北端「翡翠湾」で海水浴した時に、屋台で照り焼き状態の鶏の足[だけ]を売っておりました。
その1mくらい山盛りになったジェノサイド状態に凍りつきましたぁ~。

おお、あの悪名高き(笑)フィッシングセンターでザリガニ食えるんですか。こっそり行ってみようかな。
エルヴィスの歌に「ザリガニ(CRAWFISH)」ってのがあるんですよ。
ニューオリンズを舞台にした1958年の映画「闇に響く声」の挿入歌。屋台のザリガニ売りの歌で、「くろぉぉぉっふぃいっしゅ!」というエルヴィスと黒人女性バックボーカルの掛け合いにゾクゾクします。
米国南部ではザリガニ料理が風物のようですね。

※日曜、お会い出来るのを楽しみにしておりまーすe-257
2009.10.24 Sat 01:27 URL [ Edit ]
どんぐり拾い Posted by じて通マン
どんぐりは、いるだけでいいんですか?
椎はもっとおいしいんですか?
どんぐりってついついたくさん拾って
後どうしようなんてことにいつもなるんですが
もう困らないぞ!
ザリガニは抵抗あるなぁ。昔飼ってた時くさかったからなぁ…
2009.10.24 Sat 03:10 URL [ Edit ]
次は・・・ Posted by 断腸亭髭爺
しゃあさんのお陰で、貴重な体験ができました。

あの時食べたのは、アメリカザリガニでしたが、今度は、日本原産のザリガニを食べてみたいですね。

それから、スッポンも挑戦してみたいです(どうして、「月とすっぽん」と言うんでしょう?)。
2009.10.24 Sat 04:14 URL [ Edit ]
救荒食 Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

やはり、食糧難時代は食べてましたか。
江戸時代でも、飢饉になると、ドングリを食べたそうです。

縄文期の遺跡に、結構大がかりな水晒し施設が発見されることがありますが、大抵の場合、ドングリ類の粉を作るためのものだと説明されていたので、水であく抜きをしなければ食べられないものだと思ってました。
今回の経験から、縄文人も、火で炙っていたのではないかと思いました。

ただし、栃の実は、今でも水晒しを行っているので、木の実の種類によって、処理の仕方が違っていたのだと考えるようになりました。

鶏の足も、「もみじ」という雅語がある以上、以前はもっと食べられていたはずですね。
2009.10.24 Sat 04:33 URL [ Edit ]
ドングリの炊き込みご飯 Posted by 断腸亭髭爺
たすけさん

私も、その番組見て、驚いた一人です。

以前、用事があって、大分の中津(福沢の出身地)の飲み屋に行ったとき、目にも艶やかな鶏の内臓類の刺身が出てきてびっくりしたことがあります。

大分では、大変に良く鶏を食べるんですねえ。
どの飲み屋に行っても、新鮮な鶏刺がありました。

日常的にドングリを食べていたなんて、さすが、野生児のたすけさん。

今度、ドングリの炊き込みご飯を作ろうと思っています。
2009.10.24 Sat 04:46 URL [ Edit ]
ザリガニ料理専門店 Posted by 断腸亭髭爺
樽さん

プレスリーナンバーに「crawfish・ザリガニ」という歌があったなんて、これは、私にとっては大発見です。

さっそく歌詞を調べてみましたが、実に美味しそうに書いてありますね。

Now take mr. crawfish in your hand
He's gonna look good in your frying pan
If you fry him crisp or you boil him right
He'll be sweeter than sugar when you take a bite
Crawfish

♪カリカリに揚げるか、上手に茹でて、パクつけば
♪砂糖よりも甘い風味の
♪ザリガニちゃん

ときたもんだ。

退職したら、手賀沼の畔で、ザリガニ料理専門店でも開きたくなりますね。
店のデザインは、ニューオリンズ風にして、プレスリーの「Crawfish」をかけて・・・。

日曜日、楽しみですね。
2009.10.24 Sat 05:08 URL [ Edit ]
携帯食にドングリを Posted by 断腸亭髭爺
じて通マンさん

自転車で遠乗りをする際、炒りドングリを一掴み持っていれば大丈夫ですね。
もうカロリーメイトなどの補給食を購入する必要はありません。

ザリガニは、たぶん、捕獲してからしばらくきれいな水に放して、泥抜きをした方がいいでしょうね。
2009.10.24 Sat 05:15 URL [ Edit ]

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