日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2003.11.21 Fri
百人一首・偉大な教科書
百人一首・偉大な教科書

さびしさに
宿を立ち出でて
ながむれば
いづくもおなじ
秋の夕ぐれ
(良選法師)

ご承知の如く、百人一首にも収められた有名な和歌である。
この感覚、この季節になると、毎年覚えることだけど、よくぞ、31文字に結晶させたものだと、これまた、毎年のように、感心する。

高校生の頃、「百人一首」の注釈鑑賞本(今は紛失。確か250円だった)を買ってきて、繰り返し読んだものである。
「古文」が大の苦手で、少しでも、古文を読めるようになりたいという動機で読み始めたのだが、次第に、その奥深い詩情に圧倒された。

しかも、その半分は、ある意味で「生々しい」恋の歌だったことが、高校生の自分の心に共鳴し、また、心を掻き乱された。

あしびきの
山鳥の尾の
しだり尾の
ながながし夜を
ひとりかも寝む
(柿本人麻呂)

現代語訳:山鳥のたれさがった尾のように長い長い夜を、ひとりさびしく寝るのだなあ。

あひみての
のちの心に
くらぶれば
昔は 物を
思はざりけり
(権中納言敦忠)

現代語訳:あなたと会って恋に落ちて以来、激しくて苦しいその恋心にくらべれば、それ以前の自分は、何も感じたり考えたりしていないのも同然だったなあ!

由良のとを
わたる舟人
かぢをたえ
ゆくへも知らぬ
恋の道かな
(曽禰好忠)

現代語訳:由良の瀬戸をこぎわたる船頭が、舵をなくして 行方も知れず漂うのは、この先どうなるかわからぬ私の恋の道を暗示しているようだ。

「百人一首」は、ある意味で、偉大な恋の教則本であり、恋の成立と失恋をめぐる類い希な物語集である。

健全な日本列島人を育てたいと思うのならば、よろしく、文部科学省は、これをば、国定教科書にするべきである。

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