日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
映画の日々 | エッセイ | 思い出 | 身辺雑記 | 日録 |  | 自転車 |  | 小さな旅(自転車) | 小さな旅 | 旅(自転車) | 未分類 | 自転車文学 | 
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
断腸亭日録~自転車日記
≪2017.06  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  2017.08≫
プロフィール

higedancho

Author:higedancho
断腸亭髭爺です。
自転車関係の日記が多いです。
よろしく。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム
フリーエリア
ブロとも一覧
--.--.-- --
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告    Top↑

2009.07.16 Thu
水をめぐる話
もう15年ぐらい前になるだろうか。
初めてパリに行ったとき、水のペットボトルを持ち歩いている人々を初めて見た。
街路や地下鉄の車輌内で、ペットボトルの蓋を開けて、ちょっと水飲んではすぐに蓋をしている光景を見て、私は、実に不思議なことをする人たちだなあと思ったものである。

不思議に思った理由は三つ。

1.水は、どこにでもあるものなのに、わざわざ金を出して買っていること。
2.水は、人間が日常的に持ち歩く携行物としては、書籍と並んで重い部類に属するものだというのに、それをわざわざ持ち歩いているということ。
3.砂漠でもあるまいし、そんなにしょっちゅう水を飲まなければならないほど、喉が渇くはずがないのに、頻繁に、しかも、なぜか小分けにして飲んでいること。

1については、すぐに納得がいった。
ヨーロッパでは水道の水が飲めない(というより、飲むに相応しくない)ものであるし、原則、どの店に入っても、水は有料なので、水を買うのが当たり前であるため。
2についても、上記1の理由からすれば、重くても、自分で水を持ち運ぶのが一番便利でもあるし、結局は安上がりであるので、分かるような気がする。
3については、今でも半分ぐらいは、腑に落ちないままではあるが、気がついてみれば、自分も同じようなことをしているではないか・・・。

ただ、1と2については、少なくとも日本の市街地では、公園の水道の水はそのまま飲むことができるので、よくよく考えれば、ペットボトルを持ち歩く必要はほとんどないはずなのだが・・・。

これも昔の話しで恐縮だが、30年ほど前のこと、晩夏の北海道を24泊25日のキャンプ旅行をしたことがある。
最終日の函館でユースホステルに一泊した以外は、全泊キャンプで、朝夕食は自炊の旅であった。

その際に、一番困ったのが、何と水であった。
もちろん、当時は水を「売って」いる所なぞないので、水は「もらう」ものであった。
もらうといっても、大抵は、公園やキャンプ場の水道から汲むか、ガソリンスタンドや民家にお願いして水を分けてもらうということである。

私の記憶では、一日最低3リットルほどの水が必要だった。
テントや寝袋や飯盒や米などの食料などのずっしりと重い携行物以外に、なかでも一番重い水を持ち歩くのは本当に厄介だった。

人が比較的たくさん住んでいる地域では、水の確保は簡単で、公園や学校の水道かガソリンスタンドでもらうのだが、人煙がまばらな地域に行くと、いつも、水の確保に悩まされた。
私が北海道を旅行したのは、もう季節はずれの9月で、山の中の大抵のキャンプ場は、8月一杯で閉鎖していて、水道の栓が取り去られ、使えないようになっていた。

やっとキャンプ場まで辿り着いて、さて飯を炊こうとすると、水が足りない。
仕方がないので、ポリタンクをぶら下げて、先ほど苦労して登ってきた峠を降りて、麓のガソリンスタンドまで水をもらいに行ったこともある。
そんな経験をすると、水がないと不安になって、とにかく水道を見つけると、ポリタンクに満タンにするという習性が芽生えるようになる。
ところが、これが重いのなんのって・・・。

自炊野営旅行では、とにかく水をたくさん使う。
飲み水のほか、米を洗ったり、味噌汁やラーメンを拵えたり、食器類を洗ったり、洗濯をしたり、歯を磨いたり、何をするにも水が必要である。
水を節約するために、米のとぎ汁はとっておいて、食器洗いや歯磨きや洗濯に使ったこともある。

ただ、水の確保で一番悩ましかったは、いつの時点でポリタンクを満タンにするのがよいかという点である。
もちろん、ポリタンは常に水で満たされたいるのがよいに決まっているのだが、何しろ重い。
水を一番使うのは、夕から朝にかけてであるので、野営地に着く直前に満タンにするのが望ましい。
ところが、昼過ぎになると、この先ちゃんと水を確保できる場所があるかどうか不安なので、水道を見つけると一応、満タンにしておくが、夕近くになって、野営することになった場所の近くに、ちゃんと公園の水道などがあった場合は、昼過ぎから重い思いをして水を持ち歩いていたことが悔やまれてならない、ということになる。

さて、やっと最近の話しになる。

真夏の自転車走行には、大量の水分が必要になる。
私の場合、約90分で、500ミリペット1本ぐらいである。
通勤の日は、往復で約2本、仕事中に1本で、計3本ほど。
遠乗りの場合は、大体8時間ぐらいは走るので、6本(3リッター)ぐらいは必要になる。

昔と違って、今は、自販機でもコンビニでも簡単に水分を補給することができるけど、問題なのは、それにかかる費用である。
私は、月平均約1200キロ走るが、平均速度20キロとすれば、60時間走っていることになるので、月平均40本のペットボトルが必要ということになる。
500ミリペットボトルの定価は150円なので、すべて定価で購入したとすれば、6000円にもなる。
もちろん、真夏は、自転車に乗っていなくても、水分を必要とするので、すべてを購入したとすれば、なんだかんだで、1万円ぐらいの出費になりかねない。

話しが逸れることになるかもしれないが、ペット入り水やお茶の価格はちょっと高すぎると思う。
ガソリンだって、リッター100円ぐらいだというのに、水やお茶がリッター300円もするのはどう考えても解せない話しである。

そこで、私は、夏になると、よく100円ショップで売っている900ミリのペットボトル1本と500ミリのペット1本に自家製のお茶を詰めて出かける慣わしである。
しかも、冷たい水が飲みたいときはコンビニなどで補給するが、節約のため、なるべく公園などの水道で補充することにしている。

いや、それにしても、普段はパーツを交換して10グラム軽量化したといっては喜んでいるというのに、1.5キロほどの水分を持ち歩かなければならないというのは、不条理な話しではある。

IMG_0890.jpg
(この写真では、1リッターのペットと220ミリのワンカップ焼酎の容器を利用・九十九里サイクリングロードにて)

旅をする人類にとって、水分の補給は、永遠の課題なのかもしれない。

走行距離:35キロ(フジクロス)

エッセイ    Comment(4)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
いまだに水を買えない Posted by じて通マン
こんにちは、じて通マンです。
いまだに水を買うことに抵抗があります。
お茶も抵抗があります。
水道ひねれば水が出て、お湯を沸かせば茶が入れられたり、わざわざ買う理由が見当たらないのです。お値段も高いし。

買うならコーラだな!

って単なるガキっぽだけか…
2009.07.19 Sun 02:49 URL [ Edit ]
やっぱり抵抗がありますよね Posted by 断腸亭髭爺
じて通マンさん

やっぱりそうですか。
缶ビールが百数十円で買えるのに、お茶や水に150円もかけるのは、やっぱり抵抗がありますよね。

コーラはあまり飲みませんが、カルピスソーダはよく飲みます。

カルピスは、われわれオジサンにとって、懐かしい味なのです。
2009.07.19 Sun 07:34 URL [ Edit ]
Posted by じて通マン
カルピスソーダ猛烈に好きです。
そんな私ももうオジサンかな?
2009.07.21 Tue 05:55 URL [ Edit ]
嬉しいです Posted by 断腸亭髭爺
じて通マンさん

嗜好がが似ていて、嬉しいです。
カルピスを飲むと、パワーアップしたような気分になれますね。
2009.07.21 Tue 08:43 URL [ Edit ]

管理者にだけ表示を許可する

Top↑

TrackBack
TrackBackURL
http://danchotei.blog75.fc2.com/tb.php/334-0e90981e

Top↑

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。