日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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断腸亭髭爺です。
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2009.05.29 Fri
雨にぬれても
まったき雨の一日だった。

ルイガノクロスで出発。
口笛をふきながら、自転車を漕ぐ。
今日のテーマは、もちろん、雨。

雨にまつわる曲を順繰りに吹いてみる。

♪雨、雨、降れ、降れ、かあさんが・・・
♪長崎は、今日も、雨~だった・・・
♪セプテンバーレイン、レイン、9月の雨は冷たくて・・・(大田裕美)
♪Raindrops keep falling on my head ・・・(「雨にぬれても」)

う~ん、Raindrops keep falling on my head が一番ぴったりくる感じだなあ・・・。

雨の日に自転車に乗るときは、自然、口笛が出てくる。
通り過ぎる人が、そういう私を不審気に見返したりするが、そんなことはお構いなし。
自転車は、歩くより速度が速いので、一時(いっとき)の恥ですむ。
それに、カッパを被っていると、妙な音響効果があって、口笛の音色が自分の頭の周辺で心地よく鳴り響くので痛快なのである。
四方を縦筋の水のスクリーンで守られた私は、いわば私を防御してくれる球体の中で、自転車を漕いでいるかのようだ。

♪Raindrops keep falling on my head・・・。

実は、その先の歌詞は知らない。
というか、口笛なので、歌詞は必要ないのだ。

雨の中、自転車を漕ぎながら吹く口笛のメロディーとしては、卓越してよく合うような気がする。

そう言えば、このバート・バカラックの曲は、映画『明日に向かって撃て』(1969年)の中で、実に効果的な役割を果たしていた。

ポール・ニューマンが、自転車の前にキャサリン・ロスを乗せて、牧場を快走するシーン。
そのバックにこの曲が流れるのだが、音楽と映像があれほど見事に融合したシーンも珍しい。
先ずは、是非、次のシーンをご堪能されたい。



この映画が封切られたのは、1969年。
資本主義国では、世界的に盛り上がったスチューデント・パワーが最高潮に達して、そして、転がり落ちるように挫折に向かった時期に当たる。

この映画はまた、「最後の西部劇」とか、「西部劇を葬(ほおむ)った」作品などと評されるように、従来の、ジョン・フォード的な西部劇からすれば、きわめて異質な作品であった。

この映画には、倒すべきインディアンも、悪漢もいない。
銀行強盗を「生業」とする主人公たちの敵は、もはや、伝統的な保安官(州警察)でもない。
州を跨いで追いかけてくるFBI(連邦警察)であり、国境を越えて追いかけてくる帝国主義的な米国であるのだ。

西部劇の多くの作品は、せいぜいが「郡」や「街」レベルに限定された舞台背景の中で繰り広げられる。
だから、たとえば、OK牧場の決闘(米国の忠臣蔵のようなもの)に、騎兵隊(米軍)が介入すれば、ドラマが壊れてしまう。
ワイアット・アープは、政府に援軍を頼んだりしないどころか、そういう選択肢それ自体が、西部劇ではあり得ない設定なのである。

同じく『真昼の決闘』(1952年)で、孤軍奮闘する保安官(ゲーリー・クーパー)も、状況的にあそこまで追いつめられながらも、近隣の街や郡や連邦政府に助けを求めない。
これが、西部劇的な掟(おきて)であり、禁欲的な作劇設定だったのである。

真昼の決闘
(『真昼の決闘』・私のベスト3の映画です)

以前は、銀行強盗をしても、州の外に逃れれば大丈夫だった主人公の二人は、州を越えて追走してくる一団を発見してびっくりする。
確か、このシーンは、望遠レンズで、蜃気楼が立つような地平線に追っ手の一団を映し出していたように記憶する。
これこそ、19世紀末にその母体が出来上がった国家主義的な警察組織FBIだったのである。
二人は、その後、国境を越えて南米まで逃走するが、そこ南米は、米国が帝国主義国として、最初に触手をのばした地域でもあり、ついに、そこで彼らは追いつめられることになる。

この映画が製作された当時(1969~70年)の若者は、この映画を、自分たちヤンガージェネレイションの挫折と重ね合わせて観たのではないか・・・。

上記のシーンはまた、映画に登場する自転車のシーンとしても、屈指の名場面であると言えよう。
自転車に乗ることの爽快感を余すところなく「描破」し尽くしているということも、強く書き添えておきたい。

閑話休題。

駿河台で業務終了後、打ち上げ~~~ということで、扇橋(江東区)の焼肉屋「肉の田じま」に出向く。

でも、あまり詳しく書くと、何だか自慢しているようになってしまう(それほど美味しかった!)ので、ここでは、写真を一枚掲載するにとどめよう。

IMG_2185.jpg
(松阪牛ロース)

こうして私は、カッパを被り、口笛を吹きながら雨の錦糸町を通り抜けて帰路に着いた。

走行距離:41キロ(ルイガノクロス)

映画の日々    Comment(8)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
美味いものは旨い。 Posted by しゃあ あずなぶる
明日、31日は息子の誕生日。
で、今夜は焼肉屋さんへ、行きます。
まぁ、松坂牛など高価で食べられませんが、楽しみではあります。

でも、その前にやらなきゃならない事が・・・。
旧友の見舞いです。自宅内の事故で、首から下が麻痺だとか・・・。
会いに行って、いいのかなぁ・・・?
2009.05.30 Sat 12:43 URL [ Edit ]
医食同源 Posted by 断腸亭髭爺
しゃあさん

「肉の田じま」は、松坂牛を頼まなければ、決して高くはありません。
ただ、ちょっと不便な所にありますが、車だったらひとっ飛びでしょう。
でも、金町の「大力」のが、私は好きですが・・・。

自宅の事故でそんな重傷になるなんて、もしかして、「階段落ち」ですか。
医食同源の「思想」からすれば、焼鳥屋で「首(ネック)」を買ってお見舞いに行くのがよいと思います。

2009.05.30 Sat 13:58 URL [ Edit ]
懐かしいですね Posted by 相子
映画はそう見ませんでしたが、どれも懐かしく思い出します。クーパーは今見ると皺皺で驚きますが歩くだけでも様になりましたね。
2009.05.30 Sat 23:07 URL [ Edit ]
往年のハリウッドスター Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

往年のハリウッドスターも、そのほとんどが亡くなってしまいました。

その威風をかろうじて保っているのは、クリント・イーストウッドぐらいでしょうか。

なかでも、私が好きだったのは、クーパーとバート・ランカスターです。
ゆっくりと映画をみたいなあと思う今日この頃です。



2009.05.31 Sun 06:09 URL [ Edit ]
西部劇スターは Posted by 相子
西部劇の撮影はネバタで製作されたものが多く、核爆発実験の影響か、ガンで亡くなった方が多いそうですが、本当でしょうか。

西部劇ではありませんが「誰がために鐘が鳴る」のクーパーとバーグマンは大好きでした。
2009.05.31 Sun 09:02 URL [ Edit ]
ジョン・ウェインはなぜ死んだか Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

残念ながら、それは本当です。

随分前に話題になった広瀬隆の『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』(文芸春秋社)に詳述されています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%8B-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BA%83%E7%80%AC-%E9%9A%86/dp/4167425017

今は、手元にその本がありませんが、核実験場近くのロケで被爆した俳優やスタッフが、普通よりかなり高い確率で癌のため死亡しているという内容だったと思います。

図書館には所蔵されていると思います。

そう言えば、同じ著者の『東京に原発を』も、衝撃的な本でした。
2009.05.31 Sun 10:03 URL [ Edit ]
ジョン・ウェインはなぜ死んだか Posted by 相子
本を注文しました。
ところでアマゾンで前にも本を買いましたが1円でした。この本も1円のが多かったのですが、1円というのが不思議でなりません。どうしてですか。
2009.06.05 Fri 09:53 URL [ Edit ]
分かりません Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

私にも、よく分かりません。
0円という設定はできないので、1円なんだと思います(ひと頃の携帯電話のように)。
たとえ、1円でも、在庫を処分できるからいいということなのでしょうか?
2009.06.06 Sat 07:45 URL [ Edit ]

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