日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
映画の日々 | エッセイ | 思い出 | 身辺雑記 | 日録 |  | 自転車 |  | 小さな旅(自転車) | 小さな旅 | 旅(自転車) | 未分類 | 自転車文学 | 
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
断腸亭日録~自転車日記
≪2017.07  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  2017.09≫
プロフィール

higedancho

Author:higedancho
断腸亭髭爺です。
自転車関係の日記が多いです。
よろしく。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム
フリーエリア
ブロとも一覧
--.--.-- --
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告    Top↑

2009.05.28 Thu
人力車考3~その前史(家畜に犂を引かせる)
人力車の前史として、移動手段の歴史について寸見してみたい。

人類史上、最も強力かつ普遍的な移動手段は、何と言っても、徒歩であろう。
これは、生物学的な制約によるものである以上、当然のことではあるが、実に長い間、人類は、徒歩によって地球上を歩きまわってきたし、今後も、歩きまわり続けるであろう。

では、徒歩の次に人類が発明した移動手段はなんであろうか。
たぶん、舟であろう。
特に流域を下流方向に移動する場合、山や谷を越えなくてもよい舟は最速の移動手段であったし、また、舟の持つ、想像を絶するような莫大な運搬力は、昔も今も、他の移動手段をはるかに凌駕する(タンカーなどの貨物船を思い出すまでもなく、矢切の渡しの船頭のオジサンは、たった一人で30人を運んでいるではないか)。
古墳から発掘される巨石は、時として、かなり遠方から運ばれたものであるが、これは間違いなく、舟によって運ばれたに違いない。

はてさて、舟の次に出てきた移動手段は何であろう。
たぶん、馬であろう。

と言っても、このあたりの事情はかなり複雑である。

人類が最初に家畜化した四つ足獣(つまり家禽類は除く)は、犬である可能性が高いが、これは、猟犬としてである(弥生文化のような農耕社会では後に食用になった・後世になって犬橇が登場するが、これについては今は不問とする)。
次は、羊、山羊、そして(猪)豚で、これらは、肉や乳や羊毛を得るための家畜である。

たぶん、その次あたりに、家畜動物として、牛、馬(驢馬を含む)が登場する。
野牛や野生の馬は、マンモス象や鹿類と並んで、太古の昔から、食肉を得るための狩りの対象であったが、人類の乱獲によって、その数が減少した(マンモスをはじめとする幾種類かの大型哺乳類などは絶滅・因みに縄文時代初期頃までは、ロシアでは最後のマンモス象が棲息していた)。

ラスコー
(ラスコーの壁画より)

後に、人類の運輸作業に貢献することになる牛と馬も、自然状態における個体数の激減という現実に対処するために、家畜化の試みがなされた可能性が高く、もちろんその目的は、食肉を得るためであったろう。

さて、牛や馬を家畜化した目的は、食肉の確保だったろうが、いつの頃からか、これに犂(すき・plough)を引かせるようになった。

鋤オリエント
(古代オリエント・牛に犂を引かせている絵)

さて、その後、この犂の代わりに、荷車を引かせることになるわけだが、それはまた、後日ということにしたい。

走行距離:3キロ(ママチャリ)

エッセイ    Comment(6)   TrackBack(0)   Top↑

Comment
犂を引きました Posted by 相子
戦時中、勤労奉仕で農家に行き、牛馬代わりに犂を引きました。田植えの前に田圃の中を女学生2人で犂を引っ張り、一日中田圃の中を歩き回ります。牛馬並みの扱いです。
非農家の子どもは動員され、農家の子どもは家で遊んでおりました。非合理な勤労奉仕でした。
今回の文を拝見し、戦中の生活を思い出しました。
2009.05.29 Fri 08:54 URL [ Edit ]
アマいですが・・・。 Posted by しゃあ あずなぶる
肉を摂る為に、飼っていた動物を殺すって躊躇しそうです。
仕方無いんですがね。小さな頃から飼っていると懐いたりして・・・。
それでいて「ローストビーフ」なんか、大好きなんだから、勝手なもんです。

相子さん。ストローに気を付けるよう、母に言っておきます。
2009.05.29 Fri 11:31 URL [ Edit ]
歴史は繰り返す Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

まさに馬車馬のように働かされたわけですね。
お国のためとはいえ、大変でしたねえ。
農家の子ども手伝わないというのが、どうにも解せないですね。

確かに、歴史的にも、最初、犂を引いていたのは人間だったようです。
歴史は繰り返すということでしょうか。


2009.05.30 Sat 10:10 URL [ Edit ]
家畜とペットの境 Posted by 断腸亭髭爺
しゃあさん

家畜とペットの境は不分明ながらも、確かにあるようですね。
私の祖父も、鶏を飼っていましたが、シメルときは躊躇しませんでした。
まあ、そういうものなんでしょうね。
2009.05.30 Sat 10:14 URL [ Edit ]
不思議ではないのです Posted by 相子
農家の子どもは自家作業となっています。当時女学校に行かせる農家は裕福でしたので、作男が居たりして実際はお嬢さんですので働かせません。
非農家の子どもは勤労奉仕の名で出征兵士の家の手伝いに行きます。慣れない農作業は大変でした。
戦時というのは子どもといえども駆り出されます。残酷です。
今の中学1年生、2年生にそんなことをさせたら大騒ぎになりましょうね。
2009.05.30 Sat 10:34 URL [ Edit ]
勤労奉仕 Posted by 断腸亭髭爺
相子さん

なるほど、そういうカラクリだったんですか。

『蛍の墓』などにも、裕福な農家が出てきますが、戦後、私の祖母も、闇米を求めて、農家によく通った話をしていました。

私のお袋も、女学校時代に勤労奉仕(主に農作業)をさせられた話をすることがあります。
当時の心的外傷からか、今でも、薩摩芋を見るのも嫌だと言います。

今の子どもたちには、かえってそういう記憶を学んでほしいと思います。
2009.05.30 Sat 13:52 URL [ Edit ]

管理者にだけ表示を許可する

Top↑

TrackBack
TrackBackURL
http://danchotei.blog75.fc2.com/tb.php/278-f563f296

Top↑

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。