日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2009.04.25 Sat
水元公園朝景~キャサリン台風を想う
今日の予報は一日中雨。

でも、早朝の、雨が上がっているうちに、ママチャリに乗って水元公園を廻ってみた。
時間も早いし、さっきまで雨が降っていて、またいつ降り出すかという空模様だったので、人影もまばらだった。

家から水元公園までは約200メートル。
一番近いルートは、次の写真の水路をつたって桜土手を越えるというもの。

IMG_1823.jpg
(前方の土手の向こうが園内)

春になると、花見の名所としてたくさんの人で賑わう水元の桜堤であるが、川もないのになぜこんな所に土手があるのだろうと不思議に思う人も多いにちがいない。

そうなのだ。
この桜土手(桜堤)は、お花見のために作られたのではなく、そもそも、上流域の荒川や利根川が決壊したときに、下流域に水が侵入しないようにするための最後の押さえとして作られたである。

ところが、米軍占領期の1947年9月、キャサリーン台風の来襲により、利根川や荒川が連鎖的に決壊。みるみるうちに下流域を水没させて、ついにこの土手に迫った。

このままでは、持ちこたえられないと見て、江戸川土手のダイナマイトによる爆破(江戸川筋に放出するため)を試みるも失敗。
そうこうするうちに、ついに最後の砦たる水元の桜堤も決壊して、葛飾区を含む江戸川と綾瀬川の間のほぼ全域が浸水し、巨大な湖と化したという。

桜堤決壊
(決壊した水元桜堤)

思えば、このほんの2年半前に、東京の下町を狙い撃ちした米軍の空爆(東京大空襲・死者約12万人)によって焼け出された人々が移り住んだのが、かろうじて戦火を免れた現在の葛飾区あたりであったのだが、そんな彼らに、今度は、未曾有の水害が襲いかかることになったのである。
まことに、神も仏もあったものではない。

水元の桜堤が決壊して流れ出した水は、たちまちに下流域の街を飲み込んで、甚大な被害をもたらすことになった。
その状況を物語る当時の写真を何枚か貼っておこう。

四ツ木洪水
(四ツ木付近。立石・四ツ木・堀切あたりは水深3メートルに達した)

水害小岩
(小岩付近・米軍占領期だったので、英語の標識あり。踏切[crossing]であったことが分かる。男は全員ふんどしですね)

洪水平井
(平井駅付近)

そんなことに想いを馳せながら、園内の水路とその水路のはけ口である滝の前でしばし休憩。

IMG_1824.jpg

公園の広い草原を一周する。
雨を浴びた鯉のぼりが静かに揺れていた。

IMG_1826.jpg

水辺に通る土道。
アスファルトではなく、昔ながらの工法で土を突き固めた道で、江戸時代までの道を彷彿とさせる。
向こうから木枯らし紋次郎が歩いてきそうな感じ。

IMG_1827.jpg

すると、雨がぽつぽつと落ちてきた。
腹も減ったので、今朝はこのへんで戻るとするか。

走行距離:8キロ(ママチャリ変速無し)

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