日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2009.04.16 Thu
東京名所図会~向島桜堤・安田庭園・二重橋
去年もそうだったけど、どういうわけか、暖かくなってくると、自転車のタイヤを細くしてみたくなる。

冬季、フジクロスのタイヤは、前が28C、後が25Cだったが、しばらくお蔵入りしていたシマノの廉価版完組ホイールR-500(かなり優秀な製品だと思う)を引っ張り出してきて、23C(太さが23ミリ・ロード系自転車では標準的な太さ)のタイヤを履かせて換装してみた。

ついでに、試しに、スプロケも13-23T(8速)という狭い(クロスな)ものに交換。
フジクロスは前が3枚(トリプル)なので、後は狭いギアセットの方が走りやすい気がしたからだ。
前が2枚しかないと、やはり後に25Tがないと不安かつ不便だが、前が3枚で30Tがあれば安心安心。
加えて、通勤で街中を走るには、後ギアを1T差で細かく変速できると、実に楽なのだ。

IMG_1749.jpg
(ローが23Tだと小さく見えるなぁ~)

今日は、駿河台の職場に寄ってから、本郷の病院へ行くという行程。

洗濯を済ませて、ホイール周りを交換したフジクロスに乗って出発。

う~ん、やっぱり細めのタイヤに換えると走りが軽い(ホイールもやや軽量になったため)!
スピードの乗りがよくて、大変に気持ちがよい。
13-23Tスプロケも、歯数差が小さな構成なので、微妙な高低にも的確に対応できて、こちらもいい感じ。

今日の昼飯は、出かける前から決めていた。
墨堤通り沿いにある、激安の弁当屋である。
何と、すべて250円!。

IMG_1750.jpg
(墨堤通りの激安弁当屋)

ハンバーグ弁当、焼肉弁当など、5種類ほどあるのだが、今日の私は、チキンカツ弁当を選んだ。
朝はまだ開いていないので、仕方なく、東向島の100円ローソンでおにぎり2個とサンドイッチ1個を買う(315円)のだが、この店が開いているときは、必ず、ここの弁当を購入するのが慣わしである。

蓋し、私の如き、自転車に乗って遊び暮らしているような人間が昼食代にかけてよい金額は300円程度が妥当なのである。

買った弁当をハンドルにぶら下げて、隅田川東岸の遊歩道のベンチへ落ち着く。

IMG_1753.jpg
(右遠景に見える、あまり美しくない橋は言問橋)

隅田川東岸の桜並木の遊歩道は、その昔は、向島の桜堤と呼ばれた場所で、明治時代に撮影された古写真が見つかったので、ここに貼っておこう(もしかしたら、現在の墨堤通りあたりだったかもしれない)。

向島堤
(明治時代の向島堤)

そうそう、弁当の中身は、こんな感じ。
マカロニが散乱しているのは、自転車のハンドルにぶら下げて走ったためで、お店の責任ではありません。
ご飯の量が多いのと、野菜がまったくないのが、この激安弁当屋のポリシーを物語っている。

IMG_1751.jpg
(250円弁当の中身・チキンカツ弁当)

弁当を食べ終わって、まだたっぷり時間があったので、そのまま隅田川沿いの道を下ってみた。
すると、左側に公園のような緑地帯が見えてきたので、なんだろうと思って近寄ってみると、「旧安田庭園」とあった。

IMG_1754.jpg
(旧安田庭園入口)

観覧無料だというので、さっそく入園してみる。
圧倒するような新緑が目に飛び込んでくる。

IMG_1755.jpg

広さは、向島百花園と同じぐらいだろうか(無料な分、安田庭園の勝ち)。
中央に優雅な形の池があって、池の水面には、飛び石が配置されていたりする。

IMG_1756.jpg

説明板によると、この庭園は、元禄期に築造され、明治期に安田財閥の所有するところとなったらしい。
安田財閥と聞くだけで、悪行をつくした独占資本ではないかと怒り出す人も多いかもしれないが、まあ、庭が悪いわけではないので、ここでは勘弁してほしい。

久々に両国橋を渡って、靖国通りを走っていると、急に、旧江戸城を見たくなった。
まだ時間があるので、南に進路を取って内堀へ。
桜田門まで走ったところで、ついでに二重橋でも見てみようと思う。
自転車を止めて、砂利道を歩いてゆく。

インド人と思しきグループが、観光に来ていた。
ものすごく長身のインド人から、家族の記念撮影を頼まれた。
小学生ぐらいの子ども三人と夫婦の五人家族だ。
子どもたちは、城にも橋にもまったく関心がないらしく、砂利石を拾って投げたり、走り回ったりしていたが、お父さんの呼びかけに集まってきた。
橋をバックに二枚写してやった。
お父さんから、流暢な英語で、この橋はいつ頃できたのかと聞かれた。
知らなかったので、ちょっと焦るが、「百年ぐらいまえじゃないかな」と答えておいた。
「どこから来たの?」と聞くと、私の聞いたことのない地域名を言っていた。
もしかして、インド人じゃなかったかもしれない。

インド人(ということにしておこう)と別れて、私も橋の写真を撮った。

IMG_1759.jpg

ここの写真は、誰が撮っても同じ構図になってしまうだろう。
それほど、被写体である風景の方が、完璧な構図なのかもしれない。

帰宅してから調べてみて初めて知ったのだが、二重橋というのは、この写真の手前の石の橋ではなく、その向こうにかすかに見える小さな橋のことをいうのだという。
手前の橋の名称は、正門石橋(何と散文的な!)というのだそうだ。
なるほどね、西の丸の正面に架かっているので正門石橋。
現在の石橋が架けられたのは、1888(明治20)年なので、今を遡ること約120年前。
インド人への私の答えは、まあ、許容範囲かな。

では、その前にどんな橋が架かっていたのかと言えば・・・、探し回って、やっと見つけました。
これです。

西の丸大手橋2
(明治初期の写真)

木造である。
そうだよな。
現在は、畿内系世襲豪族の末裔の単なる住居に過ぎないが、江戸時代までは、歴とした軍事的要塞(城)であったので、壕に石橋を架ける馬鹿はいない。
いざ戦ともなれば、たちどころに橋を落とさなければならないからだ。

なるほど、明治20年と言えば、戊辰の砲煙も遠くなり、明治の元勲の中で最も未来への可能性を秘めていたと思われる西郷隆盛や江藤新平は明治政府によって殺められ、また、明治時代にあって、唯一まともな民主主義運動であった秩父困民党を武力弾圧し、これを壊滅させた直後だったので、明治政府は、もうそろそろ壕に石橋を架けてもよかろうと判断したのかもしれない。
そのお陰で、伊藤博文や山縣有朋などといった夜郎自大な悪党たちがこの石橋を頻繁に渡ることになったのである。

駿河台の職場に寄ってから、呑ちゃんと合流してお袋の入院している病院へ。
お袋に数冊の本(何でもいいから買ってこいというので)とペットボトルのお茶を届ける。
点滴もはずれて、本来の元気も戻ってきたようで、実に多弁である。
良かった!

ちょっと嬉しい気持ちになって、病院を後にする。

呑ちゃんと、北陸料理を出す居酒屋で乾杯した。

IMG_1765.jpg

走行距離:53キロ(フジクロス)

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Comment
よかった。 Posted by しゃあ あずなぶる
お母さん。快方へ・・・良かったですね。もう少しですね。

石橋と聞くと、つい「叩く?」とか「渡るか、渡るまいか」なんて言葉を連想します。
渡ってしまってから『さっきのは石橋だったのか?』なんてのがボクの今まで。
ちょっと反省です。
2009.04.18 Sat 05:51 URL [ Edit ]
石橋とかけて、自転車ととく・・・ Posted by 断腸亭髭爺
しゃあさん、いつも、ありがとう!

現在は、ほとんどすべてが鉄橋で、ほんのたまに石橋がある程度で、木橋は滅多にありませんからね(木橋は車通行不可だし)。
石橋を叩こうにも、その石橋もきわめて少ないので困りますね。
今は、石橋と言えば、ブリジストンぐらいなものです。

石橋を叩いて渡るとかけて・・・、
自転車ととく。
その心は、ブリジストン自転車!

お袋は、いよいよ今日退院なので、美味しいものを食べる予定です。
2009.04.18 Sat 08:46 URL [ Edit ]

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