日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2005.09.29 Thu
あおによし
数年前、東京都知事(名前は失念)が音頭をとって、排ガス条例を敷いた。
都内に入ってくるディーゼルエンジン車(軽油車)の排ガスを軽減することを強制する条例である。

これにあたり都知事は、ペットボトルに排ガスから出る煤を詰めたものを持って記者会見場にあらわれ、これ見よがしに、中身をまき散らしながら、「こんなものを東京にばらまいていいのかっ!」と息巻くという、いかにも滑稽なシーンが、連日テレビでたれ流されていたのを記憶している。

ために、その条例の施行日までに、高価な排ガス軽減装置を着けるか、車を買い換える必要に迫られた運輸会社は、廃業に追い込まれたり、多額な借金を抱える羽目になった。
しかも、さる、旧財閥系の会社(名前は失念)が、排ガス軽減装置の粗悪品を売りつけたというかどで、司直の手にかかるという、情けない後日談までついた。

この排ガス条例は、結果として、きわめて自然破壊を助長するものであることは、残念ながら、認識されずに今日に至っているように思う。
なぜなら、この条例の成立によって、廃車になった車両は、間違いなく、東南アジアあたりに売りに出され、彼の地で煤をまき散らすであろうから。
つまり、地球規模で考えた場合、東京都のゴミが、他の土地へ運ばれたに過ぎない。
環境保護にとって、一番害悪をもたらす態度とは、「自分さえよければいい」という考え方である。
国別に見れば、その悪例は、京都議定書に調印しなかった米国。
都道府県別に見れば、東京都である。

その都知事(名前は失念)の普段の言動からして、政治家としては、4流以下で、実にスケールの小さな人間であることは明々白々ではあるが、困ってしまうのは、そんな人物の気まぐれの猿芝居のお陰で、災いを被る人がいるということである。

そう言えば、最近、葛飾は水元公園の中にある「緑の相談所」の職員の方が、今の都知事(名前は失念)になってから、都の自然保護関係の予算が減らされて困っていると嘆いておられた。
さもあらん。

ずいぶん前のことだが、ダグラス・ラミスという人が、何という本であったか忘れたが、東京に自「転」車専用の「高速」道路を作ったら良いのではないかと書いていたのを思い出す。
なかなかの名案だと思って、感心したのを覚えている。

ところで今、奈良についての勉強をしている。
勉強とは言っても、近く、奈良に行くので、その計画を練っているということ。
あれこれウェッブで調べていて驚いたのは、奈良における自転車道路の整備が実に進んでいることだ。
もちろん、観光地としての努力の一環ではあろうが、他の自治体でも、小予算で実現でき、しかも、排ガスを出さない自転車のための道路をもっと作ってみてはどうか。
自転車は、早くて、安くて、健康な移動手段であり、産業革命以降、人類が発明した大傑作だと、常々、思っている。

奈良県の主旨は、こうである。

> 大規模自転車道(サイクリングロード)は、公園、名勝、観光施設、
> レクリエーション施設等を結び、あわせて自転車利用の増大に対処す
> るために、「交通事故の防止と交通の円滑化に寄与し、あわせて国民
> の心身の健全な発達に資すること」を目的として整備が図られていま
> す。
>  奈良県では、現在、1974年度に着工された奈良西の京斑鳩自転車
> 道線(奈良自転車道)を皮切りに、大和郡山田原本橿原自転車道線
> (大和中央自転車道)、明日香大和郡山自転車道線(飛鳥葛城自転車
> 道)の計3路線の整備が進んでいます。

まるで、高速道路について言っているようだが、これは、自転車道路(サイクリングロード)の話である。
すべてが完成すれば、総距離70キロ以上になるというのだから驚きだ。
どこかの東国の薄っぺらい知事の考えることと較べると、何と、豊かな夢があるであろうか。

詳しくご覧になりたい方は、以下のページを参照にされたい。

http://www.pref.nara.jp/toshi/walking_map/nara/bike/coursebike.html

あおによし 奈良の都は 咲く花の
にほふがごとく 今盛りなり

藤波の 花は盛りに なりにけり
平常(なら)の京(みやこ)を 思ほすや君

と詠われたのは、今から1300年ほど前のこと(万葉集)だが、この調子だと、この古都が再び、花の都になるのも、そう先のことではないかもしれない。

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