日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2008.06.15 Sun
春象夏記・南イタリア紀行3(イタリアの乗り物)
春象夏記・南イタリア紀行3(イタリアの乗り物)

イタリアの道の話である。

イタリアの道と言えば、同名のタイトルの映画、すなわち、名匠フェデリコ・フェリーニ監督の傑作『道』(1954年・La strada)を思い出すのは自然なことであろう。
日本でも、年配の世代を中心によく知られている作品だと思う。。
『8 1/2』(1963年)あたりの、前衛的な手法を導入し始めて以降の映画よりも、むしろ、捻(ひね)りの少ないネオ・リアリスモ時代の『道』や『青春群像』(1953年)に愛着を感じる人も多いのではないか。

さらに脱線してしまうけど、私は、国別に分ければ、日本映画の次に好きなのはイタリア映画かもしれない。
特にフェリーニの作品、なかでも古代ローマ時代を舞台にしたファンタジー『サテュリコン』(1969年)や自伝的な作品『アマルコルド』(1973年)は大好きだが、どういうわけか、なかなかレンタルビデオ店に置いてないのが残念である。
その他、印象が強かった映画としてはデ・サンティスの『苦い米』(1949年)、ロッセリーニの『無防備都市』(1946年)、ヴィスコンティの『地獄に堕ちた勇者ども』(1969年)、それに鬼才パゾリーニの一連の作品など挙げればきりがない。

フェリーニの『道』は、一種のロードムービーで、旅芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)が、途中で拾った口のきけない少女ジェルソミーナを連れて、バイクや車で各地で巡業する話である。最後にその映画を見たのももう随分前のことだけど、ザンパノが巡る道は、何せ1950年代ということもあって、確かそのほとんどが田舎の未舗装路だったように思う。ある時は牧歌的な田園地帯、ある時はうらぶれた廃村のようなところをザンパノのバイクは走り続けていた・・・。
私には、人に見せるべき芸なぞないが、あんな暮らし方ができたらいいなあと思ったものである。



さて、イタリアの道の話に戻ろう。
とは言っても、今回は、イタリアの道そのものよりも、その道の上を走る乗り物の方について旅の記憶をまとめてみたい。

前項で書いたように、イタリアの道はあまり良好とは言えない。
道幅が狭いし、路地は入り組んでいたりするので、走っている車のほとんどが小型の車である。
まあ、日本の軽自動車ぐらいのサイズの車が多い。
一般車の多くは国産(イタリア製)のように見えたが、公共交通機関(バスなど)の車や警察車はドイツ車(ベンツかBMW)が目立った。因みにわれわれが乗っていた大型バスはベンツ製の新型車両だった。

思わず微笑んでしまったのは、昭和30年代に日本の町中を走っていたミゼットのような軽三輪トラックである。
前から見ると、人の顔のように見えて何だかかわいらしい。

08-05-21_08-23 IMG_0340


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三輪車の次は、二輪車にいってみよう。
『ローマの休日』(1953年)の頃から既に有名なイタリアのスクーター。

スクーター




狭い路地をするすると通り抜けるのにはもってこいのスクーター(バイク)は、南イタリアでもたくさん走っている。
カプリ島などにも、レンタ・スクーターの看板が見えた。
これも『ローマの休日』以来の「伝統」か、二人乗りをしている人が多かった。

08-05-22_16-27 IMG_0469

(シチリアの警察の制服は黒だったが、本土では青だったような・・・)

上の写真は、パレルモ(シチリア島の最大都市)の光景だが、ノーヘルメットのバイカーに目をとめることなく楽しそうに談笑しているオートバイ警察隊。
警官隊と言えば、こんな写真も撮った。

08-05-22_18-26 IMG_0487


BMWのバイクで颯爽と現れた警官二名。
向かって右は、女性警官である。
二人はこの後、バイクの脇に立って、通りを睥睨していたが、信号無視の車に対してもサングラス越しに睨んでいるだけだった。
女性警官のホルスターに納められていた拳銃は、さすがイタリアで、ベレッタ92(伊ベレッタ社製9ミリ弾の自動拳銃で、10年ほどまえから米軍の正式採用銃となった)であった。

次は、二輪は二輪でも、「原動機無し」の自転車に行ってみよう。
イタリアの道は、敷石が多いせいか、走っている自転車の半分ぐらいは、タイヤが重厚なマウンテンバイク系だった。

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(2,3キロはありそうな頑丈な鎖で結わえ付けられている。24速(3×8)のマウンテンバイク系の自転車)

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(パレルモの子どもたちの自転車。シングルギアだが、タイヤはマウンテンバイク系)

殺人的な交通量にもかかわらず、果敢に車道を自転車で疾走する人もいる。
もちろん、歩道に余裕があれば、歩道をを走っている人もいた。

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ここで、ちょっとクイズ。
以下に、パレルモで撮影した2台の自転車の写真を貼るので、まずご覧いただきたい。
この2枚の写真の自転車だが、実は、日本の自転車と決定的に異なる点が二つある。
さて、それは何であろうか?
すぐに分かる人は、相当自転車に詳しい人かも。

[写真A]
08-05-22_17-43 IMG_0471


[写真B]
08-05-22_17-44 IMG_0474


まず、概要。
[写真A]は、なんとカゴ付ママチャリである。
欧米には、カゴ付ママチャリがないとまことしやかに言われているが、実際には、こうして少数ながら存在する。
フレームは、スカートでも乗れるようなトップチューブが下に下がっているタイプだし、ランプの位置がちょっと普通と違うけど、ちゃんと前輪ダイナモ式で、これも正しくママチャリ式。

[写真B]は、日本で言えば、まあブリヂストンにあたるメーカー、ビアンキ社のクロスバイクである。
21速(3×7)か24速(3×8)なのかは、そのときは確認したのだが忘れてしまった。
シフター(変速操作器)は、シマノ(本社は大阪府堺市)のグリップ式シフター(「リボシフト」)である。

さて、日本でもどこでも見かけそうな2台だが、共通して、日本の自転車と違うところがある。
どこでしょうか?

気を持たせて申し訳ないが、解答は、明日分のブログに回すことにしよう。

連載(既出);
春象夏記・南イタリア紀行1(イタリアの洗濯物)
春象夏記・南イタリア紀行2(イタリアの道)

--------------
本日の走行距離:40キロ[ルイガノクロス(築地往復等)]
今月の積算走行距離:623キロ
昨年11月以降の積算走行距離:6966キロ
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Comment
三輪車 Posted by だっコアラ
本物を見た事がありますが、実際に走っているのは見たことがありません。

自動車って、生まれる時から四輪だと思っていたのですが、三輪の生まれる経緯が気になりました。

少し調べてみます。
2008.06.15 Sun 04:55 URL [ Edit ]
「オート三輪」 Posted by 断腸亭髭爺
私の子どもの頃は、八百屋さんや魚屋さんや左官屋さんはみなこの「オート三輪」に乗っていたものです。
軽三輪は、非常に軽量で、大人3人で持ち上げることができました。
廃れた理由の一つは、カーブを曲がりきれず、「転倒」する車が増えたからだと、私の祖父は言ってましたが。
デザイン的にもかわいらしいですね。
2008.06.15 Sun 07:33 URL [ Edit ]
子供の頃の話。 Posted by しゃあ あずなぶる
ウチにもありました。当時の事を実父が
「本二(木風呂)3本を載せて○○の陸橋を登りきれなかった。近くの交番から警官が来て
『俺が見ていてやるから、バックして勢いを付けて一気に行け』と言われた」との事。
陸橋の架かるような大きな通りを、バック出来るなんて、のどかな時代だったンですね。
2008.06.15 Sun 09:16 URL [ Edit ]
のどかな光景 Posted by 断腸亭髭爺
そうそう、昔は、バッテリーが上がったり、ラジエーターの水がなくなって路上でエンコして、ヤカンの水を持って走り回っているようなのどかな光景をよく見かけたものです。

「オート三輪」は、漫画「三丁目の夕日」にもよく出てきますね。
2008.06.16 Mon 09:06 URL [ Edit ]

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