| HOME |
2008.01.19 Sat
人類のために、即刻「リスニング試験」を中止せよ!
曇り(寒)。 5時半起床。
今日は、大学センター入試の仕事のお陰で休日出勤。 暗い内に家を出る。
われわれの職場では、一年で一番嫌な仕事だという共通認識が形成されて久しい。 そういう意味では、毎年この行事が行われる日は、まさに呪いの一日なのである。
去年から始まった英語のリスニング試験。 これぞ、骨折り損の草臥れ儲けというか、国家的規模での無駄に他ならない。
何故、英語だけにリスニングが課されるのか。 これの根拠が不明である。 高等学校では、「外国語」は必修であるが、「英語」は必修ではない。 韓国語・中国語・ドイツ語・フランス語など、高等学校で教えられている他の外国語にはリスニング試験がないのに、英語だけ行うのは筋の通らない話である。 それとも、他の外国語は、音声を使わずに学習しているとでも思っているのだろうか。
それ以上に、試験に全員配布されるICプレーヤー類に至っては、言語道断である。 このICプレーヤーは、毎年50万個以上配布されるが、全部使い捨てで翌年は新品を製造して配布している。 つまり、毎年毎年、ICプレーヤー50万個とICチップ50万個とイヤフォン50万個と単3電池50万個が、30分間使っただけでゴミとなる。 中でも、乾電池の膨大な消費量は、甚大な環境汚染に繋がる。 これでは、使い捨てによる環境汚染を高校生たちに奨励しているに等しい。
それだけではない。 この業務に従事する人々に対する文部省(私は省庁の名称変更の必要を認めないので旧名で書く)のプレッシャーのかけ方は、軍国主義下の日本や北朝鮮を思わせるほど、苛烈で抑圧的である。
この非人道的で無意味な業務を長年に渡ってやらされる、延べ数十万人の関係者の怨念は、歴代の文部大臣や文部官僚を末代まで呪詛しても足りないぐらい、日本列島の山野を埋め尽くすであろう。
将来、まともな世の中がやってきたら、このセンター入試の「リスニング試験」は、人類の愚かな行為として笑い物になり続けるであろう。
羽仁五郎が『教育の論理―文部省廃止論』を書いたのは30年も前のことだったろうか。 その正しさが年々歳々確かなものになりつつある。
---------------------- 本日の走行距離:2キロ(金町駅往復) 今月の積算走行距離:377キロ 昨年11月以降の積算走行距離:1661キロ 本日の歩行歩数:10500歩 ---------------------- ---------------------- 朝食:コーヒー(家) 昼食:弁当(職場) 夕食:天ぷらうどん(明大前)+自家製いなり寿司+切り干し大根(家) ----------------
エッセイ
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
≪意味のある行い~ダンベル・ウォーキング
| Home |
墨東散歩≫
Comment
Top↑
TrackBack
TrackBackURL → http://danchotei.blog75.fc2.com/tb.php/104-b9314fad
Top↑
| HOME |
|