日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2008.01.18 Fri
墨東散歩
曇り(寒)
3時起床。

夕べは、8時過ぎには夢の中。
従って、朝の3時には目が覚めてしまう。

今日は、待ちに待った、福岡から寛さんが東京にやって来る日である。
昼は、一緒に向島や京島界隈を散策。
夜は、葛飾デルタ同盟の仲間と合流して立石・四ツ木で饗宴という計画。

朝は、仕事をしたり、洗濯をしたりして過ごす。

自転車で四ツ木駅まで行って、寛さんと待ち合わせる。
件の寛さん、大荷物を担いで、まるで大黒様の現身(うつしみ)のように登場。

さっそく、荷物と私の自転車を預かってもらうために、やまびこ邸のドアを叩く。
いつものようにちゃきちゃきとやまびこさんが玄関先に現れて、奥に上がらせていただいて、お茶をご馳走になる。
あんまりにも居心地がいいもんだから、長っ尻になることを恐れて、早々に座を立って、寒空の中に出る。

京成線で荒川を越えると、そこはもう墨田区である。

墨田区は、1947(昭和22)年、本所区と向島区が合併して誕生した行政区で、その区名は、

 隅田川の堤の通称「墨堤」から墨を、隅田川から田を取ったもの

とフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には記されている。

永井荷風の『墨東綺譚』(ぼくとうきたん・「ボク」という字はさんずいに墨で、変換しても出てきません)の墨東とは、隅田川の堤よりも東の地域、つまり広義には墨田区、狭義には向島を指している。
『墨東綺譚』で主人公が通う私娼窟・玉の井は旧地名(あるいは通称)で、現在の東向島あたりのこと。事実、1987年までは、現在の東武線「東向島」駅は、「玉ノ井」駅であったが、東武鉄道の歴史感覚の欠如により、味も素っ気もなく不細工で面白みがない駅名に変更された。

話は多少逸れるが、こうした地名の「破壊」行為は、何も明治政府の専売特許ではない。
戦後の日本政府は、明治政府に輪をかけて、地名の破壊を行ってきた(現在も進行中)。
たとえば、田無市を西東京市に変えるという、痴呆的な行いなど。
地名の心ない改変は、文化の破壊に通じることを肝に銘じるべし。
いずれまともな世の中になったら、すべて元に戻されることになるであろう。

向島の名の起こりは、事実上、江戸城の東側の大外濠を構成していた隅田川の「向こう」に位置したからである。
どうして「島」なのか。
江戸中期までは、現在の墨田・葛飾区は、江戸市中の人にとっては、水郷の地と認識されていたことからも分かるとおり、沼沢や小河川があちこちに点在し、現在の大河川・荒川放水路が造られる以前も、既に「島」と呼ぶに相応しい地形だったからである。

ついでだが、隅田川流域の原風景は、葦原の深く茂る湿地帯だったのだが、浅草だけがやや高い所にあって、葦原の茂り方が「浅い」ということから「浅草」と命名されたという。

これまたついでだが、墨田には「島」が付く地名が多く、そのまた向こうの葛飾には「戸」の付く地名が多い。
もちろん、「戸」とは、水戸や神戸や八戸の「戸」と同様、湊(みなと)という意味である。
墨田も葛飾も、旧制の広大なる葛飾郡の一部であったことから、このあたりがそもそもは大農業地帯だったこともうかがわせる。

さて、われわれは、京成曳舟駅で電車を降りた。
四ツ木からたった二駅である。

毎日のように、通勤の際に自転車で通っている地域だが、なにせ道が難しい。
まさに迷路なので、まず、曳舟文化センターで京島の地図(200円)と東向島の区役所ので出張所で墨田区の地図(無料)を入手。

昼頃、京島在住のけいこさんと合流することになっていたので、先ずは、向島百花園あたりを先に回ってみようということに。
いつも、この百花園を前を通って通勤しているので、ここに関しては迷わずにすむということもあった。

さっそく、近くのコンビニでワンカップ酒を購入し、向島百花園に入園(入園料150円)。
向島百花園については、前にも書いたが、小さな庭園ながら、不思議な奥行きがある。
変な言い方かも知れないが、庭園のどの地点にいても、そこが中心であるような迷路感があって、このあたりの道の付き方を象徴しているようでもある。
いや、それよりも、西欧式の中心のある庭園の原理とは、良い意味で、まったく異なっている。

庭園の中のあずまやに腰を降ろし、やまびこさんからいただいた塩茹で豆をつまみながワンカップ酒をちびりちびり。
「軍手にワンカップというのは、実によく似合いますね」などと言いつつ、閑散優雅なる庭を眺めながら、「一杯一杯復一杯」。

そんなわれわれの呵々大笑を聞きつけたけいこさんが、手を振りながら登場。
080118_1224~02

ここからは、けいこさんのツボを押さえたご案内で、京島の路地巡りである。
080118_1426~01

まさに、作り物ではない昭和30年年代の町並みがそこかしこに残っている。
植木鉢が所狭しと並べられた半間路地。
壊れたチョコレートのような長屋。
080118_1435~01

店先からこぼれるように並べられたお総菜屋さん。
080118_1451~01

懐かしい看板。
どれも、これも、涙が出そうになるほど懐かしい。

こうして、向島・京島散策を終え、われわれ三人は、興奮する心を抑えるようにして、京成線で荒川を渡った。

付記;この後の葛飾の宴会については、「葛飾デルタ同盟掲示板」「呑ちゃんのブログ」を参照のこと。
080118_1436~01

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本日の走行距離:14キロ(四ツ木駅往復)
今月の積算走行距離:375キロ
昨年11月以降の積算走行距離:1659キロ
本日の歩行歩数:20757歩
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朝食:コーヒー+ヨーグルト+リンゴ+Gドリンク(家)
昼食:半チャンラーメン+餃子(京島)
夕食:蕎麦懐石+刺身盛り合せ他(四ツ木「玄庵」+「とりあへず」)
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