日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2013.10.07 Mon
歯無しの話~フロントギア交換
歯を磨くのは苦手だが、なぜか歯車(ギア)は好きだ。
自転車の部品の中でも、ギア類が一番好きかもしれない・・・。

ギアの歯は、英語でもtooth(複数形はteeth)というが、というより、toothの翻訳語であるが、そもそも、日本語の「歯」の語源は、何なんだろう。
学術的には「不明」のようだが、やはり、「歯」と「葉」は、同根の言葉のような気がする(もしかして、「刃」や「羽」もそうかもしれない)。
いずれも、ギザギザした形状において、似ている。
「食(は)む(=噛んで食べる)」という言葉も、実は、「歯」から派生したという説もある。

また、「橋」「端」「箸」なども、一番端っこを表す言葉として同源であることが知られている(橋は、陸地の端っこの意)。
さらに、「花」「鼻」「端(はな)」も、突き出ているところということで、これらも同源だろう。
これらは、いずれも、「は」音で始まる単語である。

だとすれば、「はし」の「は」も、「はな」の「は」も、やはり、突き出てとんがっている先という意味ではなかろうか。
たとえば、「山の端(やまのは)」は、山の「稜線」という意味であるうように・・・。

さてと。
歯を磨くのは苦手だが、冬の夜など、炬燵の上に新聞紙を敷いて、映画『赤穂浪士』などを見ながら、ばらしたスプロケ(後輪ギア)を磨くのは、この上なく楽しいのものである。

自転車を始めた頃は、ギア類を枕元に置いて寝るようなことすらあった。

ところが、最近、私の通勤用の自転車のギアに大変なことが起こっていることが判明したので、そのことを書いておこう。

この10日ばかり、雨の日の自転車通勤が重なった。
そんなある日、雨だれが頬を伝っていくのに堪えながら、新宿の交差点で信号待ちをしていた。
新宿陸橋前の交差点は、青になったが早いか、1秒でも早く出走しないと、陸橋を安全に渡り切れないので、いつも心が急く場所である。
だから、右の信号機の右折青が赤に変わると同時に、見切り発車して、立ち漕ぎで俄かに速度を上げて、陸橋に突入するのが慣わしになっている。
ところが、その日、ペダルを踏み込んで発進しようとしたら、ズルズルとチェーンが滑って、前につんのめりそうになった。
慌てて、左足を着いて、再度踏み込んだら、やっと発進することができた。

いったい、どうしたんだろう?

チェーンがギア上で滑るような現象は、稀にあることである。
だが、大抵の場合、フロントギアを変速する際にアウターとインナーのギアの間を、一瞬チェーンが泳いでしまうという現象である。
ただ、発進時には、考えにくい。

そこで、雨のかからない所で、フロント周りを見てみたが、別に異常は見つからなかったし、その後、低速でフロントの変速をしてみたが、何の問題もなく良好に作動した。

再度走り始めて、御茶ノ水近くの靖国通りの交差点で、新宿と同様のトラブルが起こった。
はて、どうしたことか?
雨の影響だろうか?
でも水がかかっただけで、こんな現象が起こるとは考えにくい。
そうか、もしかして、チェーンが伸びたのであろうか。
そろそろチェーンを交換しなくてはならないかもなと思いながら、その日は、そのまま帰宅。

翌日も、何回か、同じ現象が起こった。
それも、発進時と、坂道でペダルを強く踏み込む際にだけその現象は起こって、普通に走っている分には何の問題もなかった。
やはり、チェーンが伸びているんだろう。
そう決め込んでいた。

その後数日も、帰りが遅くて、なかなかチェーンを交換する機会がなかったが、だんだんチェーン滑りが頻発化して、ついには、普通に走行している時にさえたまに起こるようになった。
何回も自転車を降りては、前後のギア周りを点検したり、後輪のクイックの締まり具合を調べたりしてみたが、原因は分からなかった。
とにかく、立ち漕ぎをしたり、強く踏み込まないようにしながら、恐る恐る運転していた。

ところが、ある時、たまたまインナー34tで発進しようとして、いつもの癖で強く踏み込んで立ち漕ぎ体勢に入ってしまって、あっいけねえっ!と咄嗟に思ったのだが、何とチェーン滑りの現象は起こらなかったのである。
あれ~、偶然かなあと思って、何回か試してみたが、34tの場合は、まったく問題が起こらなかったのである。
なるほど、となると、犯人は、アウターギア(50t)そのものに違いないと思って、今度は、アウターギアをつぶさに見てみて、やっと原因が判明したのであった。

原因は、チェーンではなく、アウターギアの歯であった。
つまりは、信じられないぐらいギアの歯がすり減って、ある一定以上のトルクをかけると、チェーンが歯を噛みこむことができずに、空回りしていたのであった。

だが、その後も、ギアを交換する暇がなくて、ずっと34t縛りで、雨の中を通勤していたのだが、やっと本日(日曜日)、アウターギアを交換することができた。

まず、押し入れから補修用のアウターギアを「発掘」する。

PCD110ミリの50tギアは、数枚の在庫があった。

IMG_0103_20131006232334db2.jpg
(在庫のギアたち。これ以外に、46tが3枚見つかった)

同種のギア板(旧ティアグラ)の在庫があったので、すり減ったものとよく比較してみるために、先ずは、古いのを外してみよう。

IMG_0099_201310062323497ff.jpg
(まず、アウターギアを取り外す)

アウターギアのみの交換なら、クランクを車体に取り付けたままで可能であるし、その方がやり易くもある。
5本のボルトを六角レンチで緩めるわけだが、非常な高トルクで締められているので、短いレンチの場合は、ゴムハンマーなどでレンチの柄を叩かないと緩まない。
だが、精確にレンチを入れて、しかも、精確に叩かないと、ネジ山をなめてしまうので、本当は、長いレンチでやる方が良い。
また、フロント周りをいじる時は、怪我をしやすいので、手首まで覆う長袖の服をきて、手袋をはめてかかろう。
アウターギアは、大変な凶器であると心得るべし。

さて、そうして取り外したギアをご覧あれ。

IMG_0101_20131006232350860.jpg
(取り外したギア・旧ティアグラ)

実に頼りないぐらいに、ギアがすり減ってしまっている。
ここまで減るものなのかとちょっと驚くと同時に、ここまで放置していた自分に呆れ果てる。

そして、次は、新品のギアを見ていただきたい。

IMG_0102_20131006232347803.jpg
(新品のギア・旧ティアグラ)

惚れ惚れするぐらいギアの歯が鋭角的に立っている。
凛々しい感じすらして、頬ずりしたいぐらい。
でも、本当に頬ずりすれば、顔は血だらけになるだろう。

新旧のギアを並べて撮影した写真もご参考までに。

IMG_0100_20131006232350d00.jpg
(言うまでもなく、左が新で、右が旧)

スプロケは大抵鉄製だからそんなに極端に減るものではないが、フロントギアは大抵アルミなので、やはり減り易いのは道理である(チェーンは、もちろん、鉄製)。
因みに、ソラからデュラまで、アウターギアは全部アルミ製。
インナーギアは、ソラだけが鉄製。

さっそく新しいギアに交換する。
交換した新しいギアは、現105のものにした。
既にやや使用した形跡があったからである。
因みに、旧ティアグラと新旧105のアウター(及びインナー)は、重量は同じなので、たぶん、材質も同じであろう(46ティアグラは、使ったことがないので不明)。
しかも、完全に互換性がある(ただし、旧ティアグラと旧105の右クランクは、完全互換ではなく、やや工夫が必要)。

さっそく、試走に水元公園へ出かける。
最初は、インナーからアウターへうまく入らなかった。

これまですり減って低くなった歯に合わせて調整されていたのに、新しいギア板は、歯の高さがあるからである。
FDの外側の調整ボルトを2分の1左に回したところで、ドンピシャに変速できるようになった。

IMG_0105_20131006233022fd2.jpg
(新105のギアに交換)

ペダルを思い切り踏み込んでもチェーンが空回りしないというのは、当たり前のことながら、大変に気持ちの良いものである。

IMG_0106_20131006233020191.jpg
(通勤その他に大活躍のACクロス。フォークは事故で壊して交換

それにしても、今回お陀仏となったアウターギア、どのぐらい使ったのだろうか。
確か、当初はACロード(別の自転車)に付いていたものだったか。
詳しく過去のブログを読み返せば、分かるかもしれないが、今は、面倒くさい。

ただ、この自転車に取りつけてからは、ざっと2年半ぐらいになるのではないか。
通勤用なので、走行距離は、推測しやすい。
私が通勤で走る距離は、大体、月に800キロ(週200キロ)。
つまりは、年間約1万キロになる。
2年半前から取り付けた部品で、その前も、しばらく他の自転車で使っていたはずなので、推定3万キロぐらいではなかろうか。

自転車乗りの皆さんも、フロントギアの減り具合などには、あまり注意が向かないかもしれないが、2万キロを過ぎたあたりから、たまに観察されてみてはいかがだろうか。

こうして、私は、晴れ晴れとした気持ちで、市川や松戸の下総台地を走り回ったのであった。

IMG_0098_201310070015146ec.jpg
(矢切の「野菊の墓・文学碑」より江戸川河川敷を望む)

本日の走行距離:50キロ(ACクロス)
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テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
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