日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2010.11.28 Sun
モンティ・パイソンと自転車
モンティ・パイソンという名を聞くだけで、私と同じ世代の人は、自然と懐かしさと可笑しさがこみ上げてきて、こんなコントもあった、あんな面白いコントもあったなどと話に花が咲いて、サントリーレッドの水割りとアタリメでもあれば、一晩中でも、さんざん馬鹿笑いしながら、ああだこうだと語りあかせるのではないだろうか。

モンティ・パイソン
英国のお笑いグループ(現在は解散)。
1969年から、英国国営放送(BBC)でテレビ番組「モンティ・パイソン~空飛ぶサーカス」という番組を製作・空前の大ヒット。
日本でも、1976年よりテレビ東京で放映(司会進行:タモリ)。

モンティ・パイソンの、その度肝を抜く面白さを何と表現したらよいのだろうか。
途方もない諧謔精神?
一切の意味付けを拒否するナンセンス?
飽くなきパロディ精神?
その攻撃の対象には、タブー(聖域)はない。
皇室、警察、政治家、官僚、宗教、芸術、マスコミ、身障者、階級、偉人、家族、外国人(特に米ソ仏独中日)、貧乏人、金持ち、愛、死・・・。
とにもかくにも、社会の通念として仮面のように張り付いた「らしさ」や「押しつけ」への激烈な攻撃と痛罵を、すべて「笑い」という坩堝に(るつぼ)に溶かし込んで、鋭い批評的炸裂弾を放ち続ける・・・。

私は、以前からこのモンティ・パイソンのテレビ番組が大好きで、たまにレンタルビデオで借りてきては見ていたのだが、ついに我慢しきれなくなってしまい、つい最近、清水の舞台から飛び降りるようなつもりで、全番組の収められたDVD集を購入してしまったのである。


(空飛ぶモンティ・パイソン 40thアニバーサリーBOX)

IMG_0162.jpg
(購入したDVD集パッケージとおまけの人形)

このDVD全集は、グループ結成40周年記念版ということで、「シリー・ウォーク」(「馬鹿な歩き方省」というコント・この動画をご覧になりたい人はココをクリック)に登場する「役人」の、変な歩き方をしている人形がおまけに付いている。

ワクワクしながら、包みを開けて、先ずは、私の一番好きな「恐怖の殺人ジョーク」(動画はココ)を見る。
本当に可笑しくて、腹がよじれるようだ。

とにかく、全部で45回番組分、ちゃんと数えたわけではないが、収められたコント(英語では「スケッチ」という)の数はざっと500以上。
見続けると、あんまりにも可笑しくて、顎と腹筋が痛くなってきて苦ジ~~~・・・。

しばらく見ているうちに、自転車がテーマ、というより、自転車が出てくるエピソードがかなり多いことに気づく。

今日は、そのうちの何本かをここにご紹介しておこう。

モンティ・パイソンのコント作品は、言語と身振り(アクション)が一体になっているので、ものによっては言葉で説明するのが難しいが、ネット上に日本語版動画があって、比較的説明しやすいのは、「自転車修理マン」というコントである。
まずは、ご覧になっていただきたい。



「自転車修理マン」の世界では、全員が(米国製漫画とそのテレビ化作品に由来する)スーパーマンである。
街を歩いている人も、バスに乗っている人も、とにかく、全員がことごとくスーパーマンなのである。
ところが、可笑しいことに、超人的能力を持っているはずのスーパーマンが、自転車に乗っているどころか、壊れた自転車も直せない。
そこで、スーパーマンからにわかに変身した「バイシクル・リペアー・マン」が、さっそうと「徒歩で」登場して自転車を見事に修理する。
それを見ていたあまたのスーパーマンが驚いて、彼こそが英雄「バイシクル・リペアー・マン!(自転車修理マン!)」であると認知する。

面白いのは;
・このエピソードに登場するスーパーマン(常人)たちが、わざとらしい米国英語をしゃべり(米国人の単純さを皮肉っているのか)、自転車修理マンが、すぐそれと分かる英国労働者の英語を話しているところ。
・また、エピローグで、「共産主義者」を罵っている人物が出てくるが、これも、根拠もないのに共産主義者を過度に毛嫌いする米国人的特性を揶揄しているものと思われること。

次にご紹介するは、「ピカソの自転車レース」(英語版)。



これは、自転車レースに参加したパブロ・ピカソがレース中に、自転車に乗りながら新作を描くという馬鹿らしい設定。
しかしながら、レースの実況中継中にも、なかなかピカソの姿は現れず、カンディンスキー、ブラック、モンドリアン、シャガール、マックス・エルンスト、ミロ、デュフィ、ベン・ニコルソン、ジャクソン・ポロックといった名だたる20世紀の画家たちの自転車が通り過ぎるのみ。
結局、実況中継中にピカソの姿は現れずに、「落車」して「自転車における国際的な名声を得ようとしたピカソの企ては失敗しました」というアナウンサーの報告で終わるというもの。

最後に、これはかなり長編の「サイクル野郎危機一髪」という作品。
ネット上には英語版しかなかった。
しかも、4分割。
埋め込みをすると、ページが重くなるので、URLのみを記しておこう。

1.http://www.youtube.com/watch?v=Grad9m2K5g0
2.http://www.youtube.com/watch?v=jQsPenSt3x0
3.http://www.youtube.com/watch?v=BuO274cd7Y0
4.http://www.youtube.com/watch?v=ipOQmAF2c8U

これまたハチャメチャな物語。
自然と人間との暖かな交流を求める、いかにもお人好しで、時代(1969年)の割にはノンポリの青年が北コーンウォールをサイクリングしている(ランドナーで)。
鼻歌を歌いながら、田舎道を走っていると、トップチューブの空気入れにズボンが引っかかって転倒。
同情を得ようと、土地の人にその顛末を陽気にしゃべってみせるが、握手もしてくれなかったり、無視されたりする。
ところが、ドジなことに、そのあとも、数回、空気入れにズボンが引っかかって転倒。
詳細を書くのが面倒になったので、以下、簡略に。
その後、どうしたことか、というか、いつの間にやら、気がついてみると南仏まで来てしまう。
それだけならまだしも、(自分のことをトロツキーだと思いこんでいる)変な連れと出会って、二人乗りで、ついには、ソ連まで来てしまうのだが、スパイ容疑で銃殺刑を宣告されるという危機的な状況に陥る・・・というような筋書きだ。

私が文章で書くと一向に面白くないが、是非、動画をご覧になっていただきたい。
英語が分からなくても十分に楽しめるはずである。
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テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
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2010.11.25 Thu
湾岸サイクリング~千葉県はサイクリング王国!
関東平野が日本最大の平野であるということは、よく知られている。
では、この「平野」とはなんであろうか。
各種事典などを調べてみるが、たとえば、標高何メートルまでが平野であるというような記述がなくて、何だか、分かったようで分からない。

しかし、大まかに言えば、われわれが、「ああ、このあたりは平野なんだなあ」と思えるような土地のほとんどが、実は「沖積平野」であることだけは理解できた。

では、この「沖積平野」というのはなんであろうか。
「沖積平野」を理解するには、ちょっとばかり、時間を遡る必要がある。

まず、約1万年前くらいに、最後の氷河期が終わる。
氷河期が終わったことにより、地球は急速に温暖化して、南極や山岳地の分厚い氷の層が解けだしたために、海が大きくなった。
そのため、これまで陸地であった場所に海が入り込んで、海岸線には無数の深い入り江を形成することになる。

だから、当時の、たとえば東京や千葉県の地形は、現在のそれとは大いに異なる。
おそらく、東京では、現在の内堀通り・不忍通りあたりが海岸線だったと推定できるが、それどころか、墨田区・江戸川区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区あたりはすべて海中にあったろう。
また、千葉県はと言えば、下総台地(たとえば、国府台は海に突き出た岬だった!)と銚子半島と房州の山地が島のように点在するだけで、その他の多くの土地は、浅瀬を好む海洋生物の楽園だったはず。
因みに、利根川流域は、入りくんだ海岸線を擁する多島海で、まるで瀬戸内海や松島や松江のような風景だったにちがいない。

1万年前と言えば、ちょうど縄文人が出現した頃と合致する。
動植物が生育しやすい温暖な気候と豊富な海産物を提供してくれる広大な浅瀬。
こうした豊かな自然を背景に、縄文文化は、世界でも稀に見る高度な新石器文化を築き上げることができた。

しかしながら、以後1万年間、自然は刻々と地形を変化させていった。
年々歳々、河川によって山地や台地から運ばれる膨大な土砂が次第に積み重なって、これまで渚だった場所を湿地に変え、砂州を形成し、やがてそれが「土地」になっていく。
ほぼ1万年かけて、こうして新たにできあがった平地のことを「沖積平野」と言う。

余談だが、そもそもが「山の民」だった縄文人も、眼下に広がっていく平地を見て、次第に平地志向の文化へと変容しつつあったと考えられるが、ちょうどその頃(紀元前3世紀ぐらい)、謀(はか)ったように、大陸から弥生人が海を渡ってきて、居住空間としては「空き地」だった、日本列島の沖積平野に住み着いた。
できたての沖積平野は、多くの湿地帯を形成していたので、稲作には実に好都合で、それこそ燎原の火のごとく、稲作文化が列島を駆け上がっていくわけである・・・。

閑話休題。

最近、定期的に千葉市に行く用事が生じて、その度に、家(葛飾区水元)から千葉まで自転車で走っている。
せっかくなので、できるだけ快適な道を走りたくて、自転車仲間のGibsonさんの地図(「花見川CRへの抜け道ルート」)を参考に経路を決めた。
Gibsonさんのこのルートは、実に考え抜かれたもので、実際に走ってみると、交通量、信号の有無、幹線道路や川の渡りやすさ、距離の短さというあらゆる点で完璧だと感心するばかり。
たぶん、何回も実地に走られて、試行錯誤を重ねられた結果だと拝察する。
ただ、私にとっては、市川市二俣から船橋港に至る経路は、追跡するのが難しくて、何回も失敗して迷ったりもしたが、失敗を重ねて「正しい」道を辿れたときには、なおさらに、Gibsonさんのルートの快適さに心づくというものである。

今日も、早朝から自転車(フジクロス)で千葉を目指す。
出発時間が遅れたので、往きは、ほぼ千葉街道(国道14号)をぶっ飛ばす(朝なので、下りは案外空いている)。
用事が済んだ午後、復路は、のんびりと稲毛海岸などを周りながら帰ることにする。

その復路の地図を描いてみた。



http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=a4292733f303f9df4190e49c292c3e57
(クリックすると、別ページとして経路地図が現れます)

これは、いわゆる抜け道ルートというのではなくて、今回実際に走ったルートという意味で、人にお勧めできるようなルートを拵えるには、あと10回ぐらい走ってみなくてはなるまい。

稲毛の海は、油を流したように静かで、まるで湖のようだ。

IMG_0180.jpg
(稲毛海岸・静かな海)

IMG_0183.jpg
(同じく稲毛海岸・釣り人が一人)

IMG_0184 (261)
(稲毛海岸・防風林の松林)

ここ稲毛海浜公園には、松林の中をサイクリングロードが通っていて、走っているとなかなか楽しい(レンタサイクルもあり)。
葛西臨海公園九十九里自転車道を合わせたような雰囲気を持っている。
公園の西端には、花見川が流れ落ちていて、その河口から花見川サイクリングロード(接続地図)にもつながっているのだ。

IMG_0185.jpg
稲毛海浜公園の案内板)

西に行くに従って、松林は消えて、走りながら海を眺めることができる。

IMG_0187 (1)
(稲毛海浜公園のサイクリングロード・海が見える)

IMG_0188.jpg
(砂浜のオブジェ)

その後、国道357号(湾岸道路)沿いに展開する、「幕張海浜緑地」、「香澄公園」、「秋津運動総合公園」、「谷津干潟公園」を串刺しにするように西進して船橋港に至る。
これら4つの公園は、長細いだけに、自転車で「通過」するのに大変適している。

IMG_0189 (3)
(「幕張海浜緑地」の遊歩道)

IMG_0191 (5)
(「香澄公園」の広場)

IMG_0192.jpg
(突然、海が現れてびっくりする「谷津干潟公園」)

そして、船橋港。

IMG_0196.jpg
(夕暮れの船橋港)

こうして私は、真間川→江戸川→水元公園で家にたどり着いた。

家に帰って、久しぶりに前掲の地図を作製したわけだが、今日走った経路の最高標高がたったの10メートルだったことに驚く(前掲地図をクリックすると、大きな独立ページが現れるが、下の部分に各箇所の標高が出るのでご参照)。
40キロ以上も走って、最高標高が10メートルとは、湾岸地域は何と低い土地であることか。

そこで、この日記の冒頭に戻る。
そうなのだ。
千葉県のほとんどの土地が、例の沖積平野からなっていることに、今更ながらに思い至る。

因みに、都道府県別の平均標高では、意外なことにと言うべきか、やっぱりと言うべきか、何と千葉県が最下位で45メートル。
つまり、千葉県は、日本一平べったい県なのである。

因みに一番平均標高の高い県は、予想通り長野県で1132メートル。
また、他の関東の都県はと言えば、東京242m、神奈川243m、群馬754m、栃木461メートル、埼玉248m、茨城100mと続く。

こう考えると、関東平野というのは、実は、千葉県のことなのではないかと言いたくなる。
もっと言えば、かなり低い茨城県(全国3番目に低い)と合わせて考えれば、関東平野というのは、「利根川流域」のことにほぼ等しいということに気づく。

私は、千葉県(利根川の河口銚子)で生まれ、現在は、江戸川中流域の葛飾(東京都)に住んでいる。
だから、サイクリングに行くのは、大抵が千葉県内である。
自転車にとってもっとも苦手とする坂が少ない千葉県は、地理的には、サイクリング王国であることは間違いない。
また、千葉県の素晴らしさは、風景が実に多彩であること。
海(東京湾・太平洋)と湖(手賀沼や印旛沼)と川(利根川や江戸川)に恵まれ、標高は低いとはいえ、房州の山々(最高峰は愛宕山で408m)に分け入れば、箱根級のすごい坂も体験できる(もう少し、県道クラスの道を整備して欲しいけど)。

私は改めて、千葉県の近くに暮らしている自分がいかに幸せであるかを想った。

走行距離:88キロ(フジクロス+6速ママチャリ)

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用
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