日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2010.07.30 Fri
華麗なる自転車野郎たち
世は自転車ブームらしいが、そういう一時的なブームをはるかに越えた、華麗なる(あるいは、苛烈なる)自転車野郎と出会うことがあって、そんな時は、自分まで嬉しくなって、オレも頑張らねばと思ったりする。

先日、手賀沼の道の駅に行ったとき、周辺案内の看板のところに、ものすごい自転車が止まっていた。
先ずは、その自転車のハンドル周りをご覧いただきたい。

IMG_5461.jpg
(その自転車のハンドル周り)

一見すると、配線類が剥き出しの改造バイクのように見えるが、実はこれ、歴とした自転車なのである。
GPSナビゲーターやスピーカー(どうして?)も搭載されているが、左右のシフター(変速操作機)が見えることから、かろうじて、自転車だということが分かるであろう。

あまりの「すごさ」に、前後左右からその自転車を観察していると、その所有者が現れた。
真っ黒に日焼けした30歳ぐらいの青年である。

聞けば、伊勢のあたりからやって来たという。
数年前に既に海岸沿いの日本一周を済ませたので、今回は、「この時季は暑いので」涼を求めてのんびりと東北方面に北上中とのこと。
梅雨の長雨と機材トラブルで、富士周辺に足止めを食らって、ここ我孫子から陸前浜街道(国道6号)沿いに、とりあえず、福島あたりを目指すという。

この自転車、見れば見るほどすごい。
ベースは、ジャイアント社製のマウンテンバイク(アルミフレーム・ディスクブレーキ・27段変速[3×9速])。

完全なキャンプツーリング(自炊・野宿)なので、テントや寝袋や食器類はもちろん、一切合切の生活用具一式を携えている。

IMG_5459.jpg
(前から見たところ)

IMG_5462.jpg
(後から見たところ。左のステーにくくりつけてあるのは発電機)

極め付きは、駆動系の改造である。

驚くべきことに、このマウンテンは、自作電動自転車なのである。

IMG_5456.jpg
(電動アシスト車として改造された駆動系)

この写真をとくとご覧あれ。
フロントギアは、ノーマルの3枚の外側にロード用のギア板がさらに1枚取り付けられていて、サドルの後に配置されているモーターとチェーンを介してつながっている(?)ということなのだろうか。

IMG_5458.jpg
(左側から見たところ)

電動であるために、通常のキャンプツーリングの装備のほかに、モーター、バッテリー複数、発電機、(発電機を動かすための)ガソリンなども積んでいるので、装備込みの車重は、何と90キロだという。
それかあらぬか、後輪のスポークが5本も切れていて、ガムテープで簡易補修が施されていた。

電動車でなければ、あと20キロは軽量化できると思うのだが、それでも、たとえば、積んでいる発電機のお陰で、携帯電話機やライトやナビや夜中の電源の確保もできるわけで、重くなっても、それなりの利点がないでもない(まあ、真似したいとは思わないけど・・・)。

これは、もはやモーターバイク(原付)に近いとも言えるが、じゃあ何故、バイクで旅をしないのですかというのは、バイクで旅する人にどうして4輪車で旅をしないのですかと尋ねたり、徒歩旅行の人にどうして鉄道を使わないのですかと聞いたりするのと同様、愚問であろう。
自転車乗りなら誰でも納得できるように、彼にとっては、移動手段自体が、旅(移動)の目的であるからだ。
いや、少なくとも、重要な、旅の構成要素であるのだから。

IMG_5457.jpg

この自転車野郎は、きっと今頃は、奥羽山脈の山中あたりを走っていることであろう。

ついでに、もう一人、華麗なる自転車野郎をご紹介しておこう。
この人には、今年の4月、桜咲く上野公園で出会った。
出会ったと言っても、その彼は、公園で大道芸の最中だった。

IMG_4662.jpg
(大道芸人でもある自転車野郎・上野公園にて)

彼(立松正宏氏)は、自転車に打楽器一式を積んで、オーストラリア、韓国、台湾、北欧を走破した経歴をもつ。
日本にいるときは、都の大道芸人の免許証を持っているので、主として上野公園を中心に活動しているという。

IMG_4669.jpg
(KHSのマウンテンバイクをベースに、ドロップハンドルに改造した自転車を使用)

木琴や簡易ドラムセットで、面白い口上を混ぜ込みながら楽しい演奏を聴かせてくれる。
この夏は、東京にいるらしく、上野公園や浅草六区で彼の姿を見ることができるだろう

是非、華麗なる自転車野郎の野外公演に出向いて、ふんだんなる投げ銭をしてほしいと思う。
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テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ
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2010.07.29 Thu
新105のクランクセット改造~9速でも使用可能
フジクロスの改造で、クランクセットをバラして変則的な利用をしたものだから、まともな形で残存するクランクセットのストックがなくなってしまった。

クランク自体は、大変強度のある部品なので壊れる(折れる)ことはまずないが、ギヤ板の方は、スプロケと同様消耗品で1~2万キロ(但し、その人の乗り方によって異なる)で交換することになるので、買っておいて損はない。
78デュラ以降のシマノのロード系のクランクセットは、PCDさえ同じなら、ギア板と左クランクは、一部の例外を除いては、すべて互換性がある(シマノはなぜか、その互換性を認めていないか、言及していない)。
右クランクは、複速のギアの間隔を決定づけている部品なので、9・10速を混ぜて使う場合は、多少の工夫がいる場合があるものの、必要がなければギア板と止めネジを外して補修部品としてこれを温存して、右クランクは売っぱらってしまえばよい。
ギア板やクランクをバラで買うと大変に(あるいは、不当に)高いので、クランク「セット」で購入した方がお得なのである。

今回私が購入したのは、シマノの新105(57シリーズ)のコンパクトクランクセット(銀色)。
発売されたばかりで、「予約」注文ということだったが、注文した4日後にはあっさりと届いた。


(新105のコンパクトクランクセット・FC-5750)

さっそく取り付けてみたが、予想通りの不具合が起こった。
フロントインナー(34t)でリアのトップ側の3枚ぐらいのギアにチェーンが掛かっているとき、チェーンがアウターギアと擦れるという現象である。
より正確に言えば、アウターギアの歯と擦れるのではなく、アウターギアの裏面に施されている「引き上げピン」にかすかに擦れて、シャリシャリと音を発しているのだ。
この不具合は、もちろん、フロントディレーラーの調整では改善できない構造的な問題である。

しかしながら、その原因は明瞭で、私が使っているチェーンが9速用であるからである。
たぶん、シマノの教え通り、ちゃんと10速チェーンを使えば、この現象を回避できるであろう。

ただ、少なくとも旧10速シリーズのコンパクトクランクでも、ちゃんと10速チェーンを使用した場合でも、フロントがインナーの時にリアのトップ側2~3枚でチェーンがアウターギアと擦れるという現象が起こることがあって、シマノとしては、インナー×トップのような、チェーンの「斜(はす)かけ」使用をしないようにというアドバイスをしていたようであるが、9速コンポでは何の不具合もなくアウター×ローからインナー×トップまで使用できたことを知っている利用者は、最初の10速シリーズに不信感を抱くことになった。

79デュラ以降の新10速コンポで、シマノが、フロントギアの間隔をやや広くしたというのは、こうした旧シリーズの「構造的」欠陥を是正するためであったのだろうが、遅きに失した処置だと言わざるを得ない。

では、新シリーズになって、果たして、フロントギアの間隔がどのぐらい広くなったのか。
試しに、旧105と新105の右クランクを計測してみたが、私の使っている100円ショップのノギスでは1ミリ以下であることしか分からなかった(海外のあるサイトには「1ミリ」と書いてあったが、この数字は大きすぎで、実際は、明らかに1ミリよりも小さい)。

さて、仕方がないので、9速チェーンでも、10速クランクを使用可能にするための改造を行うことにする。
改造と言っても、要は、ギアの間隔をやや広くすればよいだけの話なので、右クランクとインナーギアを固定するボルトにスペーサーを入れるというだけのことである。

どのぐらいの厚さのスペーサーを入れればよいのか。
私の場合、シマノのチェーンの寸法をその判断基準にすることにした。
シマノの9速および10速チェーンの寸法は以下の通りである。

9速チェーン内幅  2.2ミリ
9速チェーン外幅  6.6ミリ

10速チェーン内幅 2.2ミリ
10速チェーン外幅 5.88ミリ

この数字で分かるのは、内幅は9・10速ともに同一であるので、隣接する複数のギアとの関係を無視すれば、9・10速のギアは、そもそも互換性があることが分かる。
違うのは外幅で、その差は、0.72ミリということになる。
つまりは、10速チェーンの方が、ピンが短くて、プレートが薄いということになる。

さて、9速チェーンがアウターギアと干渉するということは、内幅が同一である以上、その差は、外幅の差の「半分」の寸法の誤差を修正すればよいということになるのではないか。
つまり、0.72÷2=0.36ミリのスペーサーを入れれば、9速チェーンでも問題を回避できることになるはずだ。
私は、そう推測した。

さらに、クランクとギアを固定するボルトの径は約8ミリなので、内径8ミリ×0.36ミリ(外径10ミリぐらい)のスペーサーがあればよいことになる。

さっそく近辺のホームセンターを探し回ってみたが、それに適合するスペーサーは見当たらなかったので、自作することにした。

やや厚さは異なるが、0.3ミリのアルミ板(300円ぐらい)と10ミリ径の穴開けポンチ(100円)を購入。

IMG_5409.jpg
(0.3ミリのアルミ板と10ミリ径の穴開けポンチ)

ポンチでアルミ板に10ミリの穴を開けて、それを2ミリぐらいの縁を付けるようにようにハサミで切り取ると、内径10ミリ・外径12ミリぐらいのスペーサーができあがる。
固定ネジの外径は8ミリ強で、やや誤差があるが、使用目的がスペーサーなので、問題なかろう。
こうして、スペーサーを5個拵えて、インナーギアと右クランクを固定する。

ここまでに、大変な時間を要してしまったが、ここまでくれば、後は組み立てて、変速調整をするのみ。

IMG_5342.jpg
(新105のクランク。FDはティアグラのまま)

IMG_5343.jpg
(新105のクランクを上からみたところ)

IMG_5344.jpg
(左クランクは重量が同じだったので、旧105を使用。新105の左クランクは、通勤用クロスバイクに取り付けた)

ついでに、摩耗していたブレーキを舟ごと交換(66アルテグラ)。

IMG_5346.jpg

こうして、私のロードバイクは、シマノコンポの混合となった。

BB 79デュラ
STI ティアグラ
右クランク 新105
左クランク 旧105
チェーン 9速用(ソラ)
スプロケ 旧(65)アルテグラ(9速)
FD ティアグラ
RD 旧(66)アルテグラ

つまりは、ソラからデュラまでのすべての部品が使われているということで、シマノロードコンポのハイブリッド車となったのである。

因みに、新105は旧105と比較して、全体で80グラムほど軽量化されたが、実は、この80グラムというのは、右クランクの差であることを書き留めておこう。

IMG_5348.jpg
(シマノロードコンポのハイブリッド車完成)

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