日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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断腸亭髭爺です。
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2009.04.30 Thu
明日から八ヶ岳ツーリング
おはようございます。

明日、5月1日から二泊三日で、八ヶ岳にツーリングに行って参ります。
憧れの笹子峠を越えるのが楽しみ。
帰りましたら、詳しい報告を書きますので。
では、行って参ります。
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2009.04.28 Tue
弁当に野菜入る、また楽しからずや!
快晴!
気持ちのよい季節になって、毎朝、目覚めるのが楽しみな今日この頃である。

今日も、やや早めに家を出る。

もうほとんど、馬鹿の一つ覚えであるが、墨堤通りの弁当屋へ。
しかし、今日買った弁当は、実に驚嘆に値するものだった。
先ずは、その実体をとくとご覧あれ。

IMG_1857.jpg
(変革の兆しを見せる激安250円弁当)

店先に並んでいるこの弁当を見たときに、我が目を疑ったものだ。
まあ、「あんかけ鶏唐揚弁当」といったところなのだろうが、何と、野菜が見えるではないか!
あんあけの含有物として、ニンジンとタマネギの「破片」が認められるのである。

さっそく、弁当を自転車のハンドルにぶら下げて、隅田川土手のベンチに移動。
場所は、昨日と同じ、桜橋のあたり。

IMG_1856.jpg
(今日の昼食場所・隅田川下流方向を臨む)

ベンチに座って、弁当を開くとやはり、ニンジンとタマネギが「視認」されたのである。

その弁当屋さん、毎日のように通っているので、店員の若いお兄さんは私のことを覚えているらしく(何で覚えられるのだろう)、にっこりと微笑んで、「今日は、何にしますか?」などと聞いてくれるのだが、こちらは、何となく気恥ずかしくて、250円を財布から取り出すのももどかしい感じで、そそくさとその場を後にするのだが、今日は違った!

いつものように、そのあんかけ唐揚げ弁当を手にとって、伏し目がちに、「これっ」と弁当を差し出すと、女性の声が返ってきたのである。
しかも、何か私に語りかけたような気がして、「えっ?」と聞き返すと、「かっこいいですね!」と彼女は繰り返した。
見上げると、いつもは「若い」お兄さんなのだが、今日は、「若くない」お姉さんだった。

どうも、私の自転車ヘルメット姿に対して、お世辞を言ってくれているのらしい。
気の小さな私は、一瞬動揺して、「ありがとうございます。かっこいいなんて・・・、最後に言われたのは前世紀のことだったかなあ」などと言ってはみたものの、よくその真意が伝わらなかったようで、お互い微笑みながら、250円を渡した。

この弁当屋さんが、私のブログを読んでいるわけはないのだが、とにもかくにも、弁当に野菜が入ったのは画期的である。
いささか大袈裟だが、隅田川土手で、私が「野菜」を目撃したのは、生まれてこの方、初めての出来事だった!
これは、大変に喜ばしいことで、この激安弁当の唯一の欠点を克服すべく、店も研鑽を積んでいるわけである。
とは言っても、野菜が入っているのは、実は、このあんかけ唐揚げ弁当だけかもしれないのだが・・・。

こんなことがあって、私はいつもよりはるかに労働意欲が増して、ビタミン全開の一日を過ごすことができた。

IMG_1858.jpg
(ベンチの足下の敷石に嵌め込まれたタイル・よく見ると江戸時代の地図だった)

走行距離:51キロ(フジクロス+ママチャリ6速)

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2009.04.27 Mon
東京名所図会~桜橋・大横川親水公園・両国橋
洗濯をしてから、フジクロスに乗って出かける。

いつものように、墨堤通りの激安弁当(250円)を買って、隅田川土手に出る。
隅田川土手のさらに一段高くなっている河段のベンチで食べることにする。
ちょうど、桜橋の東岸に位置するところである。

IMG_1847.jpg
(隅田川土手・正面の橋が桜橋・対岸は浅草)

この桜橋という橋は、言問橋(国6号)の一本北に架かっている橋で、隅田川に架かる橋としては、唯一、車ではなく「人間」のために架けられた橋である(1985年)。
自転車と歩行者だけが渡ることができるのだ。
愚の骨頂のような東京オリンピックをやる金があるのなら、こういう人間らしい橋の一本も架けてみやがれ、というところだ。

桜橋のちょうど正面のベンチに陣取って、弁当を開く。
今日の弁当は、鮭弁当だ。

IMG_1848.jpg
(鮭弁当・250円)

開けて見てびっくり。
揚げちくわの陰に隠れていたのは、何とエビフライだった。
250円の弁当にエビフライが入っているとは!
しかも、エビフライを、これ見よがしに一番上にのせるのではなく、揚げちくわの下にひっそりとしのばせるとは、何とまた、奥ゆかしいことか!

それにしても、どうしてこんなに安くできるんだろう。
これと同じ弁当を自分で拵えても、250円では作れまい。
刹那、一時話題になった「事故米」などという言葉が浮かぶが、そんな不安は、空腹の前に見事に消し飛んだ。
たぶん、3分ぐらいでガツガツと完食。

まだ充分時間があるので、今日は、途中、「大横川親水公園」を経由して、駿河台の職場に行ってみることに。
大横川親水公園というのは、そこを流れる、あるいは、流れていた横川という川を一部暗渠化して、その上に建設した長細い公園(葛飾区の「曳舟川親水公園」などと同じ趣向)で、先日訪れた横十間川よりも西に位置する(1993年開園)。

浅草通りから南に折れると、突然、この親水公園が姿を現す。

IMG_1850.jpg
(大横川親水公園)

水路は意図的に曲げてあって、人工の滝や噴水があったり、樹木が植えてあったり、自転車も走れる遊歩道には心地よい高低がつけてあったりで、この種の公園としては実に変化に富んでいて、自転車で走っていると、まるで、ジャングルクルーズをやっているかのようである。
また、以前は、歴とした川だったので、今でも橋が残っていて、何だか不思議な空間にもなっている。

IMG_1851.jpg
(面白い空間を作り出す親水公園)

やがて、暗渠化した川が地上に姿を現して、川伝いの道がなくなったかと思うと、突然のように、公園は途絶して、消滅する。

IMG_1852.jpg
(娑婆に戻った横川)

川に沿って一般道を走ってみても、もう二度と、公園は姿を現すことはなく、仕舞いには、こんな感じの頼りない細道になってしまった。

IMG_1853.jpg

なるほど、「大横川親水公園」は、墨田「区立」公園なので、江東区に入れば消えてなくなってしまうわけか。

東京オリンピックの「プロパガンダ」に300億円もかけるのは、それこそ金をドブに捨てるようなものだが、たとえば、こういう江戸時代以来の掘割の川辺環境の整備に金をかければ、後世の人から、アホだの、馬鹿だの、オタンコナスだのと呼ばれずにすむであろう。

その後、国道14号を走り、両国橋を渡って駿河台の職場へ。

途中、両国橋の写真を撮る。

IMG_1854.jpg
(両国橋・対岸が旧下総)

「反省」の意味を込めて、広重の描いた両国橋の絵も貼っておこう。

ryougoku13.jpg

走行距離:43キロ(フジクロス)

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2009.04.26 Sun
買い出し・温泉・亀有散歩
昨日の雨とうってかわって、今日は朝から気持ちよく晴れ渡った。

冷蔵庫の野菜がなくなってきたので、「かしわで」(農産物直売所)に買い出しに行く(ママチャリ6速)。

ちょうど良い具合に南風が吹いていたので、江戸川サイクリングロードを遡り、流山橋の先で一般道に降りる。
流山あたりで、江戸川土手を降りるとすぐその姿を現す小さな川だが、その名前が分からず、地図で調べると、「今上落川」というのだそうだ。
この川、近代護岸がなされていないので、場所によっては、非常に美しい。

IMG_1831.jpg
(流山の今上落川)

昔は、首都近郊の川も、東京オリンピックの前ぐらいまでは、ほとんどがこんな姿だったのではないか。

おおたかの森を抜けて、大堀川沿いの「かしわで」(農産物直売所)に到着。
まだ開店前なのに、駐車場は一杯で、およそ30人ぐらいの人が行列を作っている。

ニンジン、ネギ、カブ、ブンタン、薩摩芋、水菜などを購入して、帰路は、豊四季ルートで水元公園へ。
前カゴは、こんな感じ。

IMG_1834.jpg
(野菜満載の前カゴ)

今日は、午前中、水元公園でTASUKE Iプロジェクトの自転車試乗会をやっているはずなので、その足で行ってみるも、何だか、公園では、都主催の大イベントをやっているようで、大変な人混みで発見できず。

自転車の試乗会をやっているはずの場所に行くと、そこではポニーの試乗会をやっていた。

IMG_1835.jpg
(ポニーの試乗会・水元公園)

時間がなかったので、そのまま帰宅。

今日は、昼から、久しぶりに温泉に行くことになっている。
温泉と言っても、スーパー銭湯だけど。

呑ちゃんと自転車で飯塚橋を渡って、「明神の湯」へ(ママチャリ6速)。

IMG_1839.jpg
(「明神の湯」・足立区)

温泉内の食堂でカツ丼(昼食)を食べて、ゆっくり入浴して、足もみマッサージをしてもらって大満足。
そうそう、温泉内の休憩所で、私のお気に入りの居酒屋(四ツ木の「とりあへず」)の女将さんとばったり会ったのにも、びっくりした。

IMG_1838.jpg
(カツ丼)

明神の湯から出た後、せっかくだから、亀有方面に出てみることに。
まず、環七沿いのユニクロで、夏向けの衣服を買う。
それから、駅前に出て、100円のタコ焼きや、街頭売りの焼き鳥を食べて、アリオの食堂街へ。

IMG_1840.jpg

IMG_1841.jpg
(私の大好きな亀有の商店街)

アリオの食堂街では、沖縄料理「うるま」で、ちょっと早めの夕食を食べる。

IMG_1844.jpg
(沖縄料理の定食)

身も心も大満足の、快晴の一日であった。

IMG_1846.jpg
(薫風の中を気持ちよく泳ぐ水元公園の鯉のぼり)

走行距離:58キロ(ママチャリ6速)

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2009.04.25 Sat
水元公園朝景~キャサリン台風を想う
今日の予報は一日中雨。

でも、早朝の、雨が上がっているうちに、ママチャリに乗って水元公園を廻ってみた。
時間も早いし、さっきまで雨が降っていて、またいつ降り出すかという空模様だったので、人影もまばらだった。

家から水元公園までは約200メートル。
一番近いルートは、次の写真の水路をつたって桜土手を越えるというもの。

IMG_1823.jpg
(前方の土手の向こうが園内)

春になると、花見の名所としてたくさんの人で賑わう水元の桜堤であるが、川もないのになぜこんな所に土手があるのだろうと不思議に思う人も多いにちがいない。

そうなのだ。
この桜土手(桜堤)は、お花見のために作られたのではなく、そもそも、上流域の荒川や利根川が決壊したときに、下流域に水が侵入しないようにするための最後の押さえとして作られたである。

ところが、米軍占領期の1947年9月、キャサリーン台風の来襲により、利根川や荒川が連鎖的に決壊。みるみるうちに下流域を水没させて、ついにこの土手に迫った。

このままでは、持ちこたえられないと見て、江戸川土手のダイナマイトによる爆破(江戸川筋に放出するため)を試みるも失敗。
そうこうするうちに、ついに最後の砦たる水元の桜堤も決壊して、葛飾区を含む江戸川と綾瀬川の間のほぼ全域が浸水し、巨大な湖と化したという。

桜堤決壊
(決壊した水元桜堤)

思えば、このほんの2年半前に、東京の下町を狙い撃ちした米軍の空爆(東京大空襲・死者約12万人)によって焼け出された人々が移り住んだのが、かろうじて戦火を免れた現在の葛飾区あたりであったのだが、そんな彼らに、今度は、未曾有の水害が襲いかかることになったのである。
まことに、神も仏もあったものではない。

水元の桜堤が決壊して流れ出した水は、たちまちに下流域の街を飲み込んで、甚大な被害をもたらすことになった。
その状況を物語る当時の写真を何枚か貼っておこう。

四ツ木洪水
(四ツ木付近。立石・四ツ木・堀切あたりは水深3メートルに達した)

水害小岩
(小岩付近・米軍占領期だったので、英語の標識あり。踏切[crossing]であったことが分かる。男は全員ふんどしですね)

洪水平井
(平井駅付近)

そんなことに想いを馳せながら、園内の水路とその水路のはけ口である滝の前でしばし休憩。

IMG_1824.jpg

公園の広い草原を一周する。
雨を浴びた鯉のぼりが静かに揺れていた。

IMG_1826.jpg

水辺に通る土道。
アスファルトではなく、昔ながらの工法で土を突き固めた道で、江戸時代までの道を彷彿とさせる。
向こうから木枯らし紋次郎が歩いてきそうな感じ。

IMG_1827.jpg

すると、雨がぽつぽつと落ちてきた。
腹も減ったので、今朝はこのへんで戻るとするか。

走行距離:8キロ(ママチャリ変速無し)

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2009.04.24 Fri
断腸亭大いに怒る!・東京名所図会~北十間川と横十間川
最近の報道には、まったくもって、はらわたが煮えくりかえる。

夕べから今日にかけて、ある芸能人(草薙という人)が夜中に全裸で公園で一人で騒いでいたというニュースでもちきりである。
彼のやったことは、別に褒められたことではないが、果たして、国営放送までこぞって騒ぎ立てるような出来事であろうか。
誰かに暴力を振るったわけでもないし、ましてや国益が損じられたわけでもないのに、何という大袈裟な馬鹿騒ぎであろうか。

彼は、単なる芸能を生業とする30男にして、芸能職斡旋会社の社員に過ぎない。
同じく酒の飲み過ぎでイタリアで国際的破廉恥行為(しかも職務中)を演じた、インチキ政治家の中川元蔵相とはわけがちがう。

なるほど、今回のことで彼が出演したCM関連の会社は困っているだろうが、それは、彼の属する業界の問題であって、われわれとは何の関係もない。
ある会社員が公然猥褻罪で会社を首になって、彼が担当していた仕事が他社に迷惑をかけることがあったとしても、われわれとは何の関係もないのとまったく同じである。

その芸能人が、これほどの扱いを受けなければならないとしたら、中川元蔵相あたりは何回死刑にされても間に合わないというものだ。
その芸能人のことを「最低の人間」と言った総務大臣、こんなことで鬼の首を取ったような顔をして、偉そうにほざいたあなたは、弱い者イジメをして喜ぶ「最低以下」の妖怪です。

怒りのついでに言うが、先般の北朝鮮(という名称の国は実はこの世に存在せず、正しくは朝鮮民主主義人民共和国」だが、略して北朝鮮と表記する)の「ミサイル問題」に関する報道と日本政府の対応も反吐がでるほどひどかった。

まず、北朝鮮が発射した物が、「衛星」なのか、「ミサイル」なのか、結局分からないままに、「ミサイル」を発射したかのように、何の根拠もないままに報じられた。
広辞苑を引くと、「衛星」と「ミサイル」はまったく別の物であることが分かる。

なるほど、「衛星」と「ミサイル」は技術的につながっているので、たとえ衛星だとしても、ミサイル開発の可能性があるというのならば、われわれは、どこかの国が衛星を打ち上げるたびに、迎撃体制を整えて大騒ぎをしなければならない。

結局、真相は、米軍しか把握していないそうで、「衛星」か「ミサイル」かは分からないまま、ミサイルということになってしまった。
ヨーロッパの多くの報道では、「衛星」とも「ミサイル」とも限定されず、「ロケット」という言葉が使われていた。
これなら、中立的で問題はなかったのだが。

また、何万発も核弾頭を保有している国(米国)が、他国に対して、核を持ってはならないと「お説教」するのは、買春をしているオジサンが、女子高生に売春してはならぬとお説教をしているようで、人をだますつもりならもっと真面目にだましなさいと言いたくなる。

それに加えて、北朝鮮がロケットを打ち上げたというだけで、何というみっともない騒ぎか。
鶏を割くに牛刀を用いるかのような馬鹿騒ぎ(まるで怪獣映画のようだ)。
これでは、北朝鮮の思うつぼではないか。
望むらくは、報道でも扱わず、完全無視すればよかったのだ。

いや、それは違うという人もいるだろう。
北朝鮮は、明らかに、日本国を仮想敵国にしているし、北朝鮮の国営放送でもそう断言している。
したがって、北朝鮮とその軍は、日本国にとって、きわめて脅威であると。

なるほど、確かに、ミサイル配備を目論んでいるとされる北朝鮮軍は、日本にとって脅威の一つであることは認めよう。
しかし、私の知っている限り、北朝鮮軍に被害に遭った日本列島の人々はきわめて少数であることも事実である。

それにひきかえ、たとえば、戦後だけでも、米軍が日本人に加えた厄災は計り知れないほどである。
太平洋上での数々の核実験(第五福竜丸事件等)。
沖縄やその他の基地周辺に於ける米軍機や米軍車両による日本人の犠牲者(土地略取、騒音など)。
米兵による夥しい犯罪行為(レイプや殺人)。
米軍基地による深刻な環境破壊(辺野古基地問題など、ここに挙げきれないほど多数)。
年々、米軍に支払っている莫大な予算。
米軍が日本列島に居座ることによる軍事的脅威(標的にされる)・・・。

客観的に見れば、というより、事実に即すだけで、われわれにとって、米軍の方がはるかに、しかも、日常的にも恐ろしい存在なのに、そのことはまったく問題にせず、北朝鮮の脅威ばかりを一方的に煽る。

結局喜ぶのは、国威を示したい北朝鮮と、仮想の脅威が増大したことによって、他国(日本)に軍事施設を置き続ける根拠が強化され、しかも日本から大枚の上納金を巻き上げることができる米国。
北朝鮮と米国の二国だけが得をする。
(米国は、お前の店を「敵」の暴力団から守ってやると言って勝手にやって来ては上納金をせびる暴力団だとすれば、そのもう一つの暴力団が北朝鮮である。結託してんじゃないの、あんたらは?と考えるのがむしろ普通である)。

もぉ~、頭に来た!
インチキもほどほどにしろ!
腐った偽善の臭いがするぞ!

聞けば、次次回のオリンピックを東京でやるべく、税金300億円を使うという(私は賛成した覚えは断じてない!)。
あんまりにも馬鹿らしくて、私は、開いた口がふさがらない。
どんなに口当たりのよい言葉で飾ってみたところで、オリンピックの正体は、歪んだ国家主義と儲け主義と環境破壊である。
やれ、オリンピック招致による社会資本の充実だの何なのともっともらしいお為ごかしをほざく暇があったら、ほとんど崩壊寸前の医療制度を立て直すことに専念せよ!
オリンピックをやったところで、喜ぶのは、一部の政治家と土建屋だけ。
これ以上、また東京を破壊しようというのか。
築地は、ずっと現在のままであってよい(お願いだからいじくらないでほしい)。

疲れて来たので、オリンピックについては新たに書く・・・

閑話休題。

さて、日記である。

走行には支障がないレベルだったのだが、フジクロスの変速がやや切れが悪かったので、調整を試みる。
先日フロント周りを全交換してから、リア周りとの馴染みが今一つという感じ。
原因は、やはり、フロントの方で、アウター側とインナー側の幅を広がるように調整したことで大分快調になった。
変速調整は、リアよりも、フロントのがはるかに難しいなあ・・・。

調整したフジクロスに乗って昼前に出発。
昨日は、昼食に560円も支出してしまったので、今日は、いつもの墨堤通りの激安250円弁当を購入。

隅田公園内水戸藩下屋敷跡のベンチで食す。

IMG_1816.jpg

そうそう、因みに今回は唐揚げ弁当。
やはり、野菜無しで、まことに潔い。

IMG_1817.jpg

隅田川土手を北進する。
桜並木にはすっかり葉が繁り、これから夏にかけて、ここを散策する人々に格好の日陰を作ってくれるだろう。
しかし、いつも思うのだが、この、江戸時代以来の景勝地たる隅田川に、鬱陶しく覆い被さるように通る首都高には辟易とする。
せっかくの日本橋(東京の橋のなかではかなり美しい部類)も、上から首都高に封殺されてしまっていて、息も絶え絶えといった景観を呈しているが、これもまた、東京オリンピックの負の遺産である(そうそう、表参道をあんな下品な通りにしてしまったのも、東京オリンピックの仕業)。

吾妻橋の手前で、隅田川に東から流れ込む小さな川が、北十間川である。
駿河台まで行くにはちょっと大回りになるが、北十間川沿いを走ってみることにする。

IMG_1818.jpg
(正面の青い水門の向こうが隅田川。右の鉄道は東武伊勢崎線。正面のピンクの架橋が首都高)

ただ、北十間川の川辺にきちんと道がついているところはあまりないので、すぐに迂回を強いられる。
北十間川沿いの無計画な乱開発振りは、この川が、戦後ずっとどぶ川扱いにされてきたことを物語っている。

IMG_1819.jpg
(さらにもう一本東側の橋から眺めた北十間川)

さらに東へ遡ると、こんな奇妙な格好の、船を象った施設が現れる。

IMG_1820.jpg

一応、「公園」のようだが、回り込んで見てみると、「墨田区 仮設駐輪場」と書いてあった。
どこに駐輪するのか、確認はしなかったが。

さらに川沿いを東進すると、巨大な工事現場がその醜い姿を現す。
建設中の押上タワー(新電波塔)である。

IMG_1821.jpg

あ~あ、何とひどいことをするんだ。
周辺に点在する下町の風情が台無しじゃないか。
これを二度と目に入れたくないので、今後、この周辺には来ないことにしよう。

北十間川はさらに東に延びているが、これ以上東進すると、目的地の駿河台からさらに遠のいてしまうので、北十間川と南から合流する横十間川沿いに曲がって南下する。

IMG_1822.jpg
(横十間川)

この、北十間川と横十間川(いずれも江戸時代に開削)の合流地点は、江戸の昔から景勝地であったらしく、「江戸百景」の一つとされている。

柳しま
(二つの川がT字形に合流。上が北で、左が浅草方面。遠景の山は筑波山)

次に行ったときには(なるべく、新電波塔を見ないようにしながら)、合流地点の写真も撮ってこよう。

横十間川を南進すると、国道14号(京葉道路)にぶつかったので、そこで右折して、両国橋を渡って駿河台の職場に到着。

次は、横十間川をさらに南下して、仙台堀の方まで走ってみたいと思う。

走行距離:43キロ

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2009.04.23 Thu
買い出しと春の風味
玄米は、先日買ったのでまだあるけど、白米が底をついたので、「かしわで」(農産物直売所)に買い出しに行く。

洗濯をして、納豆ご飯と味噌汁と卵(+ヨーグルト)の朝食を食べて、お茶と缶コーヒーを持って、ママチャリ6速で出かける。

往きは、新坂川沿い→豊四季→大堀川沿いのルート(豊四季ルート)。
強めの北西の風でやや苦労する。

さっき朝飯を食べたばかりなのに、空腹を覚える。
一応、100円ローソン(馬橋)でおにぎりとサンドイッチを買う。
富士川沿いの小公園で休憩。
おにぎりとサンドイッチを食べる。
変だな、今日は腹が減りすぎだぞ。
たぶん、昨日、食料を摂らずに走った「後遺症」がこんな形で出ているのかな。

富士川沿いのこの小公園には、ベンチと水とトイレがあって、休憩するのに便利な場所である。
しかも、小規模ながら藤棚があって、夏期には気持ちの良い日陰を作ってくれるのだが、見上げれば、もう藤の花が半分ほど咲いているではないか。
今年は、早いなあ。
藤が咲き始めれば、もうすぐ花菖蒲の時季。
季節のめぐりは、案外、早い。

IMG_1807.jpg

富士川の両岸は、まだ、菜の花の絨毯がふんわりとおおっている。

IMG_1809.jpg
(富士川)

傍らの畑地には、薄紫色の花が群生していた。

IMG_1808.jpg

富士川から坂川に出て、富士見橋のところまで来たところで、右側に、先日に寄った「爆弾ハンバーグ」(流山前ヶ崎店)の幟がはためいている。
これを見て、またしても空腹の波が押し寄せてきた。
ほんの10分前に、おにぎりとサンドイッチを食べたばかりなのに。
結局、誘惑に抗しきれずに、気がついてみると、私は、「爆弾ハンバーグ」に入店していた。
せめてもの罪滅ぼしに、一番安い「ハンバーグランチ」(560円)を注文。

IMG_1810.jpg

あっという間に完食。
ただ、以前思っていたほどうまくないような気がする。
なんだろう、化学調味料のせいかな?
たとえば、たまにカップラーメンを食べたりするとすごく美味しく感じて、翌日もまた食べてみると、あまり美味しくないことがある。
化学調味料が原因ではないかと私は睨んでいるのだが・・・。

「かしわで」に到着。
買いたいものはたくさんあったが、白米5キロ(柏産)と手作り味噌1キロ(我孫子産)の2点を購入。

帰りのルートはどうしようか。
来た道を帰るのは能がないので、江戸川土手に出て帰ろうかとも思うが、サイクリングロードは眠くなるので、手賀沼も見たいことだし、大津川沿いのルートで帰ることに。

大堀川を東進して手賀沼へ。
気持ちの良い西風が湖上を吹き抜けてゆく。

IMG_1812.jpg
(広々とした手賀沼)

大津川筋に入って、くねくねと続くのどかな農道を走る。
遠くの白い雲がのんびりと空を横切ってゆく。
田植えが間近に迫って、既に田に水をはってある田圃もあって、水面に映る空にぞくぞくとするような感動を覚える。

IMG_1813.jpg
(水がはられて田植えを待つばかりの田圃)

途中、近所の八百屋で筍(千葉産)を買う。
今年の初物である。
さっそく帰宅して、糠と鷹の爪で筍を茹でる。
筍を茹でるのは、何だか、楽しいので好きだ。

夕飯は、玄米ご飯・ホタルイカ・筍の刺身・筑前煮(もちろん、筍入り)。

IMG_1815.jpg

筍を噛みしめると、春の里山の味がするようで、つくづくと美味しかった。

走行距離:52キロ(ママチャリ6速)

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2009.04.22 Wed
東奔西走
今日は、忙しい一日だった。

昨夜は、携帯電話のアラームを5時に設定して寝床に入ったのだが、目覚めてみると、6時過ぎ。
あれっ!と思って携帯電話を確認すると、何と電池切れになっていた。

6時過ぎには出発したいと思っていたのに、起きたのが6時過ぎだったので焦る。
大急ぎで出かける準備をして、7時前に何とか家を出る。

今日の職場は、杉並区の永福なのでちょっと遠い(片道30キロ)。
今日も、新宿通り経由で(最近、新宿通りが気に入っている)。
何とか始業前に到着できた。

昼過ぎに業務終了。

だが、今日は、所用があって3時までに市川に行かなければならない。
スーツからレーパン・ジャージに着替えて職場を後にする。
昼飯を食べる時間なし。

ペダルをぶん回して、甲州街道(新宿通り)→靖国通り→京葉道路→江戸川土手→千葉街道(約40キロ)をひた走り、約束の3時少し前にようやく目的地に到着。

寝坊をしたために、朝はおにぎり一個だけ。
昼は、走っている途中、めまいがしてきたので、コンビニに飛び込んで、サンドイッチ一個とオロナミンCを大急ぎで摂取。

夜は、栄養を補給するために、呑ちゃんと中華料理をどっさり食べる(金町)。

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走行距離:86キロ(フジクロス+ママチャリ6速)

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2009.04.21 Tue
東京名所図会~千住今昔(おくのほそ道追走)
午後から雨という予報なので、久々に、ルイガノのクロスバイクに乗って出かける。

今日は、授業で芭蕉の『おくのほそ道』について話す予定だったので、途中、写真を撮るために千住に寄ってみることに。

中川橋→亀有→お花茶屋→堀切橋→千住。
堀切橋は、千住側から渡るのはちょっと恐いけど、堀切(菖蒲園)側からだとそうでもない。

まず、芭蕉が、深川から舟に乗って隅田川を遡り、上陸したと思われる千住大橋下の河岸付近へ。

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(堤防の壁には、大きなこんな絵が・「千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそゝぐ」)

千住大橋は、首府防衛上、川に橋を架けることを極端に嫌った江戸幕府が江戸界隈に建造した数少ない大規模な橋の一つで、現在の大橋も、江戸時代とまったく同じ場所に架けられている。

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(現在の千住大橋)

明治初期までは、江戸から北へ旅をする場合は、一介の百姓にしても大名にしても、この橋を渡るほかはなかったはずである。

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(幕末期の千住大橋)

現在の橋は、重厚な鉄橋で、「帝国主義」といったような言葉を思い浮かべてしまう。
この橋より南の日光街道(国道4号)は、自転車にとっては、地獄街道であることも、言い添えておこう。

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千住の船着き場から上がった芭蕉は、見送りのために付いてきた弟子たちとともに、街道を歩いて宿に赴いたにちがいない。
現在では、橋を渡るとすぐに、国道4号(左)と旧街道(右)の分岐点に出る。

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その分岐点の脇に、矢立の芭蕉像が建っている。
像の出来映えは、お世辞にも素晴らしいとは言えないが。

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背後には、まるで、煎餅工場のような看板がでかでかと。

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旧街道を北へ辿れば、やがて千住宿の本陣付近に出る。

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(現在の旧街道)

昔もかなり活況を呈した通りだったはずだが、現在でも、私のような飲み助には誘惑の多い街道である。

昔をしのばせるような箇所もわずかながらある。

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(有名な「槍かけだんご」・一本売りもあり)

「槍かけだんご」の数十メートル先の右側に、街道の分岐点(追分)がある。

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(道標・後世に作られた)

つまり、まっすぐ進むと日光を経て奥州へ、右に曲がると水戸や(下総の)佐倉方面へと向かうわけである。
因みに、水戸街道と佐倉街道がさらに分岐するのは、中川大橋東詰(葛飾区新宿)のあたりである。

こうして、千住の「取材」を終えて、駿河台の職場に到着。
さっそく教室で、芭蕉の話をして、千住の写真を見せようと、SDIカードを取り出して教室のPCに差し込もうと思ったら、差し込み口がなかったというトホホな結末であった。

帰路は、久しぶりの大雨で、カッパを着ていたものの、濡れ鼠になってのご帰還。
「春雨じゃ、濡れて行こう」などという気分には、とてもなれるものではない。

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(おくのほそ道・行程)

走行距離:40キロ(ルイガノクロス)

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2009.04.20 Mon
驚きの百均飲み屋
フジクロスで駿河台の職場へ通勤。
リアの変速がちょっともたつくことが。
何故だろう?

業務終了後、学生たち16名を率いて、神田界隈を散歩する。
誰も、ニコライ堂のことを知らなかったのにも驚いたが、現在の保険会社のビルの所にかつて中大があったことも知らないのは仕方ないかな。
今の学生の世代だと、中大はもともと八王子にあったものという認識。
まあ、彼らが産まれる前からそうだったわけだからね。

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(緑なす神田川)

神田川筋を秋葉原まで歩く。
目的は、神田平河町の「百飲」
立ち飲みだけど、つまみもドリンクも何と百円均一の飲み屋なのだ。

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学生集団を伴ってぞろぞろと入店すると、お店のマスターと思しき人が慌てた様子で出てきて、学生さんは勘弁してくれと言う。
どうしてと聞くと、あなた方にばんばん注文されたら、酒も食べ物もなくなってしまい、遅い時間になってから来るお客さんに出す物が無くなってしまうという。
なるほど。
儲け主義から出た発言ではないので、こちらも納得して、「一人、一杯、一品にしとけ!」という号令をかける。
その割には、私は、芋焼酎、お新香盛り合わせ、モツ煮込み、鯖味噌煮の、一杯、三品(計400円)を頼んでしまった。

百円(税込)だからといって、まずいわけではない。
酒の種類もいろいろあって、気に入った。
立ち飲みなので、長っ尻にならないのもいいなあ・・・。

走行距離:35キロ(フジクロス)

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2009.04.19 Sun
新緑の中を動く
週日は都心ばかり走っていたので、田舎道を走りたくなる。

ロードに乗って、とりあえず江戸川土手まで出て、どこに行こうかとはたと考える。
十円玉を出して、表が出れば南、裏が出れば北と決める。
親指ではじくとうまく受け取れず、サイクリングロードのアスファルトの上を踊って止まる。
裏である。
北に行こう。

江戸川を遡る。
北寄りの微風。
しかし、流山橋を越えたあたりで眠くなってくる。
最近、どういうわけか、サイクリングロードを走っていると眠くなってしまう。
流山橋の先でサイクリングロードを降りて、一般道へ。
適当に走っている(東進)と、未来都市のような「おおたかの森駅」に出る。

結局、いつものように、大堀川沿いに手賀沼へ。
午前中には帰らなければならないので、すぐに、帰路に着く。
大津川沿いに南進。

途中、田舎道に分け入ってみた。
藤心あたりの風景二つ。

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(村道)

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(林道)

途中、江戸時代に築かれた五香の「野馬土手除け」に遭遇したので、写真を撮っておいた。
東葛地区の野馬土手除けについては、東葛人さんの以下のページが大変参考になる。
http://www.toukatsujin.com/nomadote.html

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(五香の「野馬土手除け」)

松飛台を抜けて、紙敷(松戸)付近の春木川で休憩。
きれいな川ではないが、ここにもちゃんと春が到来。

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11時過ぎに帰宅。
腹減った!
去年、水元に開店したパン屋でお昼を買って、公園で食べようということに。

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(パン屋「アトリエ・ダーシャ」、美味しいです)

メタセコイヤの森のベンチで、パンを頬張る。

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その後、新緑の小道を散策して、

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草むらにシートを敷いて、昼寝~~~。

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夕餉は、ベランダのローズマリーをふんだんに使ったローストチキン(写真を撮るの忘れた)。

今日も、よく動いた一日だった。

走行距離:67キロ(ロード+ママチャリ6速)

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2009.04.18 Sat
東京名所図会~中川・昌平橋・江戸城本丸
お袋の検査入院が終了して、いよいよ今日は退院である。
まあ、また来月と再来月に入院と言うことになりそうだが、まずは一安心。

帰りに荷物が発生しそうなので、ママチャリ6速で出発。
中川大橋(国6号)のところで、いつものように中川筋に出る。

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(中川・前方に見えるのは、京成線の鉄橋と高砂橋)

家から駿河台の職場に通勤するためには、少なくとも、私は4つの川を渡らなければならない。
東から順にあげれば、中川、荒川、隅田川、そして神田川。
このうち荒川と神田川はまったく人工的に開削した川だが、中川と隅田川はそもそもが自然の川である。
なかでも、中川の流れは、地図で見るとよく分かるとおり、実に曲がりくねっていて、太古より真っ平らな地形の中を、あっちに流れたり、こっちに流れたりながら、迷いに迷いながら現在の姿になったことが想像できる。
そんな紆余曲折が正直に出ているような気がして、私は中川が好きだ。

今日もまた、えっちらおっちら昌平坂を登る。
神田川の緑なす崖、対岸の御茶ノ水駅、聖橋、湯島聖堂の土壁。
この坂は、景色も変化に富んでいて、長さも傾斜も自転車で登るのに、実に楽しい坂である。
こんな坂なら毎日登っても苦にならない。

そうそう、今日は、昌平坂の名の起こりとなった昌平橋の橋の袂まで行って、写真を撮ってきた。
小さくてかわいらしい橋である。
現在架かっているこの橋は、1928(昭和3)年の建造だという。
ということは、米軍の無差別爆撃から免れたわけである。
よかった、よかった。

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(昌平橋・神田川北岸から)

因みに、歌川広重が描いた神田川と昌平橋の絵も以下に貼っておこう。
この絵の対岸に見える険しい坂が、昌平坂であろう。

昌平橋
(歌川広重 名所江戸百景「昌平橋聖堂神田川」)

病院で、呑ちゃんと合流。
お袋は、退院の準備をすっかり済ませて、帽子まで被って控え室で待っていた。

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(昔より、神田川河岸に是あり。順天堂病院)

さっそく病院を出て、昼ご飯を食べに、最近お気に入りの「牛舌・ねぎし」へ。
この店の窓側のテーブルは、神田川筋が一望できて嬉しい。

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(牛舌・ねぎし)

お袋を東京駅まで送るべく、自転車を御茶ノ水駅の駐輪禁止地区に止めて、鉄道に乗る。
総武本線銚子行の特急に乗って、お袋は帰っていった。

呑ちゃんと二人、せっかく東京駅まで来たんだから、天気も良いことだし、江戸城界隈でも散策してみようと駅を出る。

丸の内を通って、和田倉堀の木橋を渡って、大手門へ。
大手門をくぐって三の丸へ上がると、そこここに、ツツジの花が咲いていた。

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(「百人番所」のツツジ)

本丸へ登る坂道の新緑が美しい。
本丸跡の広場を散策していたら、忠臣蔵で有名な「松の廊下跡」の石碑を発見。
随分、端っこにあったんだなあというのが正直な感想。

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(「松の廊下跡」)

本丸の天守閣跡の前には、今が盛りと八重桜が咲き誇っていた。

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(右遠景の石垣が天守閣跡)

天守閣跡の石垣には、以前登ったことがあるので、今回はパス。

われわれは、北桔梗門を抜けて、北の丸へ。
園内を散策しながら、武道館前を横切り、田安門から九段坂へ出た。
いつ見ても壮大な堀端の風景を楽しみながら九段坂を下り、そのまま靖国通りを神保町まで歩いた。
ちょっと疲れたので、神保町の老舗ビアホール「ランチョン」で喉を潤す。
10キロぐらいは歩いたろうか。
新緑の季節の素晴らしい散策であった。
これも、お袋のお陰である。

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(国電御茶ノ水駅ホームより神田川上流を臨む)

走行距離:36キロ(ママチャリ6速)

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2009.04.17 Fri
東京名所図会~昌平坂の湯島聖堂
今日も、病院に行くべく、自転車で出発。
午後から雨という予報なので、リュックにカッパを詰め込んで、ルイガノのクロスバイクに乗って出かけた。

蔵前橋通りを中央通りで左折。
秋葉の街を快走して、外堀通りの坂を上がる。
この坂の名前は、昌平坂という。
しばらく登ると、左手に湯島聖堂の土塀が、右手に神田明神の鳥居が見えてくる。

湯島聖堂は、元禄期に綱吉が建てた儒教の聖堂である。
その後、この地には、幕府の学校「昌平坂学問所(昌平黌)」が置かれ、旗本のボンボンたちが通うことになる。
明治期になって、最初に文部省が置かれたのも、この土塀の中だったのだ。

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(湯島聖堂の土塀)

病室に入り、仕切カーテンを引くと、お袋はベッドの上で本を読んでいた。
何を読んでるの、と聞くと、昨日私が届けた本であった。

昨日、お袋に届けた本は、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』と、



ドナルド・キーンの『明治天皇(全四巻)』。



『嵐が丘』について、お袋は、「以前にも読んだことがあるけど、すごく面白い」と。
キーンの『明治天皇』については、「当時のことが分かって面白い」という感想。
後者については、これは小説ではなく、評伝なので、多少内容が重いかもしれないと思いつつ買って届けたわけだが、いずれもお袋には好評なようで良かった。
入院すると、たくさん読書ができるんで、長く入院すると学者さんになれちゃうよ、などと冗談が出てくるほど、快調というわけなのであろう。

来月に再度入院になるが、一応、今回は明日退院というお触れが出たそうで、明日の昼飯に、神田界隈で美味しいものを食べることを楽しみにしているようだ。

お袋と別れて、来た道を戻る。

そろそろ昼時なので、今日も、墨堤通りの激安弁当屋で、焼肉弁当(250円)を買い込んで、向島百花園前の公園で食す。
お茶の持ち合わせが少なかったので、公園の水道の水をがぶがぶ飲んだ。
うまかった!

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(神田明神下の乙な民家)

走行距離:35キロ(ルイガノクロス+ママチャリ6速)

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2009.04.16 Thu
東京名所図会~向島桜堤・安田庭園・二重橋
去年もそうだったけど、どういうわけか、暖かくなってくると、自転車のタイヤを細くしてみたくなる。

冬季、フジクロスのタイヤは、前が28C、後が25Cだったが、しばらくお蔵入りしていたシマノの廉価版完組ホイールR-500(かなり優秀な製品だと思う)を引っ張り出してきて、23C(太さが23ミリ・ロード系自転車では標準的な太さ)のタイヤを履かせて換装してみた。

ついでに、試しに、スプロケも13-23T(8速)という狭い(クロスな)ものに交換。
フジクロスは前が3枚(トリプル)なので、後は狭いギアセットの方が走りやすい気がしたからだ。
前が2枚しかないと、やはり後に25Tがないと不安かつ不便だが、前が3枚で30Tがあれば安心安心。
加えて、通勤で街中を走るには、後ギアを1T差で細かく変速できると、実に楽なのだ。

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(ローが23Tだと小さく見えるなぁ~)

今日は、駿河台の職場に寄ってから、本郷の病院へ行くという行程。

洗濯を済ませて、ホイール周りを交換したフジクロスに乗って出発。

う~ん、やっぱり細めのタイヤに換えると走りが軽い(ホイールもやや軽量になったため)!
スピードの乗りがよくて、大変に気持ちがよい。
13-23Tスプロケも、歯数差が小さな構成なので、微妙な高低にも的確に対応できて、こちらもいい感じ。

今日の昼飯は、出かける前から決めていた。
墨堤通り沿いにある、激安の弁当屋である。
何と、すべて250円!。

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(墨堤通りの激安弁当屋)

ハンバーグ弁当、焼肉弁当など、5種類ほどあるのだが、今日の私は、チキンカツ弁当を選んだ。
朝はまだ開いていないので、仕方なく、東向島の100円ローソンでおにぎり2個とサンドイッチ1個を買う(315円)のだが、この店が開いているときは、必ず、ここの弁当を購入するのが慣わしである。

蓋し、私の如き、自転車に乗って遊び暮らしているような人間が昼食代にかけてよい金額は300円程度が妥当なのである。

買った弁当をハンドルにぶら下げて、隅田川東岸の遊歩道のベンチへ落ち着く。

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(右遠景に見える、あまり美しくない橋は言問橋)

隅田川東岸の桜並木の遊歩道は、その昔は、向島の桜堤と呼ばれた場所で、明治時代に撮影された古写真が見つかったので、ここに貼っておこう(もしかしたら、現在の墨堤通りあたりだったかもしれない)。

向島堤
(明治時代の向島堤)

そうそう、弁当の中身は、こんな感じ。
マカロニが散乱しているのは、自転車のハンドルにぶら下げて走ったためで、お店の責任ではありません。
ご飯の量が多いのと、野菜がまったくないのが、この激安弁当屋のポリシーを物語っている。

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(250円弁当の中身・チキンカツ弁当)

弁当を食べ終わって、まだたっぷり時間があったので、そのまま隅田川沿いの道を下ってみた。
すると、左側に公園のような緑地帯が見えてきたので、なんだろうと思って近寄ってみると、「旧安田庭園」とあった。

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(旧安田庭園入口)

観覧無料だというので、さっそく入園してみる。
圧倒するような新緑が目に飛び込んでくる。

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広さは、向島百花園と同じぐらいだろうか(無料な分、安田庭園の勝ち)。
中央に優雅な形の池があって、池の水面には、飛び石が配置されていたりする。

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説明板によると、この庭園は、元禄期に築造され、明治期に安田財閥の所有するところとなったらしい。
安田財閥と聞くだけで、悪行をつくした独占資本ではないかと怒り出す人も多いかもしれないが、まあ、庭が悪いわけではないので、ここでは勘弁してほしい。

久々に両国橋を渡って、靖国通りを走っていると、急に、旧江戸城を見たくなった。
まだ時間があるので、南に進路を取って内堀へ。
桜田門まで走ったところで、ついでに二重橋でも見てみようと思う。
自転車を止めて、砂利道を歩いてゆく。

インド人と思しきグループが、観光に来ていた。
ものすごく長身のインド人から、家族の記念撮影を頼まれた。
小学生ぐらいの子ども三人と夫婦の五人家族だ。
子どもたちは、城にも橋にもまったく関心がないらしく、砂利石を拾って投げたり、走り回ったりしていたが、お父さんの呼びかけに集まってきた。
橋をバックに二枚写してやった。
お父さんから、流暢な英語で、この橋はいつ頃できたのかと聞かれた。
知らなかったので、ちょっと焦るが、「百年ぐらいまえじゃないかな」と答えておいた。
「どこから来たの?」と聞くと、私の聞いたことのない地域名を言っていた。
もしかして、インド人じゃなかったかもしれない。

インド人(ということにしておこう)と別れて、私も橋の写真を撮った。

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ここの写真は、誰が撮っても同じ構図になってしまうだろう。
それほど、被写体である風景の方が、完璧な構図なのかもしれない。

帰宅してから調べてみて初めて知ったのだが、二重橋というのは、この写真の手前の石の橋ではなく、その向こうにかすかに見える小さな橋のことをいうのだという。
手前の橋の名称は、正門石橋(何と散文的な!)というのだそうだ。
なるほどね、西の丸の正面に架かっているので正門石橋。
現在の石橋が架けられたのは、1888(明治20)年なので、今を遡ること約120年前。
インド人への私の答えは、まあ、許容範囲かな。

では、その前にどんな橋が架かっていたのかと言えば・・・、探し回って、やっと見つけました。
これです。

西の丸大手橋2
(明治初期の写真)

木造である。
そうだよな。
現在は、畿内系世襲豪族の末裔の単なる住居に過ぎないが、江戸時代までは、歴とした軍事的要塞(城)であったので、壕に石橋を架ける馬鹿はいない。
いざ戦ともなれば、たちどころに橋を落とさなければならないからだ。

なるほど、明治20年と言えば、戊辰の砲煙も遠くなり、明治の元勲の中で最も未来への可能性を秘めていたと思われる西郷隆盛や江藤新平は明治政府によって殺められ、また、明治時代にあって、唯一まともな民主主義運動であった秩父困民党を武力弾圧し、これを壊滅させた直後だったので、明治政府は、もうそろそろ壕に石橋を架けてもよかろうと判断したのかもしれない。
そのお陰で、伊藤博文や山縣有朋などといった夜郎自大な悪党たちがこの石橋を頻繁に渡ることになったのである。

駿河台の職場に寄ってから、呑ちゃんと合流してお袋の入院している病院へ。
お袋に数冊の本(何でもいいから買ってこいというので)とペットボトルのお茶を届ける。
点滴もはずれて、本来の元気も戻ってきたようで、実に多弁である。
良かった!

ちょっと嬉しい気持ちになって、病院を後にする。

呑ちゃんと、北陸料理を出す居酒屋で乾杯した。

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走行距離:53キロ(フジクロス)

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2009.04.15 Wed
東京名所図絵~美倉のトイレ・堀端・永井荷風
早朝まで降り注いでいた春雨も、明るくなる頃にはすっかりやんで、にわかに青空が広がった。
路面がまだ濡れていたので、ルイガノクロスにするか、フジクロスにするか、ちょっと迷ったが、今日は比較的長距離を走ることになりそうなので、走りがより軽やかなフジクロスで出かけることにした。
タイヤの空気圧をチェックして、6時過ぎに出発。

最近は、単純で早いので、神田界隈から靖国通りを新宿まで走ってしまうことが多いのだが、久々に、新宿通り経由で行ってみることに。
私の大好きな旧江戸城内堀を走ってみたいというのも、その理由であった。

いつものように、水戸街道を右折して蔵前橋通りを西進。
清洲橋通りとぶつかったところで左折して靖国通りに出る手前で神田川を渡ることになるのだが、その神田川沿いに小さな蔵のような、ちょっと立派な建物があって、あれは何だろうといつも気になっていた。
今日は、やや時間があるので寄ってみた。

しかし、それが何であるかは、そこに自転車を止めた瞬間に分かった。
何とトイレであったのだ。
小さな蔵が三つ、肩を寄せ合うように建っているのだが、それぞれは独立していて、男性用・女性用・車椅子用のトイレなのである。
つまり、厳かにも、三棟の蔵風建造物からなる公衆便所というのがその実体なのであった。

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この公衆便所は、神田川に架かる「みくらはし」を渡ったところにある。

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なるほど、私が通ってきた「蔵」前橋通りにしても、このみ「くら」はしにしても、いずれも蔵を冠した名称であるので、このあたりには、往古、蔵が林立していた地域だったことが関係しているのかもしれないと推測した。

帰宅してからいろいろと調べてみると、「みくらはし」というのは、実は、三倉橋であり、現在は、何故か、「美倉橋」とあてている。
その昔、神田川沿いに三つの蔵があったのに因んで、三つの蔵を模したトイレが建てられているというつながりになるのであろうか。
その由来については、以下のサイトに詳しいが、千代田区にしては、何とも微笑ましい施策の成果ではある。

http://mediaport.on.coocan.jp/kandagawa/bridges/mikurabashi.htm


神田川散歩の際には、是非、お立ち寄りのこと。

さて、靖国通りを渡って、方位磁石だけを手がかりに、行き当たりばったりに江戸城を目指す。
ちょうど平川門あたりに出たので、堀端の小公園で朝飯とする。
リュックから、向島の100円ローソンで買い込んだおにぎりやサンドイッチを取り出して頬張る。
壕の緑と門の白壁に朝日が当たって眩しいような美しさである。

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傍らには、立派な桜の大木が、朝の精気を吸い取ろうとしているかのように、枝を広げている。

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こんな場所で食べる100円のおにぎりは、少なくとも、500円ぐらいの美味しさである。

城域を横切って、千鳥ヶ淵に出る。
いつもながら、息をのむような素晴らしい風景だが、自転車のスピードが出ていたので、写真を撮るのが面倒で、そのまま右折して新宿通りに入る。
新宿通りというのは、実は、国道20号のことなので、甲州街道は、実質的には、ここ半蔵門が起点なのではあるまいか(形式的には日本橋が起点だが)。

新宿通りは結構走りやすい。
自転車グリーンマップなどによると、青山通りが推奨されているがさにあらず。
青山通りは、私が東京中で(いや、日本国中で)一番嫌いな「表参道」(悪趣味の骨頂)につながっていることもあるかもしれないが、私に言わせれば、環七と並んで、自転車にとっては地獄街道と呼ぶべきであろう。
その理由は、既に書いたので、ここでは繰り返さない。

自転車グリーンマップの推奨路について、思い出したのでもうひとつ。
国6号(水戸街道)から西へ伸びる道路の中で、自転車グリーンマップは春日通りを推奨しているが、もう一本南を通る蔵前橋通りの方が、路側が広くて断然走りやすいことも書き加えておこう。
ただし、こうしたことは、自転車グリーンマップの重要性を微塵も汚すものではない。

新宿通りを西へ西へと走り、四谷4丁目の交差点まで来ると、目の前に地下道の入口が現れる。
この地下道が新宿通りなので、多くの車がそこに吸い込まれていくが、自転車は入ってはなりません。
それは、自転車通行禁止だということ以外に、たぶん、死ぬほど恐いから。
でも、もしかして、交差点の信号が青で、スピードが乗っていると、間違って入ってしまうかも。
その場合は、戻るのは大変に危険なので、ギアをアウタートップに入れて、ひたすら漕ぐべし、漕ぐべし、漕ぐべし・・・。

恐怖体験が嫌いな人は、交差点を渡って地下道の右手にある道を直進すれば左手に新宿御苑の緑が見えてくるので、あとは、その御苑沿いの、気持ちの良い道(ここが旧甲州街道なのである)を西進すれば、先ほどの地下道の出口付近まで連れて行ってくれるだろう。

職場に到着。
ロッカーに「格納」されているスーツに着替えて、仕事(ズボンもちゃんと履いた)。
昼過ぎには、業務終了。

夕刻前にお袋が入院している病院(文京区本郷)に行く予定だが、時間があったので、その前に、東京古書会館(千代田区神田小川町)で催されている「永井荷風展」を見にいくことにする。

作家の展示会というのは、原稿や写真が展示してあるだけで、よっぽど関心のある人以外はつまらないものだが、今回の永井荷風展の真骨頂は、荷風が溺愛した旧玉の井の街並を復元したジオラマである。

「ジオラマはご自由に撮影しても結構です」というお触れがあるため、私を含めたみんなが携帯電話やカメラで撮影を挑んでいる。

私が写した画像。

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(中央の橋の上に立っているのが荷風)

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荷風(というように呼び捨てにするのも憚られるほどに私は尊敬している)が生前足繁く通い、作品(『濹東綺譚』など)の舞台にもなった玉の井というのは、現在の墨田区東向島界隈のことで、昔は、いわゆる「私娼街」だったあたり。
実に私は、毎日のように、自転車で通るので、親近感のある地域である。

このジオラマは、写真をご覧になれば分かるとおり、きわめて精巧であるばかりか、不思議な暖かさがある。そこに暮らす人々の息づかい、におい、音などが伝わってくるようである。
賑々しくてゆったりとしていて、しかも途轍もなく「正直」な街並みである(かの悪名高き「表参道」と大違い)。
私は白日夢を見ているように、そのジオラマに見入った。

その後、病院に行って、いつものように東向島界隈を走り抜けたのだが、いつもの風景とは、やや違って見えたような気がした。

走行距離:64キロ(フジクロス)

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2009.04.14 Tue
東京名所図絵~吾妻橋とニコライ堂
今日は、午後から確実に雨が降るので、リュックにカッパを詰め込んで、ルイガノクロス(メンテナンスフリーの内装8段&完全泥よけ付)で出かけた。

浅草で、吾妻橋を渡ってみる。
遊覧船がのんびりと下り、係留されている屋形船が揺れる。
川というのは、舟が浮かんでいると、断然、詩的になるものだ。

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(朱色が映える吾妻橋)


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(吾妻橋から下流を臨む)

お袋の入院する順天堂病院へ。
お袋は、点滴針を刺されてベッドに寝ころんでいた。
午後から「しんどい」検査をするので、気丈なお袋も、さすがに緊張気味である。
新しいパジャマを渡して、私は職場に急ぐ。

昼下がりに仕事が済んだので、自転車にまたがって病院に向かう。
やはり、雨が落ちてきた。
途中、ちょっと寄り道をして、ニコライ堂の写真を撮る。

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(立ち姿が麗しいニコライ堂)

戦前は、明治大学の記念館(現在は存在せず)と並んで、この界隈では、どこからでも見えたというのだが、今では、すぐそこまで赴かなくては見えない。
しかし、その美しさにおいて、神田界隈では屈指の建築物であろう。

病室に入ると、疲れたような顔をして、お袋は横たわっていた。
点滴も二本も刺されている。
喉が痛いという。

ちょうど、担当医が現れ、今日の検査はつつがなく行われたこと。
今後の予定などについて説明を受けた。

あまりにも疲れているようだったので、「よく休むように。また、明日来るからね」と言い残して病院を後にする。

外に出ると、やはり、雨。
カッパを着込んで、私は、外堀通りを下った。

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走行距離:38キロ(ルイガノクロス)

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2009.04.13 Mon
お袋さん、頑張ってくれよ
9時半にフジクロスで家を出る。
初夏のような日和である。

途中、隅田川沿いのAビール本社ビル裏庭で、100円ローソンのおにぎりを食べる。

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今日は、お袋が入院する日なので、まず、順天堂病院へ。
お袋が入院する部屋は、最上階の12階だが、景色が良いとは言えない。
当座必要になる物などを調達。
各種書類の記入。
採血、血圧、身長、体重などの測定。
お袋が昼ご飯を食べ始めるのを見届けて、私は職場へ向かった。
ちょうど良いことに、病院から私の職場(駿河台)へは、神田川を渡ればすぐである(これが江戸時代だったら、御茶ノ水橋が架かってなかったので大変だったろうな)。

夕方、仕事が引けてから、再度、病院へ(駅で待ち合わせて仕事帰りの呑ちゃんと一緒)。
お袋は、ちょうど夕食を食べ終わったところだったようだ。
至って元気そう。

担当の医師(てきぱきとした女医さん)から、今後の検査の詳細や、様々な可能性についての説明を受ける。

帰りの夜風が気持ちよかった。

お袋さん、頑張ってくれよ。

走行距離:35キロ(フジクロス)

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2009.04.12 Sun
新緑の水元公園散策
今日は、遠乗りはお休み。

用事の合間を縫って、水元公園・三郷公園界隈を周遊散策。
桜も葉桜になって、新緑の季節の始まりだ。

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・北大のポプラ並木よりはるかに壮大な水元公園のポプラ並木にも新緑が萌え出てきた。
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・メタセコイヤの森もこの通り。
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・このグラデイションを見よ。
素晴らしい!
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・草原に寝っ転がれば、こんな感じ。
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・そして、公園近くのレストランで昼食。
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(ポーク・カピタ

走行距離:29キロ(ルイガノクロス+6速ママチャリ)

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2009.04.11 Sat
岩槻城址公園へ~簡便輪行法
今日は、午前中は江戸川区鹿骨の工作所で、「次世代自転車を考える会」のミーティング。
午後以降は、横山さんkaccinさんと埼玉方面へサイクリング。

9時過ぎにロードに乗って家を出る。
先ず、腹を作るために、金町駅前の、私のお気に入りの「そばっ子」(立ち食い蕎麦屋)で、たぬきうどん(250円)とおにぎり(100円)をむさぼり喰う。
水をがぶがぶ飲んで、ごちそうさまぁ~!と言うと、店のおばさん、「気をつけて行ってらっしゃ~い」と威勢の良い声をかけてくれた。

「次世代自転車を考える会」では、ついに、4月26日(日)(追記:4月29日変更予定)に、製作した自転車の試乗会を行う運びになった。

以下、この場を借りて、簡単なご案内。
新緑の萌え出る水元公園で開催されますので、散歩がてら、是非、お立ち寄り下さい。
変わった自転車がたくさん登場します。

日時:2009/04/26 10~12時(追記:4月29日変更予定)
場所:水元公園
テーマ:自由発想・自由デザイン KitLegon に乗って見よう、作ってみよう
出場自転車
 介護用自転車 
 リカンベント
 タンデム
 クルズバイク
 プローンなど多数
主催 次世代自転車を考える会
後援 実川製作(株)・N i K I R I N
詳しくは、http://www.tasukei.com/event/tasukei_4th.htmlをご参照。

昼前にミーティングを終えて松戸へ。
kaccinさんと合流して、ロシア・アラビア料理のレストランで昼食。
私たちが注文したのは、エジプト風のランチセット。
レンズ豆スープ、ハーモス、コフタなど。
(メニューについては、http://r.gnavi.co.jp/e158700/menu7.htmをご参照)。
ボリュームもあって、お値段も手頃だが、食感がモソモソしているものが多いので、ビールがないときついかな。
夜は、ベリーダンスのライブもあるとか。

さて、当初は、幸手の権現堂堤の桜を見に行く予定だったが、昼過ぎの出発なので、ちょっと遠すぎるかもしれない。
そこで、岩槻城址公園まで走ってみようということに。

江戸川を渡って三郷(埼玉県)に出て、二郷半領用水、中川沿いを走り、越谷を越えて、元荒川沿いを走って、岩槻城址公園に到着。

コンクリート護岸が施されていない元荒川の桜並木は素晴らしかった。

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夕暮れのせまる元荒川。

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せっかく岩槻城址公園に到着したのだが、城内をつぶさに見学する時間がないので、帰路に着く。

と言っても、もうそろそろ暗くなりそうなので、岩槻駅(東武野田線)から輪行することにした。
だが、輪行袋は持ち合わせていなかったのだが、kaccinさんから、100円ショップの自転車カバーを利用した輪行法を教わったので、実践してみることにした。

岩槻駅前の100円ショップで、自転車カバーやビニールテープなどを購入して、岩槻駅駅頭で輪行の準備。

・前輪を外す
・ハンドルを曲げて、ビニールテープでトップチューブと固定
・前輪をビニールテープでフレームと固定
・自転車カバーをかぶせて、めくれ上がらないように、上から物干し竿留めのような物で挟む

以上である。
たぶん、10分ぐらいでできると思う。
以下が、自転車カバーに包まれて、車両の一角で微睡む三台の自転車である。

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この方法は、後輪を外さずに済むので、お手軽だし、重くて嵩張る既製の輪行袋に較べて軽便だし、咄嗟のときでも、100円ショップに駆け込めばどうにかなる。
100円ショップが見つからないときには、大きなゴミ袋を流用する手もあるというわけである。
うまい方法だと感心する。

われわれはこうして、岩槻駅から豊四季駅まで鉄道で移動して、豊四季駅で下車。
再度自転車を組み立てて、坂川に沿って帰ってきた(富士見橋近くの「爆弾ハンバーグ」で夕食)。

暑い一日だったので汗だくになった。
帰ってからシャワーを浴びるとさっぱりした気分になる。

今日は、この道のベテランであるkaccinさんから、上記簡便輪行法やトゥークリップ使用に関する裏技など多くのことを教えてもらった。

非常に有意義な一日だった。

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(元荒川と桜)

走行距離:83キロ(ロード)

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2009.04.10 Fri
手賀沼紀行~転倒する
家の仕事を済ませてから、ロードで出かける。

松戸の紙敷を抜けて、大津川ルートで手賀沼へ。
強い南風に押されて快走。

ところが、大津川沿いの道が終わって手賀沼に入る砂利道を、(追い風に押されて)比較的高速で右折しようと思ったそのとき、乾いた砂利でタイヤが横滑りして転倒。

右足と右肘が地面にぶつかった模様。
しばらく痛くて起きあがれなかったが、何とか立ち上がる。
自転車をおこしてみると、右のSTI(ブレーキ+変速レバー)がぐにゃりと内側に向いて、サドルも曲がっていた。

STI(傷だらけになった)とサドルを元の位置に直して走ってみる。
走行には影響がないようである。
ちゃんと変速もする。
よかった!
足と腕の痛みが引くまでゆっくりと走って、「道の駅・しょうなん」へ。
大休止。
サンドイッチを食べる。

道の駅を出て、手賀沼をさらに東進して、曙橋の休憩所まで走るが、ぶつけた腕がまだ痛いので、ベンチに座ってまた休憩。

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痛みがだんだん引いてきたので、フィッシングセンターの横を通って、手賀沼東部の北岸を走る。

このあたりの岸辺には、何というか、万葉的な風情が残っていて、走っていると、何だか江戸時代の旅人になったような気分になってくる。

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水辺の桜並木を西進。

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休憩がてら、手賀沼ビオトープ(水の展示館)を見学。
手賀沼の歴史に関するビデオが面白かったが、あとは何だかあまり興味が持てなかった。

その後、痛みも大分引いてきたので、手賀大橋を渡って南岸に出て、大堀川沿い経由で流山あたりで江戸川サイクリングロードに出る。
ところが、まあ、予想はしていたのだが、すごい南風(つまりは、向かい風)で、すこぶる難儀する。
前ギアは34T固定状態で、葛飾橋の所まで来たときには、ぶつけた腕がまた痛んでくるし、もうふらふらで、息も絶え絶えだった。

帰宅して、夕べの残り物を食べたら、元気を取り戻したものの、なんとなく、不甲斐ない一日であった。

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(流山の名も無き川)

走行距離:73キロ(ロード+6速ママチャリ)

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2009.04.09 Thu
あてどなく走る~トゥークリップのことなど
去年度まで毎週木曜日にアルバイトで働いていた茨城県龍ヶ崎の仕事は、人員削減で首になったので、原則として、木曜は休みになった。

収入は減るが、休みになるので、何だか嬉しい。
嬉しいけど、収入が減るので、何だか悲しい。

朝から風呂に入ってさっぱりしたところで、仕事をしようと書籍や書類などを引っ張り出してくる。
ちょこちょこと仕事をする。

昼前に、フジクロスで出かける。
目的地はない。

水元公園をあてどもなく走り回り、江戸川に出る。
サイクリングロード左岸を遡るも、すごく暖かいというか、暑いので、眠たくなってくる。
薄手の手袋さえ、暑く感じるぐらい。
そろそろ、指切り手袋の出番かな。
流山橋まで走って、今度は右岸を下流に向かって走る。
やはり、眠たい。
途中でサイクリングロードを降りて、街中を通って、三郷公園から水元公園に戻って、また、あてどもなく走る。

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家に戻ると、喉の渇きを覚えて、冷たいお茶をぐびぐびと飲む。
これからはまた、暑さとの戦いだな、と思う。

一休みして、外装6段ママチャリに乗って、夕飯の買い物に出る。
今日は暑いので、シャキシャキ感のあるものを食べたい。
私の得意料理「鶏のレタス巻き」を拵えることとする(レシピーは後日)。
レタス、ネギ、卵、鶏胸肉などを買い込む。

ご飯をセットして、鶏を炙ったり、卵を焼いたり、野菜を刻んだり。
あっという間に夕飯の準備ができてしまったので、自転車いじりを始める。

先日、注文しておいた「ハーフトゥークリップ」が届いていたので、これをルイガノのクロスバイクに取り付けようというのだ。

トゥークリップは、横山さんに勧められて、ロードで採用してみたら(ジュラルミン製)、これがとても良いので、フジのクロスにも取り付けた(プラスティック製)。
雨の日通勤用のルイガノのクロスにも付けておきたくて注文したのだが、この自転車は雨の日に乗ることが多いので、ストラップが濡れると嫌なので、こちらは、ストラップのないタイプである「ハーフ」トゥークリップを選択した。


 (グランジ・ハーフクリップ)

取り付けた感じは、プラスティック製だがなかなか良い。

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さっそく、水元公園で試走。
おぉ~~~、これは素晴らしい!
フィット感もあって、足の力がきちんとペダルに伝導される感じである。
ストラップ付のトゥークリップに比しても、何ら遜色がないではないか。
皆さん、ハーフクリップはお薦めですよ、安いし(500円ぐらい)。
今度はママチャリにも付けよう!
(呑ちゃんのママチャリにも付けちゃおうかな)

そうこうするうちに、呑ちゃんが帰宅したので、ノンアルコールビールで乾杯!(本日休肝日につき)

夕飯後、再度、ルイガノクロスで公園へ。
う~ん、やはり、ハーフクリップは良い!

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走行距離:38キロ(フジクロス+外装6速ママチャリ+ルイガノクロス)

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2009.04.08 Wed
フジのクロスで通勤
昨日、やっと乗れる状態になったフジのクロスバイクに飛び乗って、6時過ぎに出発。

水戸街道も、靖国通りも、甲州街道も、この時間だと車が空いていて走りやすいなあ。
こうして、早めに出れば、快適に走れるのだが、やはりいろいろ準備があって、いつも時間的な余裕があるとは限らない。
ここが悩みどころではある。

この時季、どこを走っても、満開の桜があちこちに点在しており、目を奪われる。
隅田川にかかる(歩行者・自転車専用の)桜橋の上で、しばし休憩。
暑くて、ウィンドブレーカーを脱ぎ、持ってきたお茶(どくだみ茶)をぐびぐびと飲む。

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(隅田川の桜橋から下流を臨む)

九段坂を登り詰めたあたり。
田安門のあたりの景色が余りにも素晴らしいので、自転車をガードレール脇に停めて、またしても休憩。

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(田安門あたりから内堀を臨む。正面の古風な建物は九段会館で、戦前は、悪名高き「軍人会館」。2.26事件の際、クーデタをたくらむ武装集団の本拠地になった建物でもある)

職場に到着して、これまた面倒な「説明会」をいくつかこなして終了(ちゃんとスーツ姿で)。

帰りは、なんとか明るい内に帰宅。

感想。
ロードに較べて、上り坂がちょっときついかな。
でも、都内を走るのなら、やっぱりクロスバイクがいいなあ・・・。
スプロケは、もっと「狭い」13-23tでもいいかも。

帰路の新宿で、違法のフル電動自転車で交番前を爆走する「ハク」いお姉さん(水商売風)を目撃。
取り締まりを逃れて、大阪から移住してきたのかな?

帰路、こんなこともあった。

水戸街道沿いの四ツ木橋西詰で信号待ちをしていたら、卒配したばかりと思しき若い警官から突然話しかけられた。

「自分は、パナソニックのロードを買おうと思っているのですが、どうですか?」。
「えっ・・・?」。

あまりにも突然の質問だったし、私が乗っているのはパナソニックの自転車ではなかったので、私の後の誰かに話しかけているのではないかと振り返ってみても、そこにはただ風が吹いているだけ・・・。

私に話しかけていることが分かったので、「ええ、結構、評判がいいですよ、」と言い終わる間もなく、信号が青になってしまったので、「じゃあ、どうも」と言って走り出した。
後から「ご苦労様ですっ!」という大きな声。
振り返ってみると、満面の笑顔で敬礼をしていた。

ひょっとして、オレのこと、誰かと勘違いしてるんじゃないかなあ???。
あるいは、つい最近、「市民との交流の重要性」を訓辞されて、さっそく実践してみたというところなのかもわからない。
白い歯が印象的な好青年だった。
最近、また路駐が多くなってきたので、びしばし取り締まってくれよ。

そうそう、前後ともギアが小さくなったのに、チェーンを詰めるのを忘れてた。
家に帰ってから1リンクチェーンを短くする。
夕食後、水元公園で試走したら、変速時のチェーンの「踊り」がなくなって、快適になった。

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(フジクロスのハンドル周り・ゴチャゴチャしてるなあ)

走行距離:62キロ(フジクロス)

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2009.04.07 Tue
クロスバイクのフロント周り交換
午前中、やっとシフターが届いたので、フジのクロスバイクに取り付けることにした。

フジのクロスバイクAbsolute3.0(08年版)のフロント周り(トリプル仕様)は、購入時は以下の通りであった。

シフター:スラム社製 3×8用グリップシフター
フロントディレーラー:MicroShift社製 R438(3×8用フラットバー仕様)
クランクセット:Fuji Alloy Forged 30-42-52T(3×8用)
BB:4角型

その後、去年の夏頃、シフターを前後ともアリビオ(シマノ社製・マウンテン用)に交換したが、あとはそのまま使用していて何の問題もなかった。
フロントに関しては、シフターがマウンテン用で、ディレーラーがフラットバーロード用という「反則」の組み合わせだったので多少心配だったが、調整が多少厳しかったものの、何とかなったわけである。
(因みにリア周りは、ティアグラGSと13-26t8速スプロケに交換・マウンテンのシフターでロード系のリアメカを動かすことは全く問題なし)。

ところが、去年の晩秋、走行中に左クランクが外れるという事件があった。
「クランクころりん事件」参照。

その事件以降、100キロぐらい走る度に、クランクを固定する8ミリの6角ネジを確認すると、必ず少し緩んでいて、増し締めが必要になった。

そしてついに、一月ほど前、購入後、約1万2千キロぐらい走ったところで、クランクセットを交換する決意をした。
ただ、前ギアを、これを機にダブルにしようか、今まで通りトリプルにしようか迷った。
迷った末に、トリプルにすることにした。
理由は二つ。

・現在所有しているロードバイクがダブルなので、同じ仕様の物にしても「面白くない」から。
・フジのクロスバイクは、その使用目的の第一が日々の通勤であり、ストップアンドゴーの多い都内の通勤では、38から42tぐらいのミドルギアが非常に重宝であるため。

それなら、ノーマル(52-39tあたり)のダブルでもいいじゃないかという声が聞こえてきそうだが、実際は遠乗りにも使うことがあるので、やっぱり30tも欲しい。
でも、本当は、48-36tぐらいのダブルのロード系のクランクセットがあればありがたいのだが、安価で入手できるものがないので諦める。
(シマノさん、36tのギアを作って下さい)

次に迷ったのは、ティアグラにするか、ソラにするか(私の場合、クロスバイクにしても、ロードバイクにしても、9速化はしても、10速化するつもりは、今後ともさらさらない)。
ただこれは簡単に解決。
ティアグラとソラのギアは、塗装と多少の形状が違うだけで、材質も重さもほぼ同じなので、安いソラに決定(左クランクに至っては形状も重量も全く同じ)。

で、注文したのはソラのトリプルクランクセット。
以下のサイトでは8千円であるが、私が買ったときは値上げ前で、6千円台であった。


  (FC-3403)

BBは、順当にティアグラ/ソラ仕様(SM-FC4500)。

さっそく届いたので、古いクランクセットとBBを外して、新しい部品を取り付けた。
ここまではよかったのだが、アウターギアが52tから50tになったので、シートチューブに取り付けられているフロントディレーラーを若干下げなければならず、ネジを緩めて位置合わせをして、ネジを締めこんでいくと、突然「バキッ」という音がしてフロントディレーラーがシートチューブをずり落ちた。
やってしまった!と思ったがもう遅い。
フロントディレーラーをバンド留めするためのネジが、締め込み過ぎで飛んでしまったのである。
修理は可能かもしれないが、仕方がないので、新に注文した。


  (FD-R453-B)

数日して、やっと新フロントディレーラーが届いたので、さっそく取り付けて、変速調整を始めるが、これがいくらやってもうまくいかない。
やはり、マウンテン系のシフターとロード系の前ディレーラーとの相性が問題のようで、アウターギアの可動域を一番締め込んでも、何とディレーラーのプレートがクランクとかすかに接触してしまうのである。マウンテン系のシフターの引き代が大き過ぎるようである(8速用のシフターで、9速用のディレーラーとクランクという組み合わせにも問題もあるかもしれないけど、それにしても、違いすぎ)。
ただ、旧ディレーラーではうまくいったわけで、不思議な現象ではある。

仕方がないので、今度は、フラットバーロード系のシフターを注文した。
フラットバーロード系のシフターは不当とも言えるぐらい高くて、しかも、私の場合、左(前シフター)しか必要ないのだが、基本的に左右セット売りなのでなかなか見つからない。
セットで買っちゃえばいいじゃないかとも思ったが、いずれ、8速のスプロケが枯渇した場合のことを考えて、すでにディオーレの右シフター(9速用)を持っているのだ(マウンテンのシフターは安いので)。
ネット上を探し回ると、8速用だがばら売りがあったのでそれを注文。


   (SL-R440-8)

しかし、シフターの注文をしてから、ちょっと待てよと思った。
いくらシフターとディレーラーの相性が悪いといっても、ガイドプレートが右クランクにあたるというのはおかしいのではないか。
もしかして、クランクとBBの交換によって、チェーンラインが少し内側に来たのではないかと推測した。
フロント周りをためつすがめつ見つめてみると、何となくそんな気がする。
そこで、念のため、BBのスペーサーとフリーバブに噛ませるスペーサーも追加注文した。

1.BBのスペーサー2.5mm:145円
http://www.cb-asahi.co.jp/image/ssd/fc/fcm970-5.html

2.フリーバブに噛ませるスペーサー1mm:94円
http://www.cb-asahi.co.jp/image/ssd/cs/cs7800-14.html

これでやっと、冒頭の段階にたどり着いた。
さっそく新しいシフターをハンドルに装着し、ワイヤーを取り付けて、調整開始。
やっぱり、クランクが内側に移動していることがわかった。
そこで、BBの右を外して、上記1のスペーサーを入れて試してみた。
すると今度は外側に出すぎてしまったようである。
2.5ミリでは厚すぎるようである。

困ったなあ・・・。
そうだ、2のスペーサーが利用できるかもしれない。
2のスペーサーは、本来は、8、9速ハブに10速のスプロケを取り付けるためのもので、BBに取り付けるものではない。
で、BBを外して試してみたら、何とサイズがぴったりではないか。
これには、我ながらびっくりした。

このスペーサーの流用によって、やっと変速調整がうまくいったのである。

IMG_1704.jpg

試走するために外に出た時には、既に昼を回っていた。
4時間近くもクロスバイクのフロント周りと格闘していたわけである。
両手はゴリラのように真っ黒だし、もう、フロント周りの改造はまっぴらという気分であった。

トリプルの自転車だと、やはり坂を登りたくなる。
下総台地を横切るようなコースを走ってみる。

水元公園→江戸川サイクリングロード→里見公園→じゅんさい池緑地→小塚山公園→堀之内貝塚公園→堀之内緑地→紙敷→江戸川サイクリングロード→水元公園

IMG_1702.jpg
(じゅんさい池緑地)

これで明日から、フジのクロスバイクで、快適に通勤できそうである。

付記:チェーンリングが小さくなった(52-42-30t→50-39-30t)のにあわせて、スプロケを13-26tから12-25t(8速)に交換した。また、チェーンは以前から9速用を使用。

走行距離:32キロ(フジのクロス)

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2009.04.06 Mon
レーパン&サイクルジャージでお仕事した日
楽しかった春休みも終わって、いよいよ新年度初日である。
新年度最初の会議やら、説明会やらがあって、大変に慌ただしい一日になることは分かっており、前の晩から憂鬱でたまらなかった。
もし、どうせ関東大震災が起こるなら、今日にしてくれという気分だった。

それでも、せめての救いとして天気がよくて、自転車で通勤するにはうってつけの日和にて、7時過ぎにロードに乗って元気に出かける。
本当は、通勤の主力マシーンたるフジのクロスバイクに乗っていきたかったが、先日、フロントディレーラー(前変速機)が壊れてしまって、これを機に、BBとクランクセットとシフター(変速操作レバー)も丸ごと交換することを目論んでいるのだが、注文しているシフター(フラットバーロード用・左のみ)がまだ届かなくて、乗れない状態なのである。

今日の目的地は、京王線の明大前の近くにある職場。
ルートにもよるが、だいたい30キロぐらい。

最近は、サイクリングロードや田舎道を走ることが多かったので、朝のラッシュアワーの幹線道路を走るのは至極疲れる。
車に追い立てられるように走らなければならないので、望んでいないぐらいの高速を維持しなければならないし、急に車線変更してくるトラックを上手にかわしたりもしなければならない。
東神田から九段あたりまでの靖国通りは最悪で、まるで地獄のようのである。
「交通戦争」という古い言葉を思い出す。

九段坂を登ったら、何だか疲れてしまったので、靖国神社でしばし休憩。

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(定めし、昨夜猥雑な花見が行われたであろう、靖国神社の参道脇)

靖国通り沿いの桜並木も満開で、気温も上がってきて汗が出てきたので、防風衣(ウィンドブレーカー)をリュックにしまう。

新宿で甲州街道に入って、西新宿から、甲州街道の北を平行に走っている通り(通りの名前不明)を西進。
職場に到着。

コーヒーを飲みながら、説明会の「予習」をして、さて、そろそろ会議の時間なので、リュックからスーツとワイシャツを取り出す。
着ていたサイクル・ジャージを脱いで、ワイシャツを着てネクタイを締めて、さて、ズボンを履こうとリュックの中から取り出そうとすると、何と、ズボンがない!
おかしいな、入れたはずなのに・・・。
しかし、何回探してもやはりない。
これは困ったぞ。

下は、黒のぴちぴちのレーシングタイツを履いていた。
でもまあ、レーシングタイツとは言っても、ズボンの一種なので、下はこれで良かろうと思って、試しにスーツも着こんで、その姿を鏡に映してみた。
ところが、これが、自分でも吹き出してしまうほど滑稽な風体なのである。
これは、本当に困った。

しばらく考えた結果、今日はレーパン+サイクルジャージ姿で会議にも説明会にも出席することにした。

会議場に向かうべく、エレベータに乗ると、たくさんの同僚が一緒に乗り込んできた。
誰しもが、びっくりしたような顔をして、頭のてっぺんからつま先までなめまわすように見てから・・・、
「どうしたの?」だの、「山でも行ってたの?」だの矢継ぎ早に質問された。
事情を話すと、やれやれといった表情をする者、大笑いをする者、その反応はいろいろだったものの、これで何だか吹っ切れて、どうにでもなれという気分になった。

会議が始まった。
会議と言っても、80名ぐらいの大きな会議である。
新年度最初の会議とあって、いつもは比較的気楽な格好をしてくるような同僚でも、びしっと背広で決めている。
そんななか、私だけが、オレンジ色のサイクルジャージでちょこんと座っているわけで、どう見ても奇妙な図である。

そんな会議もやっと終了。
終了後も、何人もの人に声をかけられた。
「なかなか決まっているので、これから毎回その格好で会議に出て下さい」という励ましとも冷やかしとも取れるような言葉もあった。

問題は、この後の「説明会」。
約5百人の会場の前で、私は壇上に立たなければならない。
既に予定が組まれてしまっているので、変更はきかない。
第一、服装のために代わってくれというのは、筋が通らない話だ。

私は、すっかり観念して、会場の控え室に入った。
係の人は、「えっ、その格好でやるんですか?」と目を白黒させている。
私は、事情を話して、「裸でやるわけにはいかないでしょ」とうそぶくことしかできなかった。
説明会のプログラムは着々と進行し、司会の紹介の後、壇上に出て行くや、5百名の会場からどよめきのような声が上がった。
そりゃー、びっくりするわな。
私は仕方なく、ここでも、ちょっと面白おかしく事情を説明すると、一同爆笑となった。

そんなこんなで、冷や汗の新年度初日の仕事が終わって、同僚たちと食事をすることに。
夕方近くだったが、まだ明るいので、井の頭公園の桜でも見てから一杯やろうという流れになったので、私は職場に自転車をおいたまま、みんなと一緒に電車に乗って井の頭公園に向かった。

井の頭公園は、満開の桜を楽しもうと、平日にもかかわらず、夥しい人が集まっていた。
それにしても、作り込みすぎた公園だな、ここは。
水元公園のが遙かに素晴らしいぞ。
以下は、同僚が公園で撮ってくれた写真。
これを見れば、私の当日の格好が分かる。

P1010422.jpg

公園をそぞろ歩いているうちに、いい時間になったので、われわれは、吉祥寺のハモニカ横町の飲み屋に滑り込んだ。
われわれが吉祥寺に来るといつも飲むのは、ハモニカ横町の「美舟(みふね)」
串物も、魚も美味いし、安い。
雰囲気も抜群である。

必ず注文するのは、これ。
その名ぞ、「ポコ天」!

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果たして、その実体とは!
コレです!

IMG_1700.jpg
(画像は拡大しますが、よく考えてからクリックして下さい)

こうして楽しい夜は更けて、私は井の頭線で明大前までとってかえし、職場でコーヒーを飲んで酔いを醒ました後、甲州街道沿いのお気に入りのラーメン屋「神戸ラーメン」を食べて、自転車で帰ってきた。
道が空いていて、実に走りやすかった。

いろいろあったけど、大変面白い一日だった。

走行距離:61キロ(ロード)

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2009.04.05 Sun
買い出し
昨日は、飲んで、歌って、食べて、フリスビーをやって、大変に楽しい一日だったので、快眠至極で、元気に早起き(4時半)。

さっそく、昨日たすけさんから教えてもらった、柏の「今採り農産物直売所・かしわで」に行ってみようと準備を始めるが、HPには9時開店だとあるので、いくらなんでも早すぎるので、ブログの更新などをして過ごす。

それでもまだ時間があったので、外装6段ママチャリのハンドル(アルミ製)を左右15ミリずつ(計30ミリ)カット。
フラットハンドルは、なぜか非常に身体の大きな人向きにできているので、自分の体格に合わせて短くした方がいいようである(因みに、フジのクロスバイクの場合は60ミリもカットした)。

やっと出かける時間になったので、外装6段ママチャリに乗って出発。
この自転車で手賀沼方面に行くのは、これで3回目。
過去二回は、目的地が「道の駅・しょうなん」だったので、大津川ルート(by 東葛人さん)を取ったが、今回は、大堀川(手賀沼に西から流れ込む河川)沿いが目的地なので、豊四季ルート(by 東葛人さん)を取ることに。

水元公園には朝から人が一杯で、あちこちでシートを広げたり、飲食物を運んだりして、花見の準備に余念がない。
葛飾橋→新坂川→富士川→坂川→豊四季→大堀川→「今採り農産物直売所・かしわで」。

途中、富士川沿いの小公園(お気に入りの場所)で休憩。

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(携帯画像にて拡大不可)

「今採り農産物直売所・かしわで」は、結論から言えば、実に素晴らしい!
産直野菜だけではなく、肉類もある。
品揃えも豊富だし、すごく新鮮だし、しかも安い。
駐車場も広くて、開店したばかりだというのに、驚くほどたくさんの人々が詰めかけていた。
加えて、私にとっては、「道の駅・しょうなん」よりも5キロほど近いので願ったりかなったりである(往復で39キロだった)。
こんな素晴らしい場所を教えてくれたたすけさんには、心から感謝。

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(携帯画像にて拡大不可)

さて、買いたいものはたくさんあったが、自転車の前カゴに積めるぐらいの物ということで、私が購入したのは・・・、

玄米5キロ
カブ(葉付)
大根(葉付)
ニンジン(葉付)

である。

IMG_1693.jpg

重量にして、7.5キロ。
リュックで運んでいたらかなり大変だったかもしれないが、前カゴに積んだので大して難儀もせずに帰ってきた。
ただ、ニンジンと大根の葉っぱが相当長かったので、自転車の前に「緑の旗」をたなびかせて走っているような格好になった。

帰宅するや、さっそく昼食には、カブとニンジンの葉っぱを利用して、ペペロンチーノ風なパスタ料理を拵えてみた。

IMG_1694.jpg

新鮮な野菜の息吹が、春を丸ごと運んでくれたかのような滋味溢れる味だった。
苦労して、遠くまで買い出しに出かけた甲斐があったというものである。

走行距離:51キロ(外装6段ママチャリ)

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2009.04.04 Sat
花見
♪麗らかな春の日差しが
♪待ちわびた顔に照りつける
♪去年のことを洗い流して
♪思い出にぬりかえる
  (泉谷しげる・曲名失念)

麗らかな春の日とは、今日みたいな日のことを言うのであろう。
暖かな南風。
舞い散る桜。
綿毛のような新緑に縁取りされた木立。

水元公園で葛飾デルタ同盟の花見大会。
スジャさんが買い立て習い立てのヴァイオリンを携えて来る。
私も負けじとギター(高校生の時に購入した35年物)を持ってゆく。
二人で、韓国の第二の国歌にして、韓国民主化運動のシンボル的な歌曲「朝露(アチミスル)」などを熱唱。

花見1 09-04-04_12-38

途中、自転車仲間のたすけさん横山さんたちが「陣中」(?)見舞いにいらしてくれて、大変に嬉しかった。

二次会は、我が家でちょっと飲み直して、近所のラーメン屋で〆。

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次は、花菖蒲かな。

走行距離:7キロ(外装6段ママチャリ)

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2009.04.03 Fri
自転車こいで西東
洗濯を済ませて、ロードバイクで出発。
午前北風、午後南風の予報なので、江戸川サイクリングロードを下流へ。

柴又から篠崎水門の手前までのサイクリングロードがすごく走りやすくなった(堤防工事のため)。
断然広くなった。
以前の倍以上になったろうか。
土手下を走る一般道よりも広いぐらいだ。
しかも、出来たてのほやほやなので路面が滑らか。
走っていて、本当に気持ちがいい。
これで、ジョギング渋滞も起こらないようになると思う。

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(広くなったサイクリングロード)

その後、旧江戸川沿い→葛西臨海公園→荒川サイクリングロード→四ツ木→帰宅。
葛西臨海公園で、持って行った塩むすび2個を頬張る。

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(荒川・対岸にハープ橋)

往きも帰りもほぼ追い風だったので、幸せな50キロの走行だった。

しばらく家で休憩して、新松戸に出かける(ルイガノクロス)。
大学に入学した下の娘と寿司屋で夕食(新松戸の金太郎寿司)。
唐突にも、ポルトガルに交換留学に行きたいと言う。
イタリアにしておけと答えておいた。
また、一日260キロ歩きたいとも。
このぐらいの年齢の人間は何を言い出すか予想が付かない。
一日260キロは、多分、人類史上誰もやったことがないので止めておけと言っておいた。

すると、ギタリストのYさんからメールで、金町で飲もうということ。
娘と別れて、新坂川沿いを飛ばして、金町駅へ(駅前の「太助」)。
近々、北海道に移住する予定のYさんと知人の近況などについて話す。
北海道に移住した暁には、自転車で訪ねるからと約する。

何だか忙しい一日だった。

走行距離:70キロ(ロード+ルイガノクロス)

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2009.04.02 Thu
洗濯の思想~リアディレーラーなど交換
朝方に雨が上がるや、今度は、強い北西の寒風が吹き始めた。
早朝、ベランダで洗濯物を干すも、手がかじかみそうになる。
もう花が咲き始めているというのに、季節の歩みは行きつ戻りつのようである。

やがて9時過ぎに、ベランダの洗濯物を確認したら、強風と日差しのために、もうすっかり乾いているではないか。
これ以上干しておくと、干物になってしまいかねないのでそそくさと取り込む。

ロードバイクのリアディレーラー(後変速機)の分解掃除をしなければと前々から思っていたのだが、なかなか面倒くさくてできなかった。
午前中にやってしまおうと重い腰を上げる。
リアディレーラー廻りをしげしげと見てみると、スプロケット(後輪歯車セット)も大分汚れが激しい。

IMG_1679.jpg
(汚い!)

まずチェーンを切って、ワイヤーボルトゆるめてリアディレーラーを外して、音鳴り(キュルキュル)の原因と思しきプーリー付近をよく観察してみるに、油にまみれた泥やホコリが大量に付着しているではないか。
待てよ、これをこれから洗浄乾燥させて再装着するとなると、かなりの時間がかかるぞ。
それにスプロケも掃除しなければならないし。

そうだ、いっそのこと新品のディレーラーとスプロケに付け替えてしまえば早いではないか。
汚れた部品は、雨の日にでもシコシコと掃除すればよい。
洗濯物と同じ考え方をすればよいのだ。
衣服が汚れれば新しい衣服を着て、汚れた衣服は洗濯して、新しい衣服が汚れれば、洗濯済みの衣服と着替えるというのと同じ発想でもいいじゃないか。
そう考えると、急に心が軽くなった。

押入から、新しいディレーラーとスプロケとチェーンを持ってきて、さっそく作業を始める。
秋に購入したこのロードバイクは、概算約5千キロを走っているので、変速には支障がなかったものの、やはりチェーンは伸びていた。

チェーンを切ったついでに、フロント廻りもよく拭いてやる。
後輪をフレームから外して、リアエンド付近もワックスでよく磨く。
旧スプロケ(ティアグラ9速)をはずして、フリーハブもきれいにしてから新スプロケ(アルテグラ9速)を装着(いずれも、14-25t)。
いやぁ~、ピカピカのスプロケは気持ちがいいなあ~。
身が引き締まる思いがする。

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旧ディレーラー(ティアグラ)を外して、新ディレーラー(105)を装着。
新しいチェーン(HG-73)を通して連結。
そして、変速調整に取りかかる。
完成!

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(綺麗!)

なんだかんだで、1時間以上かかってしまった。
でも、パーツ類を掃除をしてから再装着すれば、さらに2時間はよけいにかかったはず。

後は、試走しながら、変速調整を詰めていけばよい。
さっそく出かける準備をして、水元公園へ。

おお、ずいぶんと桜が咲いてきたぞ。
明後日の花見大会が楽しみだ。

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あらゆる変速パターンを試しながら、走っては降りて、ドライバーで微調整。
10分ぐらいで、ほぼ完璧な変速を得られる。

少し遠くまで走ってみよう。
水元公園桜土手を走って江戸川へ。
土手に上がるとものすごい北風である。
なので、柴又方面(南)に向かって走ってみる。
いやぁ~滑らかですねぇ。
昨日までキュルキュル、シャカシャカとうるさかったリア廻りが非常に静謐になって、滑るように回転する。
「精密機器」という言葉が浮かんでくる。
ディレーラー、スプロケ、チェーンを一新すると、こんなに走りが滑らかになるんだなあ!

柴又公園の先(南)の、つい最近まで工事をしていた区間のサイクリングロードは、ほぼ倍に拡幅されて非常に走りやすくなった(荒川サイクリングロードと同じぐらいの道幅)。
ちょっと踏み込むと簡単に40キロ以上出る。
ただしこれは、私の脚力のせいでも、新機材のせいでもなく、北からの強風のせいだが。

市川橋を渡って、国府台付近を周回して、水元公園に戻る。
新年度に相応しい、新かな充実感である。

これで、私のロードの駆動系はこうなった。

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左クランクとBBとリアディレーラーは105。
右クランクとフロントディレーラーはティアグラ。
スプロケは旧アルテグラ。
ついでだが、ペダルにはトゥークリップを装着(横山さんの影響)。

家に帰って、汗をかいたシャツを脱いで、午前中に洗濯したばかりのシャツに着替える。
新しいお天道様の香りがした。

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走行距離:30キロ(ロード+外装6段ママチャリ)

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2009.04.01 Wed
隅田川・神田川春景~外装6段ママチャリに乗って
朝からカレーを拵える。
晩飯のため。

先日、西新井大師駅近くの知り合い(学校の先輩)の肉屋さんで購入した「コスモ直火焼・カレールー(辛口)」を是非とも食べてみたかったから。



そうそう、その西新井大師駅近くの肉屋さん「ミートショップ・セキヤ」(環七からちょっと入ったところ)についても書き留めておきたい。
その店主たる私の先輩というのは、実は、少林寺拳法の達人で、現在も、母校の少林寺拳法部の学生や、地域の子どもたちに拳法を教えているのだ。
アドマチック天国という番組でも紹介されたことがあるので、もしかしたら、ご存知の方もおられるかもしれない。
下町のお肉屋さんといった風情なんだけど、品揃えはいいし、価格も安め。何と言ってもお薦めは、コロッケ。極上のジャガイモを使っているので、芋の自然の甘みが口中に広がる。

IMG_1663.jpg
(ミートショップ・セキヤ)

ついでに・・・、西新井大師の縁日は、浅草のような白々しい観光地風情ではなく、「本物」の下町の庶民が参集するほのぼのとした雰囲気があって、境内に所狭しと出店する露店(佃煮屋など)がとても良い(ただ、新しく再建された本堂はちょっとなあ~)。

カレーの作り方は、パッケージに書いてあった通りに作ってみた。
さて、夜が楽しみである。

今日は、田舎のお袋が通院のために、順天堂病院(御茶ノ水)に出てくる日なので、付き添いのために出かける。
ここのところ、ほぼ毎週通院して来るので、付き添いがてら、一緒に昼飯を食うのが慣わしになっている。

天気予報は曇りだが、路面も濡れているし、帰りに荷物がありそうな気配なので、外装6段変速のママチャリで出かけることにする。

実は、この外装6段変速のママチャリ、最近購入したものである。
購入した理由は、遠距離の買い物をするため。
去年の暮れあたりから、米と味噌は、手賀沼の道の駅(しょうなん)で買うことにしているのだが、ロードバイクやクロスバイクだと、リュックで背負わなければならないので、腰が痛くなってしまう。
かと言って、普通のママチャリだと、変速機もないので、坂を登るのが大変だし、手賀沼往復約50キロは億劫である。
価格は1万8千円なので、見えない部品は得体の知れない中国製だろうが、意外に使い勝手は良い。



フレームは、心強いことに、ずっしりとしたハイテンション鋼。
ホイールは、700Cで、タイヤは35C。
クランクとチェーンリングとハンドルとシートポストは、アルミ製。
前カゴと後荷台付(鉄製)。
前ギヤ44tで、後は14-16-18-21-24-28tのボスフリー式6速(シマノのターニー)。
前後ともVブレーキ。
重量は、購入時は17.5キロだったが、たまにしか必要のない後の荷台とディレーラーガード(鉄製)を外して1キロ超の減量をした。
いずれは、クロスバイクの(お下がりの)ホイールとタイヤに換装して、後輪もマウンテン系の8速カセットにするつもりである(ブレーキレバーは、既にフジのクロスバイクに付いていたテクトロ製のものに交換済み)。

中川筋からお気に入りの立石を抜け、四ツ木橋を渡って、しばらく6号を爆走して、向島百花園前の公園でしばし休憩。
その後、隅田川にとりついて、桜並木の下をゆっくりと走る。
露店が出ていて、午前中から酒盛りをしている一団がいて、こちらまで、何だか楽しくなってくる。

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(外装6速ママチャリ・隅田川左岸堤)

秋葉原の雑踏を抜けて、湯島天神脇の坂を登りつめてしばらく直進すると、そこはもう順天堂病院前である。
病院の待合室に座りながら、この病院の、いつもながらの「盛況」ぶりに呆れ果てる。

お袋は、検査が長引いて、予定より90分ほど遅れて現れる。
診察結果があまり思わしくなかったようで、今月中旬から検査入院を命じられたとのことで、がっかりしているというより、「怒っている」のが面白かった。

会計を済ませて、入院の予約などして病院を出る。

神田川を渡って、御茶ノ水駅前へ。
精を付けようということで、牛タンの「ねぎし」で遅めの昼食。
テーブルからは、真下には御茶ノ水駅と神田川。
聖橋が白く光っていた。

お袋とは、御茶ノ水の駅頭で別れて、帰りは浅草界隈をゆっくりと走りまわって帰宅。
走行距離は、38キロだが、疲れ方は、ロードで50キロぐらい走った感じである。
でも、まあ、筋トレにもなるからいいかな。

さて、仕込んでおいたカレー。
ヨーグルトと野菜ジュースを少々加え、味を調えて完成。

粉にするときの炒り方に妙があるためか、何だか、香ばしい奥行きが感じられる味である。
基本は、ヨーロピアンだが、舌に残る味わいには、懐かしさもある。
気に入った。

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(墨堤の桜並木)

走行距離:38キロ(外装6段ママチャリ)

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