日々の身辺雑記や考えたことなどを徒然なるままに書き連ねる「断腸亭日録」です。
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断腸亭日録~自転車日記
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2008.12.19 Fri
市川市北西部を走ってみる
本八幡の銀行に用事あり。
フジのクロスバイクで出かけようとするが、後輪のタイヤ(ヴィットリアのザフィーロ28C)に大きな傷があったことを思い出す。

まだ使えそうな気がしなくもなかったが、突起物が狙いすましたようにそこに直撃すれば、一発でパンクするかもしれないので、安全のために付け替えることに。

以前買っておいたパナレーサーのツーキニスト25Cを履かせてみた。
前輪はヴィットリアのザフィーロ28Cのままなので、前輪と後輪のタイヤの銘柄も太さも違ってしまうことになったが、別に構わないだろう。

25C用のチューブがなかったので、23C用のチューブ(ミシュラン・エアーストップ)で間に合わす。
実際走ってみるも、特に違いは分からない・・・。

今日は、本八幡までのいつものルート(江戸川サイクリングロード→国14号)とは違った道を走ってみようと思った。
江戸川サイクリングロード左岸→(短いが急坂あり)里見公園→じゅんさい池緑地→(短いが急坂あり)小塚山公園堀之内貝塚公園→堀之内緑地→国分川沿いに南進して本八幡駅へ

IMG_1524.jpg
(じゅんさい池緑地)

今回は、市川市の地図を持って行ったので、迷いつつも、何とか辿ることができた。
江戸川沿いの国府台の台地周辺(市川市北西部)は、まだまだ自然も残っていて、走っていて気持ちがよい。

IMG_1526.jpg
(堀之内貝塚公園内の市川考古博物館

帰りは、真間川と平行し住宅街をて東西に走っている道を西進して江戸川サイクリングロード経由で帰る。

IMG_1525.jpg

走行距離:42キロ(フジクロス)
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2008.12.17 Wed
豚のレバ刺はウマイ!
夕方、金町駅近くの「大力酒蔵」で飲む。

「大力酒蔵」は、まあ、一言で言えば、焼肉居酒屋ということになろう。
兄弟店らしき所が、亀有にもあるが、こちらの方は、まだ入ったことがない。

14,5席ののカウンターとテーブル2卓の小さな店だが、店内に入るやそのもうもうたる煙に圧倒されるであろう。
客は、ほとんどが常連客で、いつ行っても同じ顔ぶれの楽しい下町のオジサンたちが気炎を上げている。

常磐線(及び京成線)沿線は、モツ焼き優良店が犇めいているが、その中心は、金町ではないかと思う。
とりわけ、南口の京成線の踏切を渡って国6号まで通じる細道(通称:モツ焼き街道)は、モツ焼き居酒屋のメッカであるが、それ以外にも、この「大力酒蔵」や「ブーちゃん」のような、普通では考えられないぐらいレベルが高くしかもと安い店が多いのである。
だから、新規に参入してくる焼き肉屋は、こうした地元の居酒屋との戦いに破れて、半年もすると撤退するのやむなきに至る。

モツ焼き居酒屋の善し悪しを判断するポイントは、私に言わせれば、レバ刺の新鮮さの一点にかかっている。

IMG_1520.jpg

この種の店の「レバ刺」と言えば、牛ではなく豚のレバーである。
えっ、豚のレバーって、生でも食べられるの?と思う方もいるかもしれないが、もちろん、大丈夫です。
大丈夫などころか、牛のレバーよりも遙かに美味しいと、私は信じて疑わない。

話を戻すが、新鮮な豚のレバ刺を出せるような店は、他の部位も当然新鮮だと踏んでもよいのである。

また、いわゆる「ボール」(「酎ハイ」の原型)が置いてあれば、言うこと無しである。

たらふく食べて、大いに飲んで、大満足であった。

IMG_1522.jpg

走行距離:3キロ(ママチャリ)

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2008.12.14 Sun
ありうべき自転車を求めて(TASUKE I プロジェクトに参加)
5時起床。

夕べは、たっぷり飲んで心の底から楽しかったので、すこぶる快眠できて、爽快な気分で起床。
ところが、外を見ると、雨が降りしきっているではないか。

今日は、ありうべき自転車を求めて自作自転車を作ってしまおうという×24さんやたすけさんたち主催の自転車試乗会の日であるというのに。

雨天順延と聞いていたので、もうてっきり中止だと思って、そう言えば、フジクロスの後のタイヤに大きな傷があったので、そのタイヤの交換やら、リアディレーラーの掃除やらをするとするかなどと思いつつ、x24さんのページを再確認すると、雨でも決行との書き込みが・・・。

刹那、眼を疑ったが、思い起こせば、こちらが勝手に中止と決めてかかっていただけで、お知らせのどこにもそうは書いていないことに気がつき、そそくさと雨合羽を着込んで、ママチャリ内装三段に飛び乗って、集合場所の水元公園メタセコイアの森に向かう。

結構な本降りで、ほんの1キロほどを走っただけで、軍手がびしゃびしゃになる。
雨の日は、やっぱりゴム手袋のようなものがいいのかなあ。
今度、適当な物を探さなくては・・・。

メタセコイヤの森に行ってみたが、人影はなく、あれ、おかしいなぁと思いつつ、あたりを一周して戻ってみると、×24さんが、雨降りしきるメタセコイヤの森の中、何喰わぬ顔で端然と佇んでおられた。

挨拶を交わし、話をする間もなく、森の向こうの林間にロードバイクの影が見える。
こちらから手を振ると、颯爽と横山さんが現れる。

われわれ3人は、雨宿りできるところで既に待機しているたすけさんと西宮さんのもとへ移動して合流。
今日の参加者は、総勢5名であった。

IMG_1516.jpg

×24さんの概要説明の後、さっそくに三台の自転車の試乗会が始まった。
私が一番驚いたのは、リカンベントというタイプの自転車で、本来は、腰よりも下にあるべきペダルやクランクが前方にあって、しかも、背もたれつきのサドル(というのかなあ)がリクライニングシートを倒したような角度で付いていて、ほぼ仰向けになって空を見上げるような姿勢で乗車するのである。

IMG_1517.jpg
(リカンベント:仰向乗車式自転車)

漕ぎだしのバランスを保つのがやや難しいのと、ハンドルを切るときに膝がぶつかりそうになるので、慣れないと乗りにくいかもしれないが、前方からの投影面積が極端に少ないため、空気抵抗を極限まで軽減できるという利点は魅力的である。
私は初めて乗ったので、よちよち歩きのようなものだったが、乗り慣れているたすけさんなどは、気持ちがいい、気持ちがいいを連発しながら、すいすいと走っておられたのだから、慣れれば、きっと快適爽快至極な乗り物であるに違いない。

みなでひとしきり自転車を乗り回した末に、身体も冷えてきたし、腹も減ってきたので、園内の食堂「涼亭」で、早めの昼食を取る。
食後、このプロジェクトについての議論が行われた。
私は、まだ、その詳細が分からなかったので、皆さんの発言から、多くのことを学ばせてもらった。
われわれのどん詰まりの社会を、「自転車という方角」から見つめ直したとき、どんな社会が見えてくるか、しかもなお、そのときに現れるべき自転車はどんな自転車であるべきかということをめぐる議論であった。

さて、これからどうしよう・・・。
折からの雨でもあるし、今後の当プロジェクトを推進するために、東葛は野田付近に絶好の「秘密基地」候補があるので、これから偵察しに行こうということになった。

自転車を私のアパートに置いて、たすけさんの車に乗って、件の醤油の街へ向かう。

それは、林道風な小径を辿った末の奥まった地所にあった。
「秘密」基地となるべきものなので、ここではその実体を明かすことはできないが、たとえその「秘密」が明かされてもなお、「秘密基地」であるような雰囲気を持った場所であった。

この発見に、一同有頂天気味で、あたりの探索をする。
森林と荒地と住宅地がせめぎ合うような地域で、何だか不思議な所だなあという感じかな。

再び、水元公園に戻った頃には、青空が顔を出して、美しい夕陽が水辺の木々を照らしていた。

またまた、「涼亭」に入ってコーヒーを飲みながら、雑談を楽しむ(ゆるさんも現る)。

IMG_1519.jpg

最後は、今日の〆に、みんなで水元公園を一周。

私は、変わり者だと言われることが多いが、私よりも変わり者がいたことが嬉しかった。
世の中を変えていくのが、変わり者に与えられた使命である。

IMG_1515.jpg

走行距離:7キロ(ママチャリ内装三段)

自転車    Comment(8)   TrackBack(0)   Top↑

2008.12.13 Sat
おでん大会(デルタ同盟忘年会)
今日は、昼下がりから葛飾デルタ同盟定例の忘年会(おでん大会)なので、午前中、ちょっとだけ走っておこうと思い、ロードに乗って出かける。

と言っても、松戸や三郷界隈(大場川筋を探索中)をうろうろして、水元公園を周回しただけ(約14キロ)。

昼ご飯(夕べの残りの豚肉のステーキと野菜炒め)を食べて、ママチャリ(変速無し)に、おでん、焼酎、タンドリーチキン、カセットコンロなどを積み込んで出発。
亀有経由(中川橋を渡る→アリオ前から曳舟川[葛西用水]通り→お花茶屋駅→宝町あたりを京成本線と平行して通る道→堀切菖蒲園)で、Binさん宅に到着。
水元から堀切に出るには、結局、このルートが一番よいようである。

久しぶりに同盟のほぼ全メンバーが集まる。
今回は、新メンバーのGさんも参加。

IMG_1498.jpg

一番遠くからきたBさんは、何と今回も、九州からのお出ましである。

冒頭、Bさんの同盟への多大な貢献を顕彰すべく、賞状が授与され、デルタ同盟「九州総督」が任ぜられることに。

賞状2
(賞状)

大鍋2個に盛られたおでん。
鶏手羽の煮物。
静岡風というか宇都宮風というか、焼きそば。
タンドリーチキン。
その他(お新香など)。
もちろん、焼酎やウイスキーやビールがテーブルの上に林立状態。

IMG_1499.jpg

談論風発な宴会が始まって、途中、やはり定例のBさん+Sさんライブ。
いやぁ~、Bさんの「生活の柄」は、いつ聞いても心に染みるなあ~。

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IMG_1511.jpg

さんざん、飲んでしゃべって食べて、私は途中、前後不覚になって、しばらく休眠。

本当に楽しい忘年会だった。

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走行距離:28キロ(ロード+ママチャリ)

身辺雑記    Comment(2)   TrackBack(0)   Top↑

2008.12.12 Fri
大堀川で鮭の遡上を見る
穏やかな初冬の休日。

思えば、あと一週間あまりで冬至。
少しでも日が長くなるのが待ち遠しい今日この頃である。

朝からてきぱきと、食事・入浴・洗濯等を済ませて、ロードバイクで出発。

今日の目的は四つ。
1.松戸(松飛台)のマブチモーター本社付近から大町自然公園(市川市)までのルートを復習する
2.串崎新田交差点(松戸市)から新京成線北初富駅付近までの国464号の抜け道(約1.5キロ)を復習する
3.マブチモーター本社付近から手賀沼への、東葛人さんに教えてもらった抜け道を発見し覚える
4.東葛人さんが、数日前のブログに書いておられた大堀川の鮭の遡上をkこの目で見る

結果から言えば、3は途中で全然道が分からなくなって、結局、県8号をトラックに追い立てられながら手賀沼まで走ることになったが、それ以外の1,2,4は、目的を果たすことができた。

1のルートは、木々に取り囲まれるような小道が素晴らしかった。

IMG_1482.jpg

大町自然公園で、コンビニで買ったお握りとサンドイッチを食べる。

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さて、松戸の松飛台付近から手賀沼に抜ける複雑なルートは、途中までは辿ることはできたのだが、結局、自分が走っている所がどこなのかさえ分からなくなり、既に書いたように、県8号(船橋我孫子線)を北上して手賀沼までたどり着いた。

IMG_1487.jpg
(手賀沼に架かる最大の橋・手賀大橋・県8号)

今日は、リュックを持って行ったので、「道の駅・しょうなん」の産直野菜市場でニンジンを買う。
それにしても、この市場、良質で、しかも、すごく安いです!
今度は、味噌やお米を買おう。

さて、今日の最大の目的である大堀川の鮭を見るべく、手賀沼サイクリングロード(南岸)を西進する。

手賀沼は、(たぶん)、大きな意味では利根川の支流で、手賀川となって利根川に注ぎ込んでいるのだが、沼の西側から、つまり上流から沼に注ぎ込んでいる河川の一つが、大堀川である。

大堀川沿いは綺麗に公園化され、遊歩道がついている。
最近の私は、大抵、松戸や流山あたりを新坂川沿いに北上し、東武線豊四季駅あたりからこの大堀川を辿りながら手賀沼に出る。
東葛人さんから教えてもらったルートである。

あんまりにも気持ちがよいので、大堀川の土手に座ってしばらく休憩。

IMG_1488.jpg

さらに川を数キロ遡ると、その小さな橋(新堤橋)に到着した。
今日も、鮭がいるらしく、既に数人の人が橋の上から川面をのぞき込んでいる。

IMG_1494.jpg

お~、いるいる。
全部で6尾ほど。
見まごうことなく、これは鮭である。
年末のアメヤ横町で売られている鮭よりはやや小型で、4,50センチといったところか。
鯉よりも細身だし、また側面に縞模様があるなので、見間違えることはない。
上流の方に頭を向けて、ゆらゆらと身体をくねらせている。

IMG_1490.jpg

以前、10月頃北海道に行ったときに川を遡上する大量の鮭を見たことがあるが、関東の河川で、泳いでいる鮭を見たのは、これが初めてで、感動のあまり、膝のあたりががくがくするのを感じた。
このあたり、水深は50センチぐらいであろうか。

橋の下流は、以下のようになっている。

IMG_1492.jpg

つまり、この橋のすぐ上流には、浄化用の堰が設けられているので、鮭たちはこれ以上遡上することができないので、ここで産卵するべく滞留しているようである。

因みに、この橋の下流は、こんな感じである。

IMG_1493.jpg

意外かもしれないが、以上二枚の写真から分かるとおり、上流よりも下流の方が流れが細くなっている。

2尾の鮭、多分、雌雄であろうが、協同で懸命に産卵行為を繰り返している。

IMG_1491.jpg

上掲の写真の右の鮭は、背びれや尾びれが白くなっているが、これは、川底を身体で「掃き清める」行為のために肌が擦り剥けてしまっているのだ。

私は、昼下がりの陽光に照らされて光る川面をしばらくじっと見つめていた。

この鮭たちは、銚子の利根川河口からここまでの約100キロを遡ってきたわけだ。
途中、天敵らしい天敵はいないものの、多分、ほとんど飲まず食わずでこの住宅街を流れる川の上流にたどり着き、最後の時をむかえようとしている・・・。

しかも、彼らは、本来遡るべき場所を間違えてここにきてしまったわけで、彼らの気の遠くなるような生物としての営みに感動を覚えはするものの、こんな環境にしてしまった張本人である人間として限りない恥ずかしさも覚えて、何だかやるせない気分になった。

帰途、自転車を漕ぎながら、たぶん、2千年ほど前には、縄文人たちが嬉々として大堀川で鮭を捕っていた情景を思い描く。
そんな縄文人が羨ましくて仕方なかった。

IMG_1484.jpg

走行距離:68キロ(ロード)

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2008.12.11 Thu
都心は疲れる
昨日とは打って変わって、今日は麗らかな快晴。

自転車に乗って元気よく出かける。

今日は、結構忙しい。
まず、駿河台(千代田区)の職場に寄ってから、有楽町で用事をたして、永福(杉並区)の職場に行かなくてはならないからだ。
距離が長くなるからロードバイクで行っちゃおかなとも思ったが、信号だらけでストップアンドゴーの多い街中を走るのには、やはり、フラットバーハンドルのクロスの方が断然楽なので、フジのクロスバイクで出かけた。

駿河台で用事を済ませて、内堀通りを走って有楽町へ。
有楽町ビックカメラに寄る。
以前は、電機屋に行くのが楽しみだったけど、最近は興味を失ってしまい、何を見ても、あまり面白くない。

旧江戸城の内堀を右回りに廻って、千鳥ヶ淵を通り、三宅坂から青山通りに出る。

途中、いつ見ても美しい江戸城界隈の写真を何枚か撮った。

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運転の下手(というより自分勝手)なタクシー(特に交差点付近では挙動不審な走行)に悩まされながら青山通りを走って、東京で一番猥雑でつまらない表参道の所で右折する。
青山通りと表参道は、空気も悪いし、車も歩行者もマナーが悪く、何回走っても慣れることはない。
地獄の国6号の方がマシかもしれない。
もう2度とこのルートは取るまい。
表参道から井の頭通りに出て、代々木公園を右に見ながら走る道だけはやや快適だ。

帰りは、甲州街道筋のお気に入りのラーメン屋(「神戸ラーメン」)でラーメンを食べて、いつもの靖国通り経由のルートを取る。
やはり、これが一番いいみたい。

それにしても、都心を走ると疲れるっ!

走行距離:65キロ(フジクロス)

自転車    Comment(2)   TrackBack(0)   Top↑

2008.12.09 Tue
墨堤散歩
今日の予報は、曇り後雨。
仕事が終わるのは18時なので、帰りは確実に雨である。

いやだなぁ~。
自転車通勤にとって、暑い寒いより嫌なのは、何と言っても、「雨」。
それでも、鉄道に乗るよりはマシなので、最近は、どんな雨でも自転車で通うことになる。

幸いに午前中は大丈夫なようなので、せめて往きだけでも通勤路を楽しもうと、ルイガノのクロスバイクに乗って一時間ほどほど早めに出かける。

ルイガノのクロスバイクは、内装8段(シマノ・インター8)で、泥よけ付。
タイヤは、太めの28C(パナレーサー・ツーキニスト)を履かせてある。
現在は、雨の日の通勤車という役割を担っている。
内装変速機は、重量があって嫌われるけど、雨の日に走っても、ほとんどメンテが不要なのでありがたい。
前輪にハブダイナモが装備されているのも、雨の日に光量のあるライトが前方を照らしてくれるのも重宝である。

ルイガノには、最近までヴィットリアのザフィーロ28Cを着けていたのだが、このタイヤ、晴れの日には問題ないのだが、雨の日に走ってみたら滑るは滑る。
ちょっと曲がる時に後輪が、1メートルぐらい横滑りするのは当たり前。
しかも、職場に着いたときには前輪がパンク。
雨に弱いタイヤであることをしみじみと思い知った。
で、ヴィットリアのザフィーロ28Cは、晴れの日通勤用のフジのクロスバイクに着けて使っている。

これまで使ってきたタイヤで、私のお気に入りは、ヴィットリアのルビノプロ(23Cと25C)、パナレーサー・ツーキニスト(25Cと28C)である。
前者は軽量(200グラム強)だし、パンクにも強くグリップも良いので、主としてロードバイクで使用(連泊の場合は低気圧でも大丈夫な25C。普段は23C)。
パナレーサー・ツーキニストは、重量は中級(350グラム強)だが、とにかく強靱なタイヤで、雨中走行も実に安定している。

と言うわけで、帰りに備えてリュックに雨合羽などを詰め込んで出発だ。

四ツ木橋を渡って国6号を突っ走り、東向島近辺で横道に入って、向島百花園前の公園で、コンビニのお握り2個を頬張る。
その後、言問団子の所で、隅田川土手に上がる。

隅田公園(左岸)はしょっちゅう通るけど、左側に見える公園には立ち寄ったことがなかったので、面倒だが、土手を降りて横断歩道を渡る。

園内に入るや、木立の向こうに池が見えた。
ははぁ~、なかなかよさそうだと思って、自転車から降りて押して歩く。
なるほど、立派な庭園である。
園内の説明板を読んでみると、もともとは、水戸藩の下屋敷だった所だという。

IMG_1471.jpg

静かな池の水面には、のんびりと水鳥が遊んでいる。

IMG_1472.jpg

その向こうには、ビルが見えてそれはそれとして面白い風景だが、頭上では首都高を走る車の爆音が何とも情けない。

さらに堤沿いに南下すると、勝海舟の銅像と関西系ビール会社のビルが眼前にそびえ立つ。
勝海舟は右手をあげて南の方角を指さしているのだが、そのすぐ先にビール会社のビルがあるので、まるで、その会社の銘柄のビールを推奨しているかのようで、いささか鼻白む。

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ビール会社ビルの裏手に回って見ると、いつもは対岸から見ているビル屋上の金色のオブジェ(通称:ゴジラのうんこ)を逆方向から眺めることができた。

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このビルができた当初は、こんな悪趣味なデザインのオブジェを浅草に作ったことに強い不快感を覚えたのだが、慣れとは恐ろしいもので、何回も見せられると浅草の付属物のように思えてくる。
肥溜の臭いも慣れれば気にならなくなるのと似ているのかもしれない。

こうして充実した通勤を楽しむことができたものの、帰りは、予想通りの雨。
冬の雨は、寒くて切ない。

でも、雨に霞む車のバックライトを見ながらペダルを漕いでいると、何とも言えない嬉しさがこみ上げてきて、前輪のタイヤが蹴散らす雨滴が楽しげなネオンサインのように見えた。

IMG_1473.jpg


走行距離:36キロ(ルイガノクロス)

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2008.12.07 Sun
自転車徘徊老人の優雅な一日
4時半起床。

PCの前でいろいろとごそごそやりながら、夜が明けるのを待つ。

ここ数日、あまり自転車に乗っていないので、禁断症状が出ている。
予報によると、冬らしい快晴ということなので少し遠出をしてみたいと思うものの、「川越」などの地名が浮かんでは消えるが、走りたい気持ちばかりが先行して一向に行き先が定まらない。

そそくさと腹を作って、レーシングタイツを履いて身繕いをして、お茶を焼酎用プラスティック製ワンカップ(冬は余り水分を必要としないのでこれを利用している)に詰めて、空気圧を調整して(23Cの場合、最近は、7.5気圧にしている)、ロードバイクに乗っていざ出発!

ウォームアップに、水元公園を一周。
いや~、すごく寒い。
特に、手と耳が切れるようである。
薄手の軍手をはめていたのだが、サドルバッグに予備として入れておいた厚手の軍手に付け替える。

水元公園桜土手を走って、江戸川の土手に上がる。
対岸には、新しい太陽が黄金色に輝き、目を塞ぎたいぐらいに眩しい。

う~ん、北風なんで、取りあえず、葛西臨海公園でも行ってみるか。
南に進路を取る。
柴又公園まで走ったところでトイレ。
冬に自転車に乗っていると、冷えるのかすぐトイレに行きたくなるのだ。
トイレに行って、顔を洗う。

そう、自転車で出かけるときは、通りすがりの最初の公園の水道で顔を洗うのが慣わしである。
家の洗面所で顔を洗うより、およそ15倍ぐらい気持ちがいいからだ。
とはいえ、家では滅多に顔を洗わないのだが・・・。

再び、江戸川サイクリングロード(西岸)を走り出して右の方を見ると、朝日に映し出されるように、雪を被った富士山がくっきりと見えるではないか。
そうだ、この先で市川橋を渡って、国府台に行ってみよう。
国府台下の土手からは、よく富士が望めるからだ。

市川橋を渡って、北進すると、途端に向かい風になって、速度が落ちる。
国府台下の土手からは、案の定、富士が「遮蔽物」なしによく見えた。

IMG_1451.jpg
(国府台より富士を望む)

富士の写真を撮ると、何だか急に葛西臨海公園に行く気がしなくなった。
だって、昨日まで伊豆に行ってたんだし、思い出してみれば、海は存分に見たわけだし。

急に、手賀沼に行きたくなった。
手賀沼の朝ぼらけの風景が見たくなった。

風に逆らって、下ハンドルを握って、江戸川を北進。
ただ、手賀沼まで走るとすれば腹が持たないので、松戸の100円ローソンに寄って、最近お気に入りの漬け鮪のお握りなどを買い込む。
ついでに、耳が凍り付きそうなので、毛糸の帽子(税込105円)を買って、ヘルメットの中に被る。
ただ、今日は迂闊にも(自転車用)眼鏡を忘れたので、滂沱の走行になる。

その後は、ほぼ東葛人さんの豊四季ルートを辿ることに。

富士川まで来たところで、またトイレに行きたくなったし、空腹も覚えたので公園で休憩。
お握りを食べて、お茶を飲む。
ついでに、新坂川沿いの100円自販機で買ったコーヒーも飲む。

IMG_1452.jpg

上の写真の案内板は、その富士川沿いの公園の一角にあるものだが、この手の看板の地図としてはすこぶる出来がよい。
しげしげと見ていると、いろんな発見があった。

いつもは、富士川沿いに走るのだが、この地図に従って、台地の道に上がってみた。

IMG_1453.jpg

林道のような舗装路を抜けると、「前ヶ崎城跡」に出る。
立派な説明板を読むと、戦国時代(16世紀後半)の出城跡だという。
前ヶ「崎」という地名から分かるように、台地の尖った突端が谷を前に突き出した地形である(古地名は、聞いただけで地形が分かるので大変に便利である。無碍に地名を変えないでほしいものだ)。
周囲は、富士川と坂川を擁する谷になっていて、これが天然の壕の役目を担っていると同時に、江戸川からの水運にも便利だったはずである。

IMG_1455.jpg

自転車を担いで城跡に上がってみる。
途中、すれ違った散歩中の老婦人(75歳ぐらいか)から話しかけられる。
自転車を持って登っているのにびっくりしたという。
二言三言話を交わしたあと、お別れを挨拶をする。

別れ際に、「元気の素ですね。転ばないようにお気をつけていらっしゃい」と言われた。
またまた自転車徘徊老人と間違われたのかもしれない(いや、図星だったりして・・・)。

転ぶほど大した坂ではないが、登ってみると、いかにも城跡ふうに、切り開かれた空き地があった。

IMG_1454.jpg
(前ヶ崎城跡)

空堀もあって、一応、城跡らしいが、多分、「前哨基地」という位置づけのものであろう。
百の軍勢なら1時間もあれば攻め落とせるような小規模な出城跡だと思う(私なら、城下を包囲し、台地の付け根から主力を繰り出して攻めるであろう)。

約450年前の城跡を散策して大満足の私は、この後、気持ちのよい大堀川沿いに手賀沼に出る。
私の大好きな「道の駅・しょうなん」に到着して、ここをもって、午前中の目的地としようと思った。
本当は、利根川まで出て、印旛沼経由で帰りたいと思ったが、昼飯までに帰れなくなるので諦める。

道の駅・しょうなんに到着して、また、しまった!と思う。
ここは、周辺の農家からきわめて良質安価な農産物が集まって、休日にはそれを求めて車で多くの人がやって来る。
前回、ここに来たとき、今度は必ずリュックを背負って来ようと思ったのだが、すっかり忘れてしまって、ヒップポーチ一つを着けて来てしまった。

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(道の駅・しょうなんの農産物市)

腹が減っていたので、肉まん(美味しかった)を頬張って、ヒップポーチにも収まる手賀沼名産の「白樺派のカレー」(レトルト)を二つ買って帰路に着く。
白樺派のカレーとは、手賀沼が志賀直哉をはじめとする白樺派の中心メンバーのメッカだった頃、私の私淑する柳宗悦の婦人が、バーナード・リーチの助言のもとあみだしたカレーのことである。

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帰りは、大堀川沿いの遊歩道が未舗装になるところまで西進して、方角だけを頼りに江戸川を目指し、流山橋の少し上流から江戸川サイクリングロードを下って、ずっと富士の峰を右に見ながら帰宅。

IMG_1458.jpg
(江戸川)

帰宅すると、呑ちゃんが洗濯などが終わらせたところだったので、お握りやサンドイッチなどを持って水元公園の遅めの紅葉狩りに出かける(ママチャリ内装3段)。

毎日のように訪れている水元公園だが、もう晩秋というには冬に食い込みすぎている。
撮影した写真の何枚かをここに貼り付けておこう。

IMG_1459.jpg

IMG_1464.jpg

IMG_1463.jpg

いや~、何百回来ても、水元公園は素晴らしい。

一端帰宅して、5分ほど休んで、再度、ロードでお出かけ。
特に行く当てはなかったが、三郷界隈をうろうろ。
前から気になっていた、大場川の屋根付きの橋の写真を撮る。

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(名付けて、「三郷郡の橋」?)

暗くなる前に家に戻る。
ラグビー早明戦、明治が勝ったということを知って、ちょっと驚く。
おいおい、じゃあ、筑波や帝京に負けるんじゃないよ、と半分嬉しく、半分腹が立つ。

伊豆から買い込んできた鯖の文化干しと鯵の開きで、丼飯を3杯食べる。
実に有意義な一日だった。

走行距離:89キロ(ロード+内装三段ママチャリ)

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2008.12.06 Sat
伊豆礼賛
一泊で伊豆の伊東に行ってきた。

今年の3月、伊東の手前の網代まで自転車で行ったときは、自転車を始めて間もなかっただけにすこぶる大変だった。
小田原までは、国6号→国15号→国1号でどうにかたどり着いたものの、早川から伊豆半島に入るや、地獄のように繰り返す激しいアップダウンに苦しんだ。
「口から心臓が飛び出す」という表現が単なる比喩ではないことも、そのときに身に染みて知った。
真鶴道路は、まさに絶景ではあるが、激しい交通量と急傾斜のため、ただひたすら前輪のタイヤを見つめつつこぎ続けるほかはなかった。

しかし、今回は電車(電動式汽車)の旅なので、安気な旅。
温泉と美味しい海の幸をを恣(ほしいまま)に堪能できた。

伊東のY館では、溢れんばかりの山海の馳走に舌鼓。

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その庭にも溜息をついた。

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酒池肉林(この語の誤用に注意)の合間には、大地の蜜乳のように地中から湧き出る温泉に浸かる。

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しばし至福の時を過ごす。

伊東を散歩。
散歩しながら、伊豆半島とは何だったのかを考えた。

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関東と関西を隔てる壮大な壁。
そうだろう。
箱根越えに象徴される障壁としての伊豆半島の存在は、日本の歴史のなかで、深い意味合いを帯びている。
頼朝が「島流し」にされた先は、地理学的には「島」ではなかった伊豆半島であった。
地理学的には「島」ではないが、地政学的には、徹頭徹尾、島だったのである。
その島から飛び出して、関八州を歴史の表舞台として前景化させた鎌倉幕府であったが、江戸が列島の中心になるにはさらに500年の歳月を要した。
この500年の醸成を強いたのも、また、伊豆半島ではなかったか。

変な循環論になった。

伊豆半島を思うとき、畿内にとっての紀伊半島を連想する。
都人にとっては、想像を絶する、不可解な自然の世界が、塊になって海に突き出している。
文化の果てにして、憧れの地。

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(伊東湾より初島を望む)

帰りの列車の中から、真鶴の青い海を見ながら、来年こそ、自転車で箱根を越えてやろうと思う。

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(シチリア島の風景を思わせる海岸線)

二日間の走行距離:2キロ(金町駅往復・ママチャリ)

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2008.12.01 Mon
本八幡異聞
本八幡の銀行と役所に所用ありて市川方面へ。

水元公園→江戸川サイクリングロード→市川橋→国14号(千葉街道)→本八幡。
今日は、なぜか道が空いていて走りやすい。

あっという間に本八幡に到着して、銀行・役所の用事を済ませる。

あまり時間がなかったが、葛飾八幡宮(9世紀末創建)へ寄ってみることに。
葛飾八幡宮という名から、葛飾区にあってもよさそうなものだが、さにあらず。

奈良時代に(下総国)葛飾郡が置かれた頃のその「葛飾」の示す領域は実に広大で、現在の東京の東部、千葉県の北西部、埼玉県南部、茨城県の西部まで含んでいたのだが、その中心地は、何と、下総国分寺や国府などのクニの重要施設が置かれていた現在の市川市だった。

私が今日走った国道14号が、実は、当時の東海道(古東海道)にあたり、上方から東下する都人は、三浦半島から東京湾を渡って内房に上陸。
その後上総国分寺あたりを経由して湾岸を北上して、ほぼ、現在の千葉街道沿いに市川の国府台(こうのだい)あたりにやって来たと見られている。

そう言えば、時代は下るが、源頼朝が伊豆で挙兵し、石橋山の戦いで惨敗して、わずか12騎を伴って船で安房に逃れ、その後、上記と同様のルートで北上したのも、敗残の末に、奇抜な逃走ルートを選ばなければならかったからではなく、中世になってもなお、このルートがむしろ「大幹線」であったからにほかならない。

その頼朝が、葛飾の地に入って平家を討伐すべく祈願した社が、この市川市の古東海道沿いにあった葛飾八幡宮だったことも、よく知られている。
もちろん、現在の「本八幡」の地名も、この神社に由来する。

自転車に乗って鳥居をくぐると、色づいた銀杏を添えた朱色の門が見える。

IMG_1399.jpg
(内側から撮影したもの)

さらに門をくぐって神殿の方をのぞき見ると、巨大な火柱のようなものが目に入った。
一瞬目を疑ったが、もちろん、炎であるはずはなく、見上げるような大銀杏であった。

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大急ぎで形だけのお参りだけして大銀杏の下に寄ってみた。

IMG_1403.jpg

石碑があって、「天然物千年公孫樹(イチョウ)」と彫られていた。
樹齢、推定1200年とも言われる大銀杏である。
幹が幾重にも折り重なるようになっていて、蝋燭のロウがしたたっているようにで、いささか奇怪でもある。

IMG_1402.jpg

後で調べてみると、この樹は江戸時代から既に有名で、『江戸名所図会』にも描かれていた。

katusikahati.jpg
(クリックで拡大)

この絵を見ると中央左の一段と高く聳える樹木がこれである。
ついでに、この絵の左下から斜めに伸びる大通りが、現在の国14号で、その通り沿いの鳥居があるところが参道の始まりである(現在の参道は京成線によって無惨にも分断されているが)。

また、絵の右下端には、今も保存されている「八幡不知森(やわたのやぶしらず)」が描かれている。
将門伝説と関係づけられることも多いこの八幡不知森についても、思いをはせてみたいが、今は、私の力に余るので、今後の課題としたい。

yabushirazu1_1.jpg
(現在の八幡不知森)

帰り道、国府台の常緑樹の森を右に見ながら、江戸川サイクリングロードを走った。
そう言えば、戊辰当時、江戸に進軍してきた西軍(官軍)は、一時、この国府台に新都の中心を置こうという案を持っていたという説を思い出した。

奈良時代の制度(太政官制など)を無理矢理復活させることに腐心した明治政府だからして、奈良時代の関東の中心地であった市川の国府台に都を置こうと考えたとしても、あながち不思議なことではないかもしれないと思いながらペダルを漕いだ。

走行距離:34キロ(フジクロス+ロード)

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